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【SMART5大学】理系・学費比較「上智・明治・青学・立教・東京理科大」4年間でかかるお金はいくらか

LIMO / 2022年5月16日 4時50分

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【SMART5大学】理系・学費比較「上智・明治・青学・立教・東京理科大」4年間でかかるお金はいくらか

子育て費用・教育費研究シリーズ

お子さんの教育費をトータルで考えたとき、もっとも負担が大きいのが「大学進学」にかかる費用ではないでしょうか。

乳幼児の頃から、学資保険などを活用して準備を進めてこられた方も多かったはず。

ところが、超低金利状態が続くいま、学資保険の返戻率も低下しています。10年から20年の長期間かけて準備しても、資金はほとんど育たない……。親にとっては厳しい時代といえるでしょう。

LIMO編集部では「大学の学費」にフォーカスしていきます。

今回はその頭文字から「SMART」と称するグループ呼称も登場した、上智大学理工学部(S)・明治大学理工学部(M)・青山学院大学理工学部(A)・立教大学理学部(R)・東京理科大学理工学部(T)を4年間で卒業した場合に必要な学費について、各大学の開示データを基に比較していきます(※編集部注)。

【※参考記事】早慶上智の法学部。4年間の学費が一番高いのはどこか【学費比較】(https://limo.media/articles/-/28510)

【SMART】上智大学・理工学部「4年間の学費はいくら?」

上智大学(Sophia University)の理工学部は、物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科の3学科で構成されています。

初年度納付金:181万4650円

2年次:159万2000円

3年次:159万2000円

4年次:159万2000円

上智大学・理工学部「4年間の学費合計」

659万650円

【SMART】明治大学・理工学部「4年間の学費はいくら?」

明治大学の理工学部は、電気電子生命学科、機械工学科、機械情報工学科、建築学科、応用科学科、情報科学科、数学科、物理学科の8学科で構成されています。

初年度納付金:179万1000円(数学科)・181万1000円(数学科以外)

2年次:159万6000円(数学科)・数学科以外161万6000円(数学科以外)

3年次:160万1000円(数学科)・数学科以外162万1000円(数学科以外)

4年次:163万6000円(数学科)・数学科以外165万6000円(数学科以外)

明治大学・理工学部「4年間の学費合計」

662万4000円(数学科)・670万4000円(数学科以外)

【SMART】青山学院大学・理工学部「4年間の学費はいくら?」

青山学院大学理工学部は、物理科学科、数理サイエンス学科、物理・数理学科(※)、化学・生命科学科、電気電子工学科、機械創造工学科、経営システム工学科、情報テクノロジー学科の8学科で構成されています。

※物理・数理学科は2021年度より募集停止

初年度納付金:190万6000円

2年次:168万2000円

3年次:168万8000円

4年次:169万4000円

青山学院大学・理工学部「4年間の学費合計」

697万円

【SMART】立教大学・理学部「4年間の学費はいくら?」

立教大学理学部は、数学科、物理学科、化学科、生命理学科の4つの学科から構成されています。

初年度納付金:175万1500円~182万1500円

2年次:155万1500円~163万1500円

3年次:155万1500円~163万1500円

4年次:155万1500円~163万1500円

立教大学・理学部「4年間の学費合計」

640万6000円~671万6000円

※履修内容に応じて実験・実習費が不要となるケースや、加えて徴収となるケースがある。

【SMART】東京理科大学・理工学部「4年間の学費はいくら?」

東京理科大学の理工学部は、数学科、物理学科、情報科学科、応用生物科学科、建築学科、先端化学科、電気電子情報工学科、経営工学科、機械工学科、土木工学科の10学科から構成されています。

初年度納付金:159万5000円~167万7000円

2年次:129万5000円~137万7000円

3年次:129万5000円~137万7000円

4年次:129万5000円~137万7000円

東京理科大学・理工学部「4年間の学費合計」

548万円~580万8000円

【SMART】理系・学費比較「上智・明治・青学・立教・東京理科大」4年間の学費はどのくらい?

