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【700点の壁】TOEIC学習者が突破できない理由とは?スコアを上げる効果的な勉強法

LIMO / 2022年6月29日 6時45分

【700点の壁】TOEIC学習者が突破できない理由とは?スコアを上げる効果的な勉強法

【700点の壁】TOEIC学習者が突破できない理由とは?スコアを上げる効果的な勉強法

しっかりと学習を継続しているのに、何度TOEICを受けても500~600点を行ったり来たり…このように感じているTOEIC学習者は多いものです。

なぜ「700点の壁」を超えられないのか。その理由がわかれば、迷うことなく学習を続けられるようになります。本記事ではTOEICで700点を超えるのが難しい理由、700点を突破するための学習法を紹介します。

※本記事にて「TOEIC」と表記しているのは、基本的に「聞く・読む」の2つの英語力を測定する「TOEIC® Listening & Reading Test」を指しています。

「700点の壁」を超えるには、大量のインプットが必要!

中学英語終え、ある程度知識が身についている人であれば、文法学習とTOEICテストへの慣れだけで600点は比較的容易に獲得できるでしょう。成果が出やすいので手応えも感じやすいはずです。

ただし次の700点を突破するにはそれだけでは不十分です。700点を獲得するには、細かい文法の知識やリスニングスキルが求められるため、600点に到達するための勉強法より、質・量ともにワンランク上の勉強が必要です。

そのため、600点から700点へ到達するまでの方がずっと時間もかかり、内容も濃く難しくなります。精神的にもつらく感じるかもしれません。

Lamai Prasitsuwan/Shutterstock.com

最新の第二言語習得研究では、科学的に正しいとされる言語学習の順序は、ある程度解明されています。

これによると、①文法を習得したあとに、②大量のインプット学習を行い、そのあと③会話やライティングなどのアウトプットを行うのが効率のよい学習法だとされています。

600点を突破したあとの学習は、まさに②大量のインプット学習が必要な期間。リスニングやリーディングなどを中心に学習計画を立てるのがオススメです。

600点台が続いたあと、一気に伸びる「ブレイクスルー」

600点を超えたところで伸び悩むことが多いのは、「学習の成長曲線」と同様の軌跡をたどるからだと考えられます。

学習の成長曲線とは、学習量に対する学力の伸びを表したグラフのこと。

学習を始めてから最初の数か月間は、しっかりと学習をしているのにも関わらず成果が表れにくく、伸び悩みを感じる時期です。この期間は「停滞期」と呼ばれ、平均で3~8ヶ月ぐらい続きます。

そして、ある時から急激に成果が表れ始める「ブレイクスルー」が起こります。このブレイクスルーが起こると、コンスタントに700点を超えられるようになります。

つまり、コツコツと蓄えた知識が停滞期を脱し、スコアの数字として現れ始めたということです。

TOEIC700点を超える!スコアアップする勉強法を紹介

ブレイクスルーを起こすため、600点から700点までの時期はどのような勉強をおこなえばよいのでしょうか。オススメの学習法について解説します。

リスニングと耳読で大量インプット

社会人にとっては、机に向かう時間を確保するだけでも大変なものです。なかなかまとまった時間は取れないかもしれません。

そこでおすすめなのがリスニング学習。リスニングの魅力は「ながら勉強」が可能なことです。家事をしながら、散歩をしながら、通勤をしながら、耳に入れるだけで英語のインプットができるので、忙しい社会人にぴったりの学習法です。

最近では、本を読み上げてくれるAudibleなどを使って、耳で読書をする「耳読」も注目されています。

ここでのポイントは「聴きっぱなしにしないこと」です。リスニングの学習では、とりあえずたくさん聴く「多聴」と、少ない量でもしっかりと内容を把握しながら聴く「精聴」をバランスよく行うことです。

隙間時間で「多聴」を行ったあとは、スクリプトを使って正しく聞き取れていたか確認する「精聴」もできる限り行いましょう。ただ聞き流しをしているだけでは残念ながら効果がありません。

過去問を丁寧に復習する

600点突破のためにも過去問を解くことは重要なポイントでしたが、700点でも同様です。600点では主にテスト形式に慣れることが目的でしたが、700点突破のためにもう少し踏み込んでみましょう。

過去問の巻末には詳しい解説がついています。間違えた問題だけでよいので、丁寧に正答と解説を読み込んでみてください。これを繰り返すだけでもTOEICの出題傾向が見えてきます。

また、過去問の読み込みは単語力をつけることにもつながります。過去問に触れることで1回、見直しで2回、最低でも2回は同じ単語に触れることになるので、機械的に単語帳で覚えようとするより記憶に残りやすいのです。

まとめにかえて

今回は600点を突破してから伸び悩みを感じている学習者の皆さんに向けて、伸び悩みの原因とオススメの学習法について紹介しました。

この時期が一番忍耐を試されます。諦めずにがんばってくださいね。

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