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自宅で育てられるオススメ果樹7選!鉢植えならベランダ栽培可能、オシャレなシンボルツリーにもなる

LIMO / 2022年6月7日 16時45分

自宅で育てられるオススメ果樹7選!鉢植えならベランダ栽培可能、オシャレなシンボルツリーにもなる

自宅で育てられるオススメ果樹7選!鉢植えならベランダ栽培可能、オシャレなシンボルツリーにもなる

家庭菜園を楽しむなら、野菜だけではなく果樹を育ててみるのはいかがでしょう。

果樹の種類によっては鉢植えでも生育可能で、ベランダや玄関先などの小スペースでも育てられます。

今回は、収穫が楽しみになる!自宅でも育てやすい果樹を紹介します。育て方のポイントもお伝えしますので、さっそくみていきましょう。

果樹を上手に育てたい!ポイントは?

果樹を育てる醍醐味は、収穫の喜びをかみしめながら採れたての果実を味わうこと。成功させるために必要なポイントをチェックして、収穫を楽しみましょう。

植え付け場所

日当たりと風通しがよい場所に植えるのが、収穫率を上げるいちばんのポイント。ジメジメした環境だと根が腐れやすくなり、病気の発生に繋がります。

庭に適当なスペースがない場合、種類によっては鉢で育てても大丈夫です。日当たりと風通しがよい場所に置いて管理しましょう。

白い花が咲いているブルーベリー(oioioi/Shutterstock.com)

自家結実性と他家結実性

果樹には1本だけでも実をつける「自家結実性」と、近くに受粉木がないと結実しない、もしくは結実しにくいため、2本以上育てる必要がある「他家結実性」の果樹があります。苗木を購入する前に、性質を確認しておくと安心です。

水やり

地植えで育てるときには、植え付けから10日間ほど毎日水やりをおこないます。根付いたあとは降雨だけで育ちますが、晴天が続いて土が乾くようなときは水やりが必要です。

鉢植えで育てる場合は、土の表土が乾いたら与えるのが基本。鉢底から流れるくらいたっぷりと与えましょう。

鳥に注意

果実が実ると、カラスやスズメ、ハトやヒヨドリなどの野鳥が食べにくることがあります。

果実を食べられるのはもちろんのこと、フンの被害にあうこともあるので注意をしておきましょう。

市販の鳥よけネットなどを使用し、鳥が近づけない工夫をすることが大切です。

自宅で育てたい!オススメの果樹7選

レモン

Picmin/Shutterstock.com

柑橘系のなかでも育てやすくて、家庭菜園でも人気のレモン。春には白い花が、秋には果実が楽しめます。樹高2~3メートルの常緑低木ですが、1メートル台の苗も出回っており、この大きさでも十分結実が可能です。

自家受粉するため1本でも実がなります。植え付け適期は3月下旬~4月ですが、寒さに弱いため、寒冷地は鉢植え栽培がオススメです。乾燥に弱いので、土が乾燥しないよう気を付けましょう。※参考価格:700~1000円前後(3号ポット苗)

フェイジョア

patjo/Shutterstock.com

秋に実を収穫できるフェイジョアは、丸葉とエキゾチックな花も楽しめる常緑高木。シンボルツリーや生垣としても人気が高い果樹です。

耐寒性は強めですが、強い寒風に当たると葉を落とすことも。

さまざまな品種がありますが、家庭菜園では自家結実性のあるクーリッジとアポロが人気です。地植えの適期は3月です。※参考価格:3000円前後(5号ポット苗)

イチジク

Zoran Milosavljevic/Shutterstock.com

イチジクは不老不死の果物とも言われるほど、栄養分が豊富な果物。収穫期が夏の夏果種、秋の秋果種、両方に収穫できる夏秋兼用種があります。鉢植えだと1~2メートルほどに成長し、1本で自家結実が可能です。

地植えの植え付け適期は秋~春なので、鉢植えの苗木を購入したら、そのまま秋まで管理しましょう。耐寒性が弱いため、寒冷地では鉢植えで育て、冬は室内で管理するのがオススメです。※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)

ブルーベリー

Kaichankava Larysa/Shutterstock.com

可愛い白い花を咲かせ、濃い青い実をつけるブルーベリー。自宅で手軽に栽培できる果樹として人気があります。秋には紅葉も楽しめますよ。

自家結実する品種もありますが、できれば系統の異なる種類を近くに植えて育てたほうが実つきがよくなります。酸性の土を好むので、土壌改良をして植え付けましょう。

ブルーベリー専用の土も販売されいてるので、利用すると手軽です。※参考価格:1000円前後(5号ポット苗)

ユズ

traction/Shutterstock.com

柑橘系果樹として、レモンと同様に人気の高いユズ。ジャムや料理の香り付けとしても利用できますが、なんといっても冬至のユズ風呂に自家製ユズを使えたら嬉しいですね。

育て方はレモンに準じますが、基本的には温暖な環境で、日当たりのよいところで育てるようにします。冬は北風に当てないよう、防寒対策が必要。ユズのトゲは長いので、世話をするときには気をつけましょう。トゲなしの品種もあります。※参考価格:3000円前後(本ユズ、2年生苗)

ジューンベリー

Tamotsu Ito/Shutterstock.com

オシャレな庭木としても育てられるジューンベリーは実も楽しめる果樹。春には白い花を咲かせ、6月に収穫時期を迎えます。

基本的には高木に分類されますが、最近は矮性種も登場。1.5メートルほどの高さで楽しめ、実も収穫できます。

ベランダなどでも育てやすく、オシャレなその姿を窓から眺められるのも嬉しいですね。※参考価格:3000円前後(矮性ジューンベリー、5号ポット苗)

ミニリンゴ

ミニリンゴは、4~5センチほどの可愛らしい実がなるリンゴの一種です。なかでも「アルプス乙女」は人気の品種で、果実ももちろん食べられますが、鑑賞価値も高い果樹。1本でも結実し、さらには暖地での栽培も可能です。

春に咲かせる淡いピンク色の花も見応えがあり、シンボルツリーにもオススメ。地植えで育てるときは、梅雨前か秋に植え付けましょう。※参考価格:2500円前後(アルプス乙女、一年生接木苗)

まとめにかえて

自宅で育てた果実を収穫するのは、とても貴重な体験です。販売されている果実のクオリティには届かなかったとしても、その経験は次の収穫に活かすことができますよ。

果樹は長く育てる植物。上手に育てて、自然の恵みを味わってみてくださいね。

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