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【キレイな花が咲く多年草オススメ7選】梅雨の庭や花壇をオシャレに!長雨を上手に乗り切るコツも紹介

LIMO / 2022年5月20日 9時45分

【キレイな花が咲く多年草オススメ7選】梅雨の庭や花壇をオシャレに!長雨を上手に乗り切るコツも紹介

【キレイな花が咲く多年草オススメ7選】梅雨の庭や花壇をオシャレに!長雨を上手に乗り切るコツも紹介

梅雨時期は、ガーデナーにとって少しやっかいな季節。雨が降ると外で作業をするのが難しくなりますし、長雨が続くと植物への影響も心配です。

雨にも負けず元気に咲く花なら、ガーデニングの心配ごとも少しは軽減されそうです。

そこで今回は、雨の季節に花を咲かせるオススメの多年草について紹介します。花をキレイに咲かせるためのポイントもお伝えしますので、さっそくみていきましょう。

長雨を上手に乗りきるには?

梅雨時期のガーデニングの悩みと言えば、長雨による蒸れや根腐れ。雨が花にあたって痛むこともあります。植物がこのような状態にならないためには、下記のことを実践してみるとよいでしょう。

密植しすぎない

梅雨時期の蒸れの原因は空気が滞ること。風通しをよくしてあげれば、植物が蒸れるのを防いでくれます。成長していくとだんだんと密になってしまう場合もあるので、葉が混み合ってきたら適度に間引きましょう。

枯葉・花ガラを取り除く

枯葉や花ガラはこまめに取り除きましょう。そのままにしておくと、湿気のせいでカビが発生しやすくなります。病害虫の発生原因にもなるので、梅雨の晴れ間などを活用して取り除くようにしましょう。

植え方を工夫する

苗を植えるときに、1センチほど高植えにすると水はけが改善されます。ほんの少しの工夫ですが、過湿になりすぎず、特に乾燥を好む植物には有効です。もともと水はけのよい場所であれば、高植えの必要はありません。

梅雨シーズンにキレイに咲く!オススメの多年草7選

アガパンサス

Sabine Hortebusch/Shutterstock.com

スッと花茎を伸ばして咲く姿がとても美しいアガパンサス。

青紫・白・ピンクなどの花色があり、雨の中でも凛とした花姿で人気です。耐暑性が強く、性質も丈夫。初心者も育てやすいのは嬉しいですね。

花期は5月中旬~8月。草丈は50~100センチほどになります。日当たりが悪いと花つきが悪くなるので、できるだけ日なたに植え込みましょう。切り花としても楽しめます。※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)

クレマチス

Peter Kvasnicak/Shutterstock.com

英国ではつる性植物の女王といわれ、バラと一緒に植えられることが多いクレマチス。世界中に沢山の原種があり、これらの交配により、200種以上の品種が誕生しています。開花期は4~10月。

一季咲きや四季咲き、常緑種や落葉性の品種などがあります。日当たりが悪いと花つきが悪くなるので、半日以上日の当たる場所に植え付けます。つる性なのでフェンスや支柱に誘引したり、高木に巻き付けるのもオシャレ。※参考価格:500円(ポット苗)~3000円(4号鉢)前後

スイレン

Alexander Denisenko/Shutterstock.com

比較的カンタンに育てられるスイレンの花期は5~10月頃。絵画のような美しい花を咲かせます。睡蓮鉢など、大きめの鉢に水生植物用の土に植え込んで育てることができます。

スイレンは根が凍ってしまうと枯れてしまうことも。寒冷地では防寒対策をする必要があります。

睡蓮鉢には金魚やメダカを飼っておくと、ボウフラの予防になりますよ。※参考価格:500~1500円前後(1ポット)

ホリホック(タチアオイ)

Stephane Bidouze/Shutterstock.com

別名「梅雨葵(つゆあおい)」といい、梅雨の訪れと終わりを知らせてくれるホリホック。矮性品種は60センチほどですが、2メートルほどまで成長する品種も。耐寒性、耐暑性が強く、育てやすい多年草です。

花期は6~8月。多年草のなかでも短命なので、花後に枯れることがありますが、こぼれ種で増えていきます。高温多湿にやや弱いので、水はけと風通しのよい場所で育てましょう。※参考価格:400円前後(3号ポット苗)

ハナショウブ

TOMO/Shutterstock.com

和の雰囲気が大変美しいハナショウブは、開花期が6~7月の多年草。色合いが豊富で、濃い紫やピンク、グラデーションになっている品種など、じつにさまざまです。

水辺などで生育するイメージが強いハナショウブですが、庭や花壇でも生育が可能。

極端に乾燥させないよう、水やりには注意します。※参考価格:400~800円前後(3~4号ポット苗)

ナデシコ

PSitthipong/Shutterstock.com

世界中で約300種以上の品種があるナデシコ。可愛らしい花もステキですが、香りも魅力です。開花期は4~8月。日光不足になると花つきが悪くなるので、半日以上日の当たる場所に植えてあげましょう。

高温多湿が苦手なので、花後に切り戻しをすると夏越しがしやすくなります。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ギボウシ

Summer 1810/Shutterstock.com

葉姿が美しいギボウシは、キレイな薄紫や白色の花を咲かせる多年草。葉からスッと茎を伸ばして咲く花は、とても清涼感があります。

花は朝咲いて夕方枯れてしまいますが、下から順に咲くので数日間楽しめます。開花期は6~9月。日陰でも咲いてくれるので、シェードガーデンにオススメ。

冬は地上部が枯れてしまうので、冬に間違えて掘り返さないように気をつけてくださいね。※参考価格:600〜1000円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

梅雨シーズンは高温多湿の影響で、植物に様々なトラブルがおこりがち。ガーデニングのコツを押さえて、トラブルを上手に防ぎましょう。

お世話の手間はかかりますが、手をかければかけるだけ、花はキレイに咲いてくれます。美しい花が楽しめるように、梅雨の晴れ間を有効活用して、お手入れをしていきましょう。

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