トヨタで一番コンパクトなSUV「ライズ」 人気の理由は?燃費や価格が秘訣に
LIMO / 2022年6月1日 20時20分
![トヨタで一番コンパクトなSUV「ライズ」 人気の理由は?燃費や価格が秘訣に](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_30020_0-small.jpg)
トヨタで一番コンパクトなSUV「ライズ」 人気の理由は?燃費や価格が秘訣に
トヨタライズの特徴とは
トヨタのSUVは、本格オフローダーのランドクルーザーを頂点に、ハリヤー、RAV4、カローラクロスなど、様々な種類のSUVをラインナップしています。その中でもライズは、トヨタブランドのSUVの中で一番コンパクトなデザインを採用したSUVとして知られています。
ライズは、トヨタの子会社であるダイハツとの共同開発車で、ダイハツでは「ロッキー」として販売されています。パワートレインなどの基本的な機構は同じですが、フロントグリルなどのエクステリアに違いがあります。また、ライズの場合、トヨタが運営するサブスプリクションサービス「KINTO」に対応しています。
2021年の乗用車販売台数ランキングで8位を記録したライズですが、今回は、なぜライズが人気なのか、その理由を解説します。
トヨタライズはコンパクトな車体ながら力強いデザインを採用したエクステリアに
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/5/5/-/img_552a1239ceb60cf27c223f422e6e8b73291349.jpg)
出所:トヨタ公式
トヨタ・ライズは2019年に発売したクロスオーバーSUV。通勤などの普段遣いや週末のレジャーまで対応する「アクティブ・ユースフル・コンパクト」がコンセプトで、全長3995ミリ、全幅約1695ミリ、全高約1620ミリと、トヨタブランドのSUVの中では、一番コンパクトなサイズとなっています。
近年の自動車は車体が大きくなる傾向にありますが、ライズはトヨタブランドのSUVで車体サイズがコンパクトで取り回しが優れているので、ライズを選んだという事例を多く見ます。
例えば、ライズよりも1クラス上のヤリスクロスは、全長4180ミリ、全幅約1765ミリ、全高約1560ミリと車幅が広く、狭い道を頻繁に走る人は5ナンバーサイズにこだわる人が多い傾向にライズを購入した人のレビューでも、狭い道路を多く走るので幅が狭い5ナンバーサイズに拘っている人が少なくありません。
コンパクトな車体ながら堂々と見えるスタイリングにも注目です。コンパクトな車体サイズながら、大径17インチホイールや張り出したフェンダー、台形グリルを採用。コンパクトな車体ながら、ハイラックスやRAV4などの力強いエクステリアを採用することで、車体の小ささを感じさせないデザインに満足している人が多い傾向にあります。
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/5/9/-/img_5995acc309121329a4e6b89268d3dda2141042.jpg)
出所:トヨタ公式
インテリアは操作パネル類を運転席側に向けて配置するなど運転に集中できる設計にするだけでなく、随所にメッキ加飾や赤のアクセントカラーを配置しスポーティな雰囲気を醸し出しています。
【トヨタライズ】パワートレインはガソリンエンジンとガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類を用意
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出所:トヨタ公式
ライズのパワートレインは、1.2リッターガソリンエンジンと1.2リッターガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類を用意しています。
特に注目されているハイブリッドシステムは、エンジンは発電専用で、発電された電力を使用し、モーターの力だけで走行するシリーズハイブリッド方式である「e-SMARTハイブリッド」を搭載。
燃費は1.2リッターガソリンエンジン搭載車の場合、WLTCモードでリッターあたり20.7キロなのに対し、ハイブリッドシステム搭載車はWLTCモードでリッターあたり28キロを実現し、ガソリン車と比較して燃費も向上しています。
ライズ ハイブリッドのユーザーの感想では、燃費の良さに加え、モーター特有のトルク感がある滑らかな走りやカーブを曲がる時や、下り坂を走行する場合でも、ペダルを踏み替えなくても減速するスマートペダルなどの評価も高いのが特徴です。
トヨタ・ライズは、軽自動車以上のサイズで、コンパクトなSUVが欲しい人に支持されています。
日本国内でライズと類似サイズのSUVは、ライズのOEM車であるダイハツ・ロッキーを除くと、本格オフロードカーでライズとは明確にキャラクターが異なりライバルではない「スズキ・ジムニーシエラ」や、ライズと同じキャラクターを持つ「スズキ・クロスビー」など。
シリーズハイブリッドシステムという特徴を持っているトヨタ・ライズやダイハツ・ロッキーは、大きな競争力を持っています。
トヨタライズはSUVの中でも安価なのが魅力
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/-/img_9d51dae8af5db832182d7b057a12bdf383189.jpg)
出所:トヨタ公式
価格もSUVの中では安価なのも利点として上げている人が少なくないです。一番安いグレードである「X」は、170万7000円と比較的手頃な価格を実現しています。
軽自動車タイプのSUVの場合、高出力を実現したターボエンジン搭載車の場合、160万円を超える車種もある中、コンパクトながら軽自動車よりもゆとりある車体に1.2リッターエンジンを搭載しているため、比較的割安な価格に注目して購入する人も少なくないようです。
ライズの価格は1.2リッターガソリンエンジン搭載車の場合は170万7000円から。ハイブリッド搭載車の場合は216万3000円からです。
また、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」では、月々1万6170円でライズに乗ることができます。
参考資料
トヨタ「ライズ」(https://toyota.jp/raize)
スズキ「ジムニー シエラ」(https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/)
スズキ「クロスビー」(https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/)
スズキ「ハスラー」(https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/detail/)
KINTO「トヨタ車ラインアップ」(https://kinto-jp.com/kinto_one/lineup/toyota/)
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