上智大学理工学部・明治大学理工学部・青山学院大学理工学部・立教大学理学部・東京理科大学理工学部を、4年間で卒業した場合の学費は以下の通りです。

【SMART】上智・明治・青山学院・立教・東京理科大「4年間の学費比較」

※大学開示データをもとにLIMO編集部作成

上智大学・理工学部:659万650円

明治大学・理工学部:662万4000円~670万4000円

青山学院大学・理工学部:697万円

立教大学・理学部:640万6000円~671万6000円

東京理科大学・理工学部:548万円~580万8000円

さて、この授業料を預貯金で準備する場合、毎月どのくらいの積立が必要でしょうか。

毎月いくら預貯金のつみたてが必要なのか

この大学進学費用を、毎月預貯金で積み立てる場合を考えてみましょう。

先ほどの大学を4年間で卒業するためには、600万~700万円ほどの準備が必要となることがわかりました。

この金額を「10年間」と「18年間」それぞれを準備期間とした場合、毎月の積立額はどのくらいになるか計算してみましょう。

10年かけて準備する場合

まず、この金額を120カ月(10年)で割ってみます。

【600万円の場合】600万円÷120カ月=5万円

【700万円の場合】700万円÷120カ月=約5万8000円

毎月この金額を「欠かさず」貯蓄し続けることは、多くの世帯にとって決してやさしいことではないといえそうです。

では、生まれた直後に預貯金をはじめたらどうでしょうか。

18年かけて準備する場合

同じ金額を、今度は216か月(18年)で割ってみます。

【600万円の場合】600万円÷216カ月=約2万8000円

【700万円の場合】700万円÷216カ月=約3万2000円

生まれた直後から積立を始めた場合ならば、以上の金額となりました。

【関連記事】つみたてNISAやiDeCoなど、つみたて投資ではどんな投資信託がおすすめなのか(https://limo.media/articles/-/26187)

大学進学費用を、上手に準備していくためには?

家計の経済状況は世帯ごとに異なります。奨学金や教育ローンを活用するご家庭もあるでしょう。未来を支える子どもたちの夢をかなえるために、親はできる限りのサポートをしていきたいものですね。

大学進学を見据えた教育費の準備は、先手先手で進めていきましょう。低金利が続くいま、預貯金と資産運用を上手に組み合わせていく視点も求められているといえそうです。

【参考データ】学部別:有名私立大学の学費

【参考】早稲田・慶應義塾・上智【文学部】4年間の学費

※大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

 

【参考】早稲田政経・慶應経済・上智経済「4年間の学費」

※大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

【参考】慶應・東京理科大・日大「薬学部」学費比較

各大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

【参考】慶應義塾・日大・東海大【医学部】6年間の学費

各大学開示データをもとに、LIMO編集部作成

 

【参考】明治・青山学院・立教・中央・法政【法学部】4年間の学費

※大学開示データをもとにLIMO編集部作成

参考資料

上智大学「学部学費について 2022年度学費」(https://www.sophia.ac.jp/jpn/studentlife/tuition/gakuhi.html)

明治大学「入学諸費用等一覧(2022年度学費等)」(https://www.meiji.ac.jp/suito/6t5h7p000000r1tj-att/2022gakubu.pdf)

青山学院大学「2022年度入学者学費等一覧」(https://ac.cdn-aoyamagakuin.com/wp-content/uploads/2022/03/acc_gakuhi_gakubu_1_2022.pdf)

立教大学「2022 年度の学費について」(https://www.rikkyo.ac.jp/admissions/fees/qo9edr00000066v7-att/academic_fees_2022undergraduate.pdf)

東京理科大学(デジタルパンフレット)「GUIDE BOOK 2022」(https://www.d-pam.com/tus/217647/index.html#target/page_no=133)

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