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日産ノート e-POWERは残価設定型クレジットで買うとお得?残価率を調べてみた

LIMO / 2022年7月25日 19時25分

日産ノート e-POWERは残価設定型クレジットで買うとお得?残価率を調べてみた

日産ノート e-POWERは残価設定型クレジットで買うとお得?残価率を調べてみた

残価設定型クレジットは得なのか損なのか

日産が近年力をかけて宣伝しているのがe-POWERと呼ばれるハイブリッドシステムを搭載した車。その皮切りとなって発売されたのがコンパクトカーのノートe-POWERです。

この車はフルモデルチェンジ後、e-POWER専用車として売られていますが、利用率が高い残価設定型クレジットを利用するとどれくらいの残価率になるのかと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今記事ではノートe-POWERの残価率についてまとめ、どのような買い方をすればお得なのか、という点を詳しく見ていきます。

1. 日産ノート e-POWERの残価率はどれくらい?試算してみた

画像出典:日産自動車株式会社「ノート」(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html)

まずはノートe-POWERがどれくらいの残価率があるのか、という点を深掘りしていきます。とは言ってもまだ新しい車ですので、メーカーHPで試算して残価率を確認していきましょう。

ノートには通常グレードと上位グレードのAURA(オーラ)、スポーツグレードのNISMO(ニスモ)がありますので、それぞれ見ていきます。

1.1 ノートe-POWERの残価率(グレード:X)

3年の場合:44%

5年の場合:33%

1.2 AURA e-POWERの残価率(グレード:G)

3年の場合:47%

5年の場合:36%

1.3 AURA NISMOの残価率

3年の場合:47%

5年の場合:36%

※それぞれメーカーオプションなし、月1000km制限で試算しています。

この残価率が高いのか、それとも低いのか、という点を検討してみると、おおむね“平均よりやや高め”と言える結果となりました。

やはり燃費が高いハイブリッドであるということ、日本の道路事情にあったコンパクトカーであるということも加味されていると言えます。

また上位グレードのAURA系の方が残価が3%高く設定されているという点から見ると、メーカーやクレジット会社がAURAの方を売りたいという背景がうかがえます。

2. 車を残価設定型クレジットで買うと得する人はどんな人か

画像出典:日産自動車株式会社「ノート」(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html)

そもそもの話、残価設定型クレジットで車を買うと得なのか損なのかという話ですが、答えは「人によっては得でもあるし損でもある」という曖昧な回答となります。

残価設定型クレジットのそもそものコンセプトは「決まった期間、安価に新車に乗る」で、現金や通常のローンでは手が届かないような車を買えるという点が大きなメリットです。

このメリットを受けられる人の条件として「手元にキャッシュを残しておきたい人」や「頭金が用意できず、通常のローンでは買えないけれど残価設定型クレジットならなんとか買える」のいずれかに当てはまればお得と言えます。

逆に「手元資金が潤沢にある人」は金利負担がのしかかってくるので損をしてしまうということになります。

3. 残価設定型クレジット以外で車を買うならこの方法がおすすめ!

画像出典:日産自動車株式会社「ノート」(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html)

ご存知の方も多いと思いますが、残価設定型クレジットは予め決まった残価(AURAを5年で買う場合は車両本体価格の36%)を最終回の支払いに据え置くことで毎月の支払額を抑えられますが、据え置かれている金額が高ければ高いほど金利負担が多くのしかかります。

それであれば、より金利が安い「銀行など金融機関のマイカーローンを7年以上で組む」方法がおすすめです。

この低金利の時代でマイカーローンの金利は1%台〜2%台と非常に低く、支払い期間を延びることになりますが金利負担が残価設定型クレジットよりも安く、更に毎月の支払い額も残価クレジットとほぼ同じ水準まで下げることが可能です。

参考までにAURAのGグレードを、車両本体価格のみ頭金ゼロでローンシミュレーションしてみましょう。

3.1 残価設定型クレジットの場合(60回支払、金利4.9%)

毎月の支払額:3万7600円(最終回に買取を選択した場合:93万9000円)

金利負担:45万5539円

3.2 銀行のマイカーローンの場合(84回支払、金利3%)

毎月の支払額:3万5808円

金利負担:29万2872円

5年以上車に乗る方、残価設定型クレジットに抵抗がある方は銀行のマイカーローンを利用してみると良いでしょう。メインバンクとして利用していたりキャンペーン金利が適用されるとこの金利が更に低くなるので毎月の負担額も減っていきます。

4. 残価クレジットの判断は慎重に

画像出典:日産自動車株式会社「ノート」(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html)

残価設定型クレジットはディーラーで申し込みできるため手軽ですが、少し視野を広げると更に良い支払い方法が見つかることもあります。

手間はかかりますが、比較検討してみると良いでしょう。

参考資料

日産自動車株式会社「ノート」(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html)

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