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【節電】夏までに今やっておくと差が出る方法3選。冷蔵庫やエアコンで節約

LIMO / 2022年5月24日 5時0分

【節電】夏までに今やっておくと差が出る方法3選。冷蔵庫やエアコンで節約

【節電】夏までに今やっておくと差が出る方法3選。冷蔵庫やエアコンで節約

燃料費の高騰により値上がりが続く電気料金。「電気代が高くて困っている」という方は多いのではないでしょうか。

今回は、そろそろ暑くなることもあり、テッパン家電の冷蔵庫とエアコンに注目してみました。今やっておけば、夏を気持ち良く過ごせ、節電にもつながる方法を3つご紹介します。

夏に大活躍の家電で節電にチャレンジ

夏になると大活躍するのが冷蔵庫やエアコン。今のうちにしっかりお手入れをし、夏本番に備えましょう。

節電に向け「冷蔵庫」の今やっておくこと:扉パッキンの手入れをしよう

冷蔵庫は年中使っていますが、この時期、あえて言うなら、扉パッキンの密閉度合を確認してみましょう。というのは、扉パッキンは使っているうちに汚れが付着したり、傷んだりしていることで、密閉性が低くなりがちだからです。

これから夏になると、冷たい飲み物が欲しくて、いつもより扉を開閉する回数も増えるでしょう。もしパッキンが弱っていれば、ますます密着力が失われてしまうこともあるかもしれません。

そうなれば、すき間から冷気がムダに漏れ、電気代は上がってしまうでしょう。節電のためにも、扉パッキンが機能しているかどうかみておきましょう。

その際、名刺などを冷蔵庫の扉に挟んで、ピタッと閉まるか確かめてみてください。もし名刺がずり落ちてくるようであれば、密着性が弱まっていることになります。

まずは、パッキン部分をキレイに掃除してみましょう。それでもなお扉の閉まりが悪い場合は、メーカーに連絡し「パッキンの交換」を依頼してみるとよいでしょう。

冷蔵庫は毎日使うモノなので、パッキンなどは知らないうちに劣化しているものです。このタイミングで現状を確認し、扉の密閉性を高めておきましょう。

節電に向け「エアコン」の今やっておくこと:エアコンの掃除をしよう

暑くなるとフル稼働となるエアコン。各部分ごとの掃除のポイントを以下にまとめます。

エアコンフィルターの掃除

エアコンフィルターは、月に1、2回ほど掃除をしましょう。フィルターにホコリが溜まり、汚れていると不衛生ですし、エアコンの効き具合が悪くなります。

例えばフィルター掃除をしたエアコンは、フィルターが目詰りしているエアコン(2.2kW)よりも、年間電気31.95kWhが節電になり、約860円節約できます。 

出所:経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」

 

室外機の周辺を掃除    

エアコンの効きに影響してくる室外機の周辺も確認しましょう。室外機は排熱を担っていますが、フィンの部分にホコリ、ごみが詰まっていると、熱風が外に排出されず室外機周辺に溜まり、冷却効果が失われます。

また、室外機の前に枯葉が積もっていたり草が生えていたりしても、吹出口をふさいでしまうので、熱がこもってしまう原因になります。

そうならないためにも、今のうちに、室外機の周辺をスッキリ整えておきましょう。

エアコンを試運転してみよう

エアコンを久しぶりに使う人は、今のうちに試運転をしておくのも大事なことです。確認するポイントは、

エアコンの羽の動きに異常はないか

冷風が出てくるか

おかしな音がしないか

嫌な臭いはしないか

何か、ランプが点灯していないか

などです。

万が一故障があったとしても、今の時期であれば、比較的修理の手配はスムーズにできます。

もし本格的な夏になって故障がわかったとしても、電気工事業者はエアコンの取り付け作業で忙しく、修理してもらえるまで待たされることになるでしょう。

お家で気持ちよく過ごすためにも、エアコンフィルターの掃除、室外機の周辺掃除とあわせ、試運転も忘れずしておきましょう。

節電に向け「冷蔵庫・エアコン」の今やっておくこと:新しいモノに買換えを検討する

エアコンや冷蔵庫は、以前から比べ、省エネの性能が大幅に向上しています。古いモノから新しいモノへの買換えを考えるなら、10年を目途に検討するのがよいでしょう。

省エネ効果がどのくらい高まっているのか、以下で紹介します。

冷蔵庫とエアコンを両方買い換えると、年間約9000円もおトク

一般財団法人 家電製品協会によると、401L~450Lの冷蔵庫での年間消費電力量は、2010年が470kwh~520kwh、2020年が294kwhとなり、約56.5~62.5%も削減できます。

年間電気代に換算すると、約4740円~6090円もおトクになります。

一方、エアコンについても、8畳~12畳の多段階評価★4以上の省エネタイプの年間消費電力量は、2010年が923kwh、2020年が815kwhになり、約12%も削減できます。電気代も年間にして約2920円もおトクになります。

冷蔵庫もエアコンも買換えとなると、まとまった費用がかかり、イタイ出費となります。

しかし、今のうちに必要性を検討しておけば、夏の行楽などと費用が重ならないよう、家計費を計画的に管理することができるでしょう。

今からできる節電のまとめ

冷蔵庫もエアコンも十分に機能が発揮できるよう、今のうちにメンテナンスをしておくと、節電につながります。

参考資料

経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html?msclkid=2d85ef51d12911ec949eeb8812e29d32)

一般財団法人 家電製品協会「冷蔵庫の進化した省エネ技術と技術トレンド」(https://shouene-kaden2.net/learn/eco_tec/freezer.html)

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