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車中泊もできる新型ステップワゴン!販売計画の5倍超受注した人気車の特徴とは

LIMO / 2022年7月29日 20時0分

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車中泊もできる新型ステップワゴン!販売計画の5倍超受注した人気車の特徴とは

国内ホンダ史上最大!ステップワゴンの室内空間をチェック

日本国内で人気のジャンルのひとつが、ミニバンです。

室内空間が広く、乗用車の骨格やエンジンを採用する事で、十分な走行性能と静粛性を実現したミニバンは、ファミリーