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園芸のプロに聞く!秋のオシャレな寄せ植え【ビオラ・パンジー・ベゴニア・ハボタン】

LIMO / 2022年8月12日 9時45分

園芸のプロに聞く!秋のオシャレな寄せ植え【ビオラ・パンジー・ベゴニア・ハボタン】

園芸のプロに聞く!秋のオシャレな寄せ植え【ビオラ・パンジー・ベゴニア・ハボタン】

8月は秋の花々が気になりだす季節。当面は厳しい暑さが続くことが予想されますが、秋に向けて庭や花壇の模様替えを始めていきましょう。

寒くなる冬にむかって、これからの季節は徐々に庭の彩りが少なくなってきます。美しい庭や花壇をキープするには少し工夫も必要です。

そこで今回は庭をオシャレに彩る秋の寄せ植えについて、株式会社サカタのタネの清水俊英さんに、秋の寄せ植えの注意点やオススメの寄せ植え例を伺いました。さっそくみていきましょう。

秋の寄せ植えで気をつける点は?

清水さんによると「寄せ植えは3つのポイントに気をつけて作るのがよい」とのこと。3つのポイントとは、

季節に適したものを植える

鉢やプランターは生長に応じて選ぶ

新しい土を使う

具体的にみていきましょう。

季節に適したものを植える

「よく咲くスミレ」を使ったリース(画像提供:株式会社 サカタのタネ)

寄せ植えは基本、季節に適したものを植えるのがいちばん。9月に植えて年内いっぱい楽しめる花、来年まで楽しめる花など、できれば開花時期や期間が似ている植物同士で植えるとよいでしょう。

もちろん開花時期が異なる植物を一緒に植えても構いませんが、開花が終わったものから順番に引き抜いたり植え替えたりして手間がかかります。手軽な方法で寄せ植えを楽しんでみてくださいね。

鉢やプランターは生長に応じて選ぶ

フォーチュンベゴニア®の寄せ植え(画像提供:株式会社 サカタのタネ)

寄せ植えでは鉢、プランターなどを使用します。寄せ植えする株の数に応じて、プランターや鉢の大きさを選びましょう。

それぞれの植物がどのくらいの大きさに育つのかを調べておくことも大切なポイントです。大きく生長する植物に小さめの鉢だと、植物の生長が妨げられる場合も。

蒸れを防止する観点からも植える植物がどれくらい生長するかを想定して、余裕のある容器を使用するようにしましょう。

新しい土を使う

春や夏まで楽しんだ寄せ植えの土を使い回すのは、できれば避けたいところです。一度植物を育てた土は養分や微生物が偏っている状態。病気で汚染されていたり、コガネムシの幼虫が潜んでいることもあります。

リサイクルの観点から、古い土を再び使いたいところですが、美しく元気な花を咲かせるためには土壌改良は必須。肥料を補ったり土の消毒をおこなったりする必要があります。

新しい土なら清潔で肥料もあらかじめ配合されているため、病気や肥料不足の心配が少なくてすみます。

秋のオシャレな寄せ植え、オススメ例を紹介

サカタのタネの清水さんがオススメする秋の寄せ植えは2パターン。

年内で花が終わるパターンと来年まで楽しめるパターンです。

園芸のプロならではの楽しみ方が満載ですので、さっそくみていきましょう。

9月頃植えて11月末まで楽しむ寄せ植え

秋の寄せ植えにはビビッドで鮮やかなフォーチュンベゴニア®をメインにした寄せ植えはいかがでしょう。

フォーチュンベゴニア®(画像提供:株式会社 サカタのタネ)

フォーチュンベゴニア®の花色はイエロー、ホワイト、スカーレットレッドなど実にさまざま。花色の豊富なフォーチュンベゴニア®をメインにした寄せ植えなら、好みの色合いの寄せ植えが完成します。

8~9号鉢の真ん中にベゴニアを2株植え、その回りを囲うようにカラーリーフを植えていきます。ヒューケラ、シュガーバイン、ワイヤープランツ、シロタエギク、シルバーレースなどがオススメです。

フォーチュンベゴニア®の寄せ植え(画像提供:株式会社 サカタのタネ)

清水さんのオススメポイントは「ベゴニアが終わったあと」の楽しみ方。カラーリーフを残して違う花を植えてみると、11月末からもまた違う雰囲気で楽しめますよ。

9月頃~来春まで楽しむ寄せ植え

秋はガーデニングで人気のパンジーやビオラが出回り始める季節。バコパやイベリス、ローダンセマムなどと合わせて、来春まで楽しめる寄せ植えを作ってみましょう。植え替えなしで長く楽しめます。

よく咲くスミレ シリーズ(画像提供:株式会社 サカタのタネ)

サカタのタネが作出した「よく咲くスミレ シリーズ」は中輪系の可愛いパンジー。

冬も元気に花があがってくるので見た目も華やかです。花色も豊富なので「よく咲くスミレ」同士で組み合わせてもオシャレな雰囲気に。

ミニハボタンで「ダブル主役」の寄せ植えもオシャレ!

昨今めざましく進化中のハボタン。昔のイメージとはガラリと変わったオシャレな品種が増えています。パンジー・ビオラの寄せ植えでは、ミニハボタンとのW主役にして植えてみるのもオススメです。

ハボタンとピエナ®の寄せ植え(画像提供:株式会社 サカタのタネ)

首が長いハボタンを真ん中において、周りをパンジービオラで囲むと華やかでオシャレな寄せ植えに。来年の春まで楽しめる寄せ植えになるでしょう。

まとめにかえて

今回は株式会社 サカタのタネの清水さんに秋の寄せ植えについて伺いました。清水さんによると「オシャレな寄せ植えほど高低差をうまく使っている」とのこと。

高めの草花に加え、鉢の端には垂れるタイプのヘデラ、シュガーバイン、ワイヤープランツなど入れると、より高低差が感じられます。

高さを意識して植物を組み合わせるのは、オシャレな寄せ植えを作る上で大事なポイント。園芸のプロがおすすめするオシャレな秋の寄せ植え、ぜひ参考にしてみてくださいね。

取材協力

株式会社 サカタのタネ(https://sakata-netshop.com/shop/default.aspx)

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