1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

黒霧島が8%程度の値上げに!焼酎やウイスキーの消費額が最も多いのは?【都道府県ランキング】

LIMO / 2022年6月13日 18時50分

黒霧島が8%程度の値上げに!焼酎やウイスキーの消費額が最も多いのは?【都道府県ランキング】

黒霧島が8%程度の値上げに!焼酎やウイスキーの消費額が最も多いのは?【都道府県ランキング】

霧島酒造「黒霧島」を含む16銘柄が値上げに

霧島酒造株式会社は2022年6月8日、芋焼酎の価格改定を公表しました。

主力商品である「黒霧島」などが値上げになります。

そこで今回は霧島酒造の値上げについて解説します。そのうえで、都道府県の焼酎やウイスキーの消費量についても見ていきましょう。

霧島酒造「黒霧島」など16銘柄が値上げに

出典:霧島酒造公式サイト(https://www.kirishima.co.jp/products/)から一部抜粋

霧島酒造によると、値上げの対象は芋焼酎の計16銘柄が対象となります。メーカー希望小売価格(税抜)を2~11%程度引き上げるとのこと。

実施日は2022年9月1日(木)出荷分からです。

霧島酒造によると、芋焼酎の主原料であるさつまいもや、昨今の原油価格の高騰に伴う包装資材や燃料費などのコスト上昇が続いています。

さらに、2018年に初めて国内で確認された病害「サツマイモ基腐病」の拡大により、昨年に続き、本年もさつまいもの収穫量の減少が危惧されているとのこと。

「企業努力だけではコストの上昇分を吸収できない状況となっており、やむを得ず価格改定を実施する」形となりました。

焼酎の消費額が多いのはどの都道府県か

焼酎好きの人にとっては悲しいニュースを紹介しましたが、焼酎ははたしてどのくらいの人に飲まれているのでしょうか。ここからは、総務省の家計調査をもとに、焼酎の年間の消費額を見ていきましょう。

焼酎の消費額ランキングトップ10

宮崎県(宮崎市):1万2931円

鹿児島県(鹿児島市):1万995円

福岡県(北九州市):9317円

熊本県(熊本市):8750円

大分県(大分市):8463円

青森県(青森市):8064円

山口県(山口市):8026円

神奈川県(相模原市):7951円

奈良県(奈良市):7785円

広島県(広島市):7537円

全国平均:6425円

宮崎市と鹿児島市が1万円を超えたほか、上位5つを九州地方が占める結果となりました。

ウイスキーの消費額が多いのはどの都道府県か

ここまで、焼酎の消費量についてながめてきました。焼酎は、醸造酒を蒸留して作る「蒸留酒」と呼ばれますが、同じく蒸留酒に大別されるウイスキーの消費量も見ていきましょう。

ウイスキーの消費額ランキングトップ10

北海道(札幌市):3794円

山梨県(甲府市):3728円

千葉県(千葉市):3676円

山形県(山形市):3525円

青森県(青森市):3508円

宮城県(仙台市):3445円

神奈川県(相模原市):3174円

秋田県(秋田市):3164円

東京都(東京都区部):3117円

神奈川県(横浜市):3021円

全国平均:2165円

九州地方に偏っていた焼酎とは違い、全国各地の都道府県が名を連ねる結果となりました。

値上げに負けず「節約」を

今回は、霧島酒造の値上げや、焼酎・ウイスキーの年間消費額を都道府県別に解説してきました。

昨今は食品等の値上げラッシュが相次いでいます。

家計が苦しくならないように、節約を心がけていきたいところです。

参考資料

霧島酒造株式会社「芋焼酎の価格改定について」(2022年6月8日)(https://www.kirishima.co.jp/news/2022060801.html)

総務省「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2019年(令和元年)~2021年(令和3年)平均)」(https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください