【ガーデニング】家庭菜園で楽しむハーブ!選び方&育て方を紹介、注意するポイントとは?
LIMO / 2022年5月16日 16時45分
【ガーデニング】家庭菜園で楽しむハーブ!選び方&育て方を紹介、注意するポイントとは?
料理やお茶に活用したり、爽やかな芳香を楽しんだり、さまざまな用途に利用できるハーブ。
ガーデニング初心者でも育てやすい植物ですが、選び方や育て方を間違えると、うまく育たないことがあります。
そこで今回はハーブの選び方や育て方を紹介します。ペットを飼っている人に注意してもらいたいポイントもあわせてお伝えしますので、さっそくみていきましょう。
ハーブを選ぶポイントは?
育てる環境を考えて選ぶ
多くのハーブは日当たりがよい場所を好みます。庭やベランダの日当たりが悪い場合は、レモンバーム、ヒソップ、チャービル、パセリなど半日陰程度でも育つハーブを選ぶとよいでしょう。
また、風通しも大事なポイント。蒸れは病気や根腐れの原因になります。できるだけ湿気の少ないとことで育てるか、難しい場合は多湿を好むハーブを育てるとよいでしょう。
繁殖を考えて選ぶ
基本的にハーブは繫殖力が強い植物。地植えしたハーブがほかの場所に広がり、花壇や家庭菜園を侵食してしまった…なんてことも珍しくありません。
特にミントは「ミントテロ」という言葉があるほど、繫殖力が旺盛です。近所の敷地にまで広がることがあるため「植えてはいけないハーブ」と呼ばれることも。
ミントのほかにも匍匐性のローズマリーやオレガノ、レモンバームも繫殖力が強いので、地植えではなく鉢植えにするのがオススメ。地植えする場合は、根が広がらないよう根止めシートやストッパーを利用しましょう。
草丈を考えて選ぶ
立性のローズマリーやティーツリー、アメジストセージやミントブッシュ、大型のラベンダーは、ハーブでありながらも低木に分類されています。
思った以上に大きく育ち、花壇や家庭菜園の日光を遮ってしまうことも。
低木のハーブを地植えするときには、植える場所をよく考えて、場合によっては鉢植えで育ててみるのもよいでしょう。
ハーブの育て方は?
水やり
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。しかし、ハーブによっては乾燥を好むものや多湿を好むものなどもあるので、購入時にラベルをよく読んで正しい方法でおこないましょう。
地植えで育てるときは、特性が似たハーブでまとめて植えると水やりがしやすくなりますよ。
風通し
多くのハーブは蒸れを嫌います。混み合った枝や枯れた葉、開花が終わった花は小まめに摘み取って、風通しをよくしてあげましょう。風通しが悪いままにしておくと、病気になったり、害虫が発生したりします。
特に、梅雨時期~夏は多湿になりやすいので要注意。鉢植えで育てるときには雨がかからない場所や風通しがよい場所に移動させるなど、よい生育環境になるように気を付けてあげましょう。
肥料
ハーブは肥料が無くても育ちますが、収穫を増やしたいとき、生育をよくしたいときには肥料を与えます。肥料にはさまざまな種類があり、栄養成分も異なります。
チッソ(N)が多いと葉がよく茂り、リン酸(P)が多いと花や実の付き方がよくなります。カリ(K)は根が育ちやすくなる栄養素です。パッケージをよく読んで用途に合わせた肥料をチョイスしましょう。
植え替え
鉢植えで育てるときには、2~3年に1回を目安に植え替えが必要です。
ハーブに限らず、植物は土の中の根もしっかり成長していきます。根が伸びて鉢の中で根詰まりを起こすと、水が上手に吸えなくなり生育不良に繋がります。
植え替えをするときには、いまの鉢よりもひと回り大きな鉢を選び、新しい土に交換してあげましょう。土は「ハーブの土」、もしくは「野菜の土」を選ぶと育ちやすくなります。
ペットを飼っている人が注意したいこと
ハーブのなかには、ペットに悪影響を及ぼすものがあります。誤って食べてしまうと食中毒のような症状になる可能性も。
ハーブを育てる前に、育てたいハーブがペットにとって害があるかなど、事前に調べてから育てるようにしましょう。
まとめにかえて
本来ハーブは丈夫で育てやすい植物。特性を知ったうえで購入、育苗すると、失敗しにくいのがハーブの魅力です。
ぜひ楽しく育てて、ハーブで日常に彩りを加えてみてくださいね。
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