高齢者におすすめの医療保険2選!保険会社も徹底比較!65歳以上の医療費、65歳未満の4倍近くに
LIMO / 2022年7月24日 7時20分
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高齢者におすすめの医療保険2選!保険会社も徹底比較!65歳以上の医療費、65歳未満の4倍近くに
公的医療保険と民間医療保険を解説
けがや病気など、万が一の場合に加入していると安心なのが医療保険です。
今回は高齢者の医療保険について考えていきます。
おすすめの保険の紹介や保険会社の比較もしていきますので、これから医療保険を検討される方は参考にしてください。
65歳以上の医療費はそれ未満の4倍近くに
高齢になると医療費は高くなるイメージですが、実際にどれほど負担が大きくなるのでしょうか。
65歳以上の医療費を見ていきましょう。参考にしたいのは、厚生労働省の「2019年度国民医療費の概況」です。
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出典:厚生労働省「2019年度国民医療費の概況」
調査によると、65歳以上の1人あたりの年間医療費は75万4200円になっています。
65歳未満の1人あたりの年間医療費は19万1900円ですから、4倍近くも高くなるのですね。
高齢者は年金が生活の柱になる傾向にあります。医療費も年金でまかなう人が多いでしょう。
しかし、年金支給額の引き下げが続いています。2022年度も0.4%の引き下げがありました。
高額になる医療費を、年金だけに頼らずに備えておく必要があります。
高齢者の医療費自己負担が2割!医療保険を検討しよう
高齢者の医療費の自己負担が上がるのをご存じでしょうか。現在の医療費の自己負担は以下のとおりです。
75歳以上…1割負担(現役並み所得者は3割)
70歳以上…2割負担(現役並み所得者は3割)
70歳未満…3割負担
現在、75歳以上は医療費の1割が自己負担になっています。
しかし、2022年10月から一定の所得がある人は75歳以上でも自己負担が2割になるのです。ますます負担が増えるわけですから、医療費にしっかりと備えなければなりません。
医療費への備えとして検討したいのが民間の医療保険です。
民間の会社が提供するもので、ケガや病気で入院・手術をしたときに給付金を受け取ることが可能です。
公的医療保険で補えない部分も、民間の医療保険に加入していれば契約内容に応じてカバーできます。いざというときも安心して治療に専念できるでしょう。
前述したように、65歳以上になると医療費も高額になりますし、今後は75歳以上でも医療費の2割は自己負担となることもありえます。医療保険に加入しておくのがおすすめです。
高齢者におすすめの医療保険2選
高齢者が入れる医療保険も多くありますが、おすすめなのが「がん保険」と「認知症保険」です。
高齢者におすすめの医療保険1. がん保険
がん保険とは、がんで入院・手術をしたときに給付金が受け取れるものです。
最近では、通院でがん治療を行う場合も多くなりました。
通常の医療保険だと、通院の場合は給付金が支払われないことが一般的です。
がん保険であれば、がんと診断されれば入院・通院どちらも給付金が受け取れます。
高齢者におすすめの医療保険2. 認知症保険
認知症と診断された場合に保障が受けられるのが認知症保険です。いまは平均寿命も延びていますし、認知症になる高齢者は増えている傾向にあります。
認知症は医療費がかからなくても介護に費用がかかる場合があります。
認知症保険に加入していれば、介護費用にも備えることが可能です。
がん保険と認知症保険で医療保険会社を比較
医療保険は保険会社ごとに内容が変わってきます。がん保険と認知症保険の内容について、どのような違いがあるか比較してみましょう。
がん保険で医療保険会社を比較
がん保険ではアクサダイレクト生命・メディア生命・三井住友海上あいおい生命の3社を比較してみましょう。
がんと診断されたときに受け取れる診断給付金の金額や診断給付金を受け取れる回数、そのほかの特徴を比較します。
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/7/8/-/img_78d5990ac568bc9efbb6bb84a2b2c97e158001.jpg)
認知症保険で医療保険会社を比較
認知症保険も保険会社ごとに特徴があります。ネオファースト生命・朝日生命・SOMPOひまわり生命の特徴を比較します。
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/3/d/-/img_3d73b832ea453cd9e7044e3740b86c02144932.jpg)
医療保険の検討をはじめよう
高齢になると、どうしても医療費は高くなります。
年金支給額の引き下げに加え、医療費の自己負担が上がることを考えると、医療保険に加入しておくのが安心です。
保険料は年齢が上がるほど高くなるのが一般的です。まだという方は、早めの検討をおすすめします。
参考資料
厚生労働省「2019年度国民医療費の概況」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/19/dl/kekka.pdf)
厚生労働省「令和4年度の年金額改定について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12502000/000725140.pdf)
アクサダイレクト生命「がん保険」(https://www.axa-direct-life.co.jp/products/cancer/index.html)
メディア生命「メディフィットがん保険」(https://www.medicarelife.com/products/medifit_gan/)
三井住友海上あいおい生命「&LIFEガン保険スマート」
ネオファースト生命「認知症保険toスマイル」
朝日生命「あんしん介護認知症保険」
SOMPOひまわり生命保険「笑顔をまもる認知症保険」
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