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【メルカリ】トラブル事例一覧。独自ルールは有効?避けるための対処法とは

LIMO / 2022年7月17日 5時0分

【メルカリ】トラブル事例一覧。独自ルールは有効?避けるための対処法とは

【メルカリ】トラブル事例一覧。独自ルールは有効?避けるための対処法とは

即購入禁止、執拗な値下げ交渉…トラブルあるある

株式会社メルカリは2022年7月12日、愛知県蒲郡市が「メルカリShops」でマンホールの“ふた”を7月15日に出品することを公表しました。

出所:株式会社メルカリ「蒲郡市が「メルカリShops」でマンホールの“ふた”を7月15日に出品」

更新工事のタイミングで廃棄処分となったマンホールのふたを出品することで、自治体の公共事業を身近に感じてもらうことが理由とのことです。

メルカリでは公共性のある事業も手掛ける一方、「安く商品を手に入れたい」「捨てるのはもったいないので誰かに譲りたい」という個人間のニーズを吸い上げ、これまでにないフリママーケットを築き上げました。

日本有数のフリマサイトであるメルカリは、すでに利用しているという方も多いのではないでしょうか。

このように多くの人が利用するメルカリですが、それゆえにトラブルも発生するようです。今回は起こりやすいトラブルや回避法、さらには悩みやすい「独自ルール」についてご紹介します。

気をつけたいメルカリでのトラブル一覧

これからメルカリを始める人にとっては、取引相手とのトラブルに不安を抱くことがあるかもしれません。

またすでにメルカリを利用している方の中には、取引相手として「面倒な人にあたってしまった…」という経験がある人も多いのではないでしょうか。

フリマサイトは企業相手でなく個人同士のやり取りになるため、懸念すべき点があるのは事実です。

加えてプロフィールには「即購入禁止」「値下げ交渉禁止」など独自のルールを設けている方も多く、取引時に確認すべきことは多岐に渡ります。

こうした性質上、おこりやすいトラブルは主に下記のようなものになります。

〈出品者側〉

売れたのに購入者がお金を払ってくれない

執拗な値下げ交渉をされる

商品到着後に不備を指摘され、返品を要求された

「サイズは何cmですか?」「このアングルの撮影もお願いします」と散々言われたのに、結局返事がなく購入もされない

〈購入者側〉

「汚れなし」となっていたのに明らかに汚れがある

購入したところ、「こちらは即購入禁止なのでキャンセルしてください」と言われた

ブランド物を購入したつもりが明らかに偽物

購入したのになかなか発送されない

こうしたトラブルは、残念ながら実際に起こっているケースです。事前に確認すべきことや対処法について見ていきましょう。

取引前に必ずチェックするポイント

出品する立場でも購入する立場でも、取引前の準備である程度のトラブルは回避できます。

プロフィールや商品ページは簡潔に重要ポイントをまとめる(出品前)

トラブルを避けるためにも、特に対応できかねることなどはしっかり明記しておくことが大切です。長文になると読みづらくなるため、短い文章にまとめましょう。

発送には1週間かかることがあります

猫を飼っているのでアレルギーの方はご遠慮ください

値下げはしません

など

一方で独自のルールを設ける方もいますが、おすすめはできません。散見される例としては以下のものがあります。

コメントなしの即購入禁止

買う気のない「いいね」は迷惑です

クレームや返品は受け付けません

プロフ必読。読んでないと判断した方とは取引しません

メルカリの公式サイトにおいても、独自ルールに対する見解が明記されています。

“メルカリには「コメントなし購入禁止」や「プロフィール必読」「いいね!不要」といったルールはありません。お取引を円滑にする目的であっても、メルカリのシステムが対応していないお客さま独自のルールを強要することはトラブルの原因になることがあります。”

取引前から「めんどくさそうだな」と敬遠されるどころか、実際にトラブルに発展しても有利に働かないこともあります。

さらに、返品に応じないという独自ルールは固く禁止されています。返品に応じないという行為だけでなく、「商品に問題があっても返品しません」と記載すること自体がNGとされているのです。

こうしたメルカリの公式ルールに則った上で、プロフィールや商品説明文は記載しましょう。

プロフィールや評価、商品説明を熟読する(購入前)

購入する立場の場合、商品説明だけでなくプロフィール文も必ず読みましょう。特に出品数が多い出品者だと、すべての商品に注意事項を書かない方もいます。

また評価も必ず確認しましょう。過去の取引でトラブルがあれば、低評価がついている可能性が高いです。過去の分まで遡り、必ず確認しておきたいポイントです。

記載されているにも関わらず、届いた商品に傷や汚れを発見しても返品が認められないこともあります。写真や商品説明で気になる点は事前に確認しておきたいですね。

ただし、執拗な質問は敬遠される傾向にあります。購入の意思があるものについて、簡潔に質問することが望ましいでしょう。

トラブル発生時の対処法

実際にトラブルに発展してしまった場合は、慌てず真摯に対応しましょう。

メルカリガイドで調べる

メルカリのトラブルにはある程度傾向があります。メルカリの公式サイトではさまざまな事例ごとのガイドがまとめられているため、あてはまる事例がないか検索してみましょう。

公式のルールに則り、順番に対処することが重要です。

メルカリ事務局に相談する

トラブルの解決が難しい場合、メルカリの事務局に相談することができます。具体的には「相手と連絡がとれない」「一定期間が過ぎているのに支払いがされない」などです。

またメルカリ便を使った発送で紛失・破損等が発生した際にも、メルカリ事務局に相談することで補償を受けることができます。

トラブルを避けて安全な取引を

メルカリにおいて発生しやすいトラブルやその対処法をまとめていきました。独自ルールは基本的に無効となります。

とはいえ、相手の独自ルールを無視した取引を行うと、最後に低評価をつけられる恐れもあります。プロフィールや商品説明等を熟読し、取引が難しいと判断すれば避けた方が安心でしょう。

不用品の整理や節約に役立つフリマサイトは、安全に賢く利用したいものです。そのためにも公式のルールをしっかり把握し、正しく活用したいですね。

参考資料

メルカリ「独自ルールの取引について」(https://help.jp.mercari.com/guide/articles/263/)

メルカリ「商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(禁止されている行為)」(https://help.jp.mercari.com/guide/articles/904/)

株式会社メルカリ「蒲郡市が「メルカリShops」でマンホールの“ふた”を7月15日に出品」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000026386.html)

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