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多肉植物の夏越しは「水やり・日当たり・風通し」がポイント!夏に強いオススメ品種も紹介

LIMO / 2022年7月16日 16時45分

多肉植物の夏越しは「水やり・日当たり・風通し」がポイント!夏に強いオススメ品種も紹介

多肉植物の夏越しは「水やり・日当たり・風通し」がポイント!夏に強いオススメ品種も紹介

多肉植物の中には暑さに強い夏型の品種もあれば、夏が苦手な冬型の品種もあります。

近ごろは気温が40度近くまで上がることもあり、暑さに強い品種にとっても厳しい環境と言えるかもしれません。

そこで今回は多肉植物の夏越し対策を解説します。夏型の多肉植物のオススメ品種も見ていきましょう。

多肉植物の夏越し対策は?

強い日差しを避ける

多肉植物は太陽の光を好みますが、夏の直射日光に長い時間当たり続けると、葉焼けをおこしたり腐ったりしてしまいます。気温が高いと高温障害を起こしやすくなり、葉の色が黄色っぽく変色することも。

多肉植物にダメージを与えないように、日差しがキツイ日は明るい日陰や室内に鉢を移動しましょう。庭植えには遮光ネットをかけて日よけ対策をしておくと安心です。

SaskiaAcht/shutterstock.com

風通しをよくする

乾燥した地域を原産地とする品種が多い多肉植物は、水分を溜めるのは得意な反面、排出は苦手。湿度で株が蒸れると、葉が溶けたような状態になってしまいます。溶けてしまった葉はもう元にはもどりません。

株元が蒸れないように、茂り過ぎて混み合っている葉は摘み取るのがオススメ。鉢の間隔をあけて置いたり、棚などの高い場所に置いたりすると風通しもよくなります。

水やりを控えめにする

sattahipbeach/shutterstock.com

真夏の水やりは時間帯とタイミングがポイントです。夏型の品種は土がカラカラになっていたら気温が下がる時間帯に、鉢底から水が染み出るまでタップリと与えましょう。

冬型や春秋型は夏が休眠期なので月に1回程度。葉に水が溜まっていると、光が当たったときに水がレンズの代わりをして葉が焼けます。

水をかける際はできるだけ葉にかからないように、直接土に注ぐとよいでしょう。

暑さに強い!オススメの多肉植物5選

アガベ属・吉祥冠

De19/shutterstock.com

日本では昔からなじみ深い吉祥冠。日本の気候にうまく適応して育てやすい多肉植物です。バラの花のようにロゼット状に開く葉と、赤茶色の鋭いトゲが特徴。

強い日差しを好み、多湿が苦手です。日当たりと風通しのよい場所で乾燥ぎみに育てましょう。※参考価格:1000~2000円前後(3号ポット苗)

カランコエ属・月兎耳(つきとじ)

TatianaMironenko/istockphoto.com

月兎耳は名前どおりウサギの耳のようにフワフワした葉がユニーク。白い毛に覆われ縁に黒い斑点がポツポツと入ります。

見た目のかわいらしさで人気が高く、カランコエ属の中でも広く普及しています。

土に落ちたままの葉からカンタンに根と新芽が出てくるほど繁殖力が旺盛です。※参考価格:400~600円前後(2.5号ポット苗)

アロエ属・キダチアロエ

Nevada31/shutterstock.com

アロエ属の中で最もポピュラーなキダチアロエ。鉢植えで玄関まわりに置かれているのをよく見かけます。やけどや胃腸に効能があるとされ、「医者いらず」と呼ばれてきました。

ウネウネと伸びる細長い葉の縁には、ギザギザとしたトゲが付いています。真冬に炎のように立ち上がって咲く赤やオレンジの花が華やかです。※参考価格:700~900円前後(4号ポット苗)

ユーフォルビア属・ホリダ

shihina/istockphoto.com

ホリダはコロンと丸いフォルムがユーモラス。ユーフォルビアの代表格で人気があり、園芸店などで手軽に購入できます。

白っぽいボディと赤いトゲのコントラストがとてもキレイです。サボテンに似ていますが、ホリダのトゲは開花後の花ガラが落ちずに硬くなったもので、サボテンのトゲとは異なります。

日光がよく当たる場所で育てましょう。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

クラッスラ属・ゴーラム

Gonzalo de Miceu/shutterstock.com

「宇宙の木」という別名を持ち、奇抜な容姿が印象的なゴーラム。葉の先が丸くへこみ、冬に紅葉すると縁が赤く染まって口を開いているかのよう。個性派好みのコレクターからは「キモカワイイ」と評判です。

暑さに強く夏でも旺盛に生長します。真夏は直射日光を避け、風通しのよいところで管理しましょう。※参考価格:300~600円前後(2号鉢)

まとめにかえて

熱帯を原産とする多肉植物は、冬と比べると夏は比較的安心して育てられます。風通しをよくして乾燥ぎみに育て、午後からの強い直射日光を避けるのがポイント。

花のようにカワイイ品種から独特のフォルムが魅力の品種まで、多肉植物の世界には奥深いものがあります。夏に強い多肉植物を育てて、花が少なくなる時期のガーデニングを楽しんでみませんか。

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