三菱エクリプスクロスPHEVを購入すると補助金はいくらもらえる？条件や注意点とは

三菱PHEVの補助金を徹底解説

ガソリン価格が高騰している現在、車を買い替えるのであれば燃費が良くて災害発生時に役に立つ車が欲しいところです。

そうなると候補に上がるのはEVやPERVといった家に給電できる“蓄電池”としても活用できる車ではないでしょうか。

PHEVでありながらSUVという、いわばいいとこ取りとも言える車が三菱のエクリプスクロスPHEVです。今記事ではエクリプスクロスPHEVの概要だけでなく、購入することで受けられる補助金について解説してきます。

1. 三菱エクリプスクロスPHEVとは？コンパクトなSUV

出典：三菱自動車株式会社「三菱のPHEVの補助金」（https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/phev/subsidy/）

まずエクリプスクロスとはどのような車なのか、というところを確認していきましょう。

この車は2017年に発表された車で、コンパクトなSUVというジャンルにおける選択肢の一つとして名を馳せています。

国内メーカーにおけるライバル車はトヨタのCH-Rやホンダのヴェゼルです。

ただ、2022年現在においてPHEVを採用しているのはエクリプスクロスのみ（C-HRやヴェゼルにはハイブリッドの設定あり）ですので、環境性能や蓄電池として活用できる車を探している場合はエクリプスクロスPHEVが購入の第一候補になるでしょう。

2. 【三菱PHEV】そもそも補助金って何？どんな条件があるか

出典：三菱自動車株式会社「三菱のPHEVの補助金」（https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/phev/subsidy/）

みなさんもご存知かもしれませんが、PHEVを含むEV車を購入すると国や自治体から購入にかかる費用が一部補助されます。

これがいわゆる補助金で、国の事業である「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金（令和4年度の事業名称）」の事業で補助されます。

この事業をざっくり説明すると、「車を購入する際に環境性能の高い車を購入すれば国が購入費用の一部を出す」ということです。

補助金を受けるためにはいくつか条件をクリアする必要がありますが、対象車種を購入し、一定期間（乗用車の場合は4年）車を保有し続ければOKという制度となります。

ちなみにこの補助金の事業については予算が定められているため、事業が行われている年度内であっても予算到達により早期終了となる場合がある、ということは覚えておかなければなりません。

3. 最大115万円？三菱エクリプスクロスPHEVの補助金額をチェック

出典：三菱自動車株式会社「三菱のPHEVの補助金」（https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/phev/subsidy/）

ここからが本題となりますが、エクリプスクロスPHEVを購入すれば国から補助金が受けられるのか、その補助金額はいくらなのか、ということについてです。

お住まいの地域・自治体によっては更なる補助金が出るケースもありますので、併せて見ていきましょう。

3.1 【三菱のPHEV】国の補助金55万円

前段で紹介した「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の事業によりエクリプスクロスPHEVを購入したユーザーには55万円の補助金が支払われます。

もしエクリプスクロスPHEVのPグレードを購入したら、車両本体価格451万円から55万円の補助を差し引いて実質396万円で購入できるということになります。

3.2 【三菱のPHEV】一部の自治体は独自の補助金も！東京は60万円

さらにお住まいの自治体によっては更なる補助金が受け取れる場合もあります。東京都を例に挙げると、「令和4年度電気自動車等の普及促進事業」により60万円が支払われます。

国の補助金と合わせると合計115万円も安く購入できるということになります。自治体からの補助金については実施有無や金額が大きく異なりますので、一般社団法人 次世代自動車振興センター（http://www.cev-pc.or.jp/local_supports/hokkaido.html）の情報を必ず確認しましょう。

4. 【三菱のPHEV】補助金以外にも恩恵がある！税制優遇の内容も確認

エクリプスクロスPHEVを購入すると補助金に加えて税制優遇が受けられます。

まず購入時に必須となる環境性能割（昔の自動車取得税）が非課税になります。

出典：三菱自動車株式会社「三菱のPHEVの補助金」（https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/phev/subsidy/）

また諸度登録時の自動車重量税が3万円の減税、毎年支払う自動車税については免税（都道府県によって異なる場合あり）となります。税金は地味に痛い出費ではありますが、このように優遇されているということも忘れてはいけませんね。

補助金や税制優遇があるので実質的な価格が安く感じられるエクリプスクロスPHEV。興味がある方は一度触ったり見たりして体感してみましょう。

PHEVはガソリン車とは若干変わる部分がありますので、しっかり試乗してフィーリングを確かめることもお忘れ無く。補助金が出るからといって勢いで購入せずにしっかりと吟味しましょう。

参考資料

三菱自動車株式会社「三菱のPHEVの補助金」（https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/phev/subsidy/）