【ガーデニング】木陰を作るシンボルツリーで夏を涼しく！秋の紅葉も美しい落葉樹オススメ5選

シンボルツリーとは、庭や玄関まわりに植えられた住まいのシンボルとなる木。庭のシンボルツリーには落葉樹がオススメです。

落葉樹は季節ごとに表情を変えて庭を彩るだけでなく、夏には木陰を作って強い日差しを遮る効果も。

今回は夏の庭を涼しげにするシンボルツリーとして、秋の紅葉もキレイなオススメの落葉樹を紹介します。

庭に木を植えるメリットとは？

景観に立体感を与える

草花が平面的に広がるのに対して、樹木は縦の空間を作り出し立体感を演出。庭の広い空間にフォーカルポイントとなる木があると、庭が引き締まった印象になります。

樹木は幹が1本の「1本立ち」と、株元から何本も幹が立ち上がる「株立ち」に分かれます。株立ちは幹が比較的細く、横に広がらずにスリムな樹形です。夏の庭を涼しそうに見せてくれるでしょう。

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花の美しさを引き立てる

木は家の壁や塀などの人工物を隠して、野山のようにナチュラルな風景を作り出します。緑が多いと色とりどりの草花がより鮮やかに。

花は短いサイクルで開花しますが、木は生長がゆっくりで時間をかけて変化します。生育のテンポの違いが、花の美しさや、はかなさを引き立てるのに効果的です。

落葉樹を育てるメリットとは？

季節の移ろいを感じられる

落葉樹は春の明るい緑、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬の枯木立と四季折々の表情を見せてくれます。自然の移ろいを身近に感じることで、ガーデニングの楽しみも増すでしょう。

日当たりを調節する

木は夏に木陰を作って強い日差しから植物を守る役目を果たします。葉の間を通って吹き込む風も爽やか。

落葉樹は冬に葉を落として、太陽の光を根元まで届けてくれます。明るい日差しをタップリ受けて、早春の草花も元気に育ちます。

夏は涼しく、秋の紅葉も美しい！落葉樹オススメ5選

エゴノキ

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5～6月にかけてうつ向きがちに咲く白い小花が可憐なエゴノキ。星形の花はそのままの形で散り、株元に星が散りばめられたようでロマンチックです。葉も小さめで涼やか。

株立ちして自然と樹形が整い、剪定の手間がかかりません。育てやすさと丈夫さでシンボルツリーとして高い人気を集めています。※参考価格：700～2000円前後（4号ポット苗）

ジューンベリー

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ジューンベリーは花から果実、紅葉へと季節ごとの楽しみが魅力。

春は葉よりも先に白い花が咲き、緑の葉が茂る頃には赤紫のカワイイ実を鈴なりにつけます。6月に実がなるのでジューンベリーと名付けられました。

日の当たる場所を好みますが、半日陰でも元気に育ちます。乾燥が苦手なので、土が乾いていたらタップリ水をあげましょう。※参考価格：1500～2000円前後（4号ポット苗）

ヒメシャラ

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初夏にツバキに似た花を咲かせるヒメシャラ。大人っぽく気品がある花姿に趣があります。同様に人気があるシャラノキより葉が小さめです。

生長するにつれて幹の皮が剥がれていくのが特徴。赤褐色の模様が入る幹がキレイで人気があります。生長スピードが穏やかで、手入れが比較的ラクなのもうれしいところです。※参考価格：600～2000円前後（4号ポット苗）

ヤマボウシ

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ヤマボウシは里山でよく見かける身近な落葉樹。5～7月にかけて咲く大型の花が、初夏の空に清々しく映えます。均整のとれた株立ち樹形でナチュラルガーデンにピッタリ。

花弁のように見えるのは葉が変化した総苞（そうほう）で、本来の花は中心にある緑の球形の部分です。

秋には赤い果実がなり、ジャムや果実酒に利用されます。※参考価格：700～2000円前後（4号ポット苗）

アオダモ

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硬くしなやかな木質でバットの材料として知られるアオダモ。小さい葉や細い枝が軽やかで、スラリとした樹形が人気です。生長が遅く自然に形が整うので、剪定の手間が省けます。

4～5月に咲く白い花はフワフワしてスモークのよう。白っぽい木肌も清涼感がありオシャレです。※参考価格：1500～3000円前後（4号ポット苗）

まとめにかえて

暑い日に木陰に入るとホッとするように、木漏れ日の下で植物もイキイキと育ちます。春はみずみずしい緑が秋には鮮やかに紅葉する落葉樹。冬は暖かな日なたを作ってくれます。

シンボルツリーとなる落葉樹を庭に植えて、季節の流れを感じるナチュラルガーデンを楽しみませんか。