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【ガーデニング】ハボタンの種まきシーズン到来︕秋冬に楽しめるオシャレな品種は早めに選んで

LIMO / 2022年7月14日 9時45分

【ガーデニング】ハボタンの種まきシーズン到来︕秋冬に楽しめるオシャレな品種は早めに選んで

【ガーデニング】ハボタンの種まきシーズン到来︕秋冬に楽しめるオシャレな品種は早めに選んで

和風のイメージを覆し、オシャレな品種が続々と登場しているハボタン。見頃は秋~冬ですが、種まきのシーズンがやってきました。

人気品種の種は早々に売り切れるので、早めに購入して種まきの準備を始めましょう。

今回はハボタンの種まきのポイントや、品種の選び方について紹介します。

こんなにもオシャレ!ハボタンの種類

ひと昔前までは和のイメージが強かったハボタンですが、現在ではクリスマスリースやウエディングブーケに重宝されるほどオシャレな品種が販売されています。

8kkaame/shutterstock.com

種を購入する前に、まずは近年の人気種などをぜひチェックしてみてください。ハボタンには豊富な品種があり、近年は特にその傾向が顕著。ざっくり分けると次のように分類できます。

高性種…草丈が高い品種。庭や花壇に植栽でき、切り花や花束、アレンジに利用可能。茎だけを伸ばすタイプと、脇芽を付けながら草丈を伸ばすタイプ(ツリー型)がある。

矮性種…草丈が低い品種。庭や花壇、鉢植えやプランター、寄せ植えなど一般的なガーデニングに使われることが多い。

ミニハボタン…一般的なハボタンのサイズよりも小さく、花径が10センチ程度。可愛らしい印象があり、クリスマスやお正月のリース、寄せ植えやハンギングなどに人気。

大型ハボタン…直径30センチ~ほどの大きな株になる。庭や花壇の主役として、また広いスペースにたくさん植えるのがオススメ。

草丈が違うハボタンを複数植えてドーム型の花壇を作ったり、季節の花と一緒に植えこんで寄せ植えを作ったり、高性種の茎を伸ばし「踊りハボタン」仕立てにしたり、多彩な楽しみ方ができます。

単色やバイカラー、グラデーションなど、カラーバリエーションが多いのもハボタンの魅力。種を購入する前に、どこに植えてどう育てたいのかを考えてみましょう。

ハボタンの系統は3種類

同じ草丈のハボタンでも、葉の形状により3つの系統に分けることができます。それぞれの特徴や人気の品種をまとめてみました。

丸葉系

Victoria Kurylo/shutterstock.com

スタンダードなハボタン。葉がキャベツのように丸みを帯びている「東京丸葉系(江戸ハボタン)」と、発色がよく縁が緩やかに波打つ「大阪丸葉系」があります。どちらも育てやすいため、ガーデニング初心者にオススメです。

丸葉系の人気品種には葉の数が多くボリューム満点の「円(まどか)」、高性種で切り花として人気の「晴姿」、株の形が美しい「つぐみ」、白いバラのように見える「フレアホワイト」、黒い葉が魅力の「ブラックルシアン」などがあります。

ちりめん系

Aomhey/shutterstock.com

葉の縁が細かく縮れている品種で、名古屋系、フリンジ系、ドレス系とも呼ばれています。華やかな見た目ですが根の張り方が弱いため、鉢植えや寄せ植え、プランターで育てるのがオススメです。

ちりめん系の人気品種にはドレスのようにゴージャスな「スノードレス」、葉が密に重りあう「かもめシリーズ」、葉に光沢があり高級感たっぷりの「プラチナケール」などがあります。

サンゴ系

Victoria Kurylo/shutterstock.com

葉に複雑な切込みが入り、まるでレースのように見えるのが特徴。

切り葉系、クジャク系、フェザー系とも呼ばれています。花束やアレンジなどに利用価値が高い系統です。

サンゴ系の人気品種には、くじゃくの羽のような切り込みが美しい「くじゃくシリーズ」、雪の結晶のような「フェザーシリーズ」、比較的耐寒性が強い大型種の「白サンゴ」などがあります。

上記の3系統以外に、フリルのような葉の「フリンジ系」、葉が強く縮れモコモコしている「バニー系」などがあります。品種改良がさらに進むと、オシャレな品種が増える可能性もあります。注目しておきましょう。

Olenaduygu/shutterstock.com

ハボタンを種から育てる!種まきや育て方のポイント

ハボタンはひとつだけ植えるよりも、複数株植えた方が見映えがよい植物です。苗をたくさん購入するのも悪くありませんが、コスパを考えると種から育てるのがオススメ。ここでは、ハボタンの種まきや育て方のポイントを紹介します。

ハボタンの種まきと育て方

ハボタンの種、種まき用土、まき床(セルトレイやプランター、ポリポット)、霧吹きなどを準備して種まきを始めます。

    種まき床に用土を入れ、1センチ間隔を目途に種をまく

    種がうっすらと隠れるくらいに用土をかぶせ、霧吹きで水をかけて湿らせる

    屋外、または屋内の風通しの良い半日陰で管理し、毎日水をかける(発芽の目安は3~5日間)

    発芽したら日当たりと風通しが良い屋外へ移し、多湿にならない程度に水を与える。

    本葉が3~4枚になったら鉢上げする。

鉢上げの目安ですが、大きく育てた場合は6~7.5センチポットに1株ずつ。小さく育てたい場合は9~10.5センチポットに数株ずつ植えるとよいでしょう。

プランターに種まきした場合は、芽の間隔が15センチ程度になるように間引き、必要に応じて鉢上げします。鉢上げ後は徒長を防ぐため水やりは控えめに。しおれかけたら水を与えるくらいが適当です。

水の代わりに液肥を与えるのもオススメ。ポリポットの底穴から根が伸びてきたら、大きめのポリポットに鉢替えをするか、花壇などに移植しましょう。

害虫に注意

ハボタンはアブラナ科なので、アブラムシやアオムシ、ヨトウムシがつくことがあります。見つけたらそのつど駆除するか、アブラナ科用の殺虫剤で撃退しましょう。

まとめにかえて

ハボタンは、種からでも意外と簡単に育てられる植物です。庭や花壇に植えたり、寄せ植えや切り花で楽しんだりなど楽しみ方がたくさんあるので、苗を複数買うよりも種から育てたほうがお得。

オシャレな品種の種は即完売することもあるため、お気に入りのハボタンが見つかったら早めにゲットしてくださいね。

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