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【英語のリスニング勉強法】スキルアップを実感したい!どのくらいの学習時間が必要か?

LIMO / 2022年6月28日 6時45分

【英語のリスニング勉強法】スキルアップを実感したい!どのくらいの学習時間が必要か?

【英語のリスニング勉強法】スキルアップを実感したい!どのくらいの学習時間が必要か?

日本で暮らしていると英語に触れる時間はごくわずか。リスニング力を伸ばすには、留学したほうがいいんじゃないか・・・と思ったことはありませんか。

たしかに留学すれば手っ取り早く上達しますが、果たして日本国内にいたら達成できないことなのでしょうか。

そこで今回は、留学しなくてもリスニングスキルがアップする方法、勉強法を紹介します。さっそくみていきましょう。

リスニングスキルの向上、どのくらいの時間が必要か?

スタート時点のレベルにもよりますが、およそ50時間でまずは「聞き取れるようになってきた!」と効果を感じ始めるでしょう。1日30分、週7日取り組んだとしても約3ヶ月かかる計算ですね。

英語の学習には地道な努力が必要です。1回に取り組む時間は最低でも30分は確保するのがオススメです。

PR Image Factory/Shutterstock.com

英語をたった5分聞いただけでは、頭の中はまだ日本語だらけ。30分ほど集中して聞けば、英語が頭の中の大部分を占めてきたと感じるはずです。

勉強は継続しておこない、可能なら週に3回ほど取り組むとよいでしょう。歯磨きのように習慣化し、英語に触れていないと気持ち悪いくらいの状態になるのが理想です。

リスニングスキルを簡単に短期間で伸ばす「魔法」は残念ながら存在しません。しかし、焦らず継続して取り組めば、確実に伸びる力でもあります。

どのような勉強をおこなえばよいか?

「単語帳を全部暗記してから」「文法をおさらいしてから」リスニングを本格的に勉強し始めようと考える人もいるかもしれません。

もちろんそれらの方法でも構いませんが、実践問題を解き始める前に挫折してしまう可能性があります。

そこで今回おすすめするのは、実際の問題を解きながら力をつけていく学習法です。

まずは、自分の実力よりもほんの少しだけ高いレベルの教材を選びます。「言っていることはだいたいわかるけれど、所々わからないところがある」くらいのレベルがベストです。

難しすぎる英語を聞き流すだけでは頭に入ってきませんし、簡単すぎる英語を聞いていても現状維持にしかなりません。
「少しだけ難しい」というのがポイントです。

英語が聞きとれない理由とは?

聞き取れていなかった部分には、音声を聞きながらスクリプトを見て線を引きましょう。初めはびっしり線を引くことになってしまうかもしれませんが問題ありません。

聞きとれなかった部分を認識することは、問題解決へのスタート地点でもあります。聞き取れなかったところは必ず確認しておきましょう。

英語が聞き取れなかった場合の理由は、大きく分けて次の3つが考えられます。

単語自体を覚えていなかったから

これは地道に1つ1つ単語を覚えていくしかありません。正しいアクセントの位置に気をつけて、発音しながら覚えましょう。

文法が理解できていなかったから

I ( ) never been to Europe.「私は今までにヨーロッパに行ったことがありません。」という文があった場合、( )にhaveが入ることは現在完了の文法知識からわかります。

このようにリスニングで聞き取れなくても、文法の知識で補うことができる場合があります。スクリプトをじっくり読み、文法の理解が不十分なところをなくしていきましょう。

BAZA Production/Shutterstock.com

英語特有の『リエゾン』が聞き取れていないから

単語と単語がつながって聞こえる現象のことで、初心者がつまづきやすいポイントでもあります。

例えばWe will put off our picnic.「私たちはピクニックを延期するつもりです。」という文、 “put off”の部分は「プットオフ」ではなく「プローフ」と発音されます。

このように聞き取れなかった部分を繰り返し聞き、「プローフ」が “put off”と聞こえるようになることを目指しましょう。

聞きとれるようになったら音読練習がおすすめ!

ここまでじっくり教材と向き合ったら、この日はこれで終わりでも構いませんが、時間をあけてでもぜひやるべきことがあります。

それは「声に出して読むこと」です。正しくそしてナチュラルなスピードで発音できるようになれば、初めて聞く音声でも聞き取れる量が格段に増えていきます。

以下の3ステップで練習してみましょう。

オーバーラッピング

まずは音声と同じペース・同じ発音で読めるように、音声と同じタイミングで音読をします。

シャドーイング

音声が聞こえた0.5秒後に音読します。初めはスクリプトを見ながら、徐々にスクリプトなしでできるようになるとよいでしょう。

ひとりで音読

最後に、自分ひとりで音読します。この頃には音声がどのような発音でどのようなペースであったかは覚えているはず。
繰り返し取り組むことで文章を自分のものにしていきましょう。

人間は忘れやすい生き物なので、数日たったらまた1〜3のステップで音読をしてみてください。忘れかけた頃に繰り返すことで記憶に定着します。

まとめにかえて

リスニングスキルを向上させるには、まず適切なレベルの教材を選び、次に問題を解きながら単語・文法・リエゾンの確認をし、最後は繰り返し音読をするのがオススメです。

ひとつずつのステップを着実にこなすことで、間違いなく実量がついてきます。

まずは50時間取り組んでみて、「英語が聞き取れるようになってきた!」という感覚を味わってみませんか。できるようになったと感じればさらにモチベーションが高まってくるもの。さらなる上達も期待できそうですね。

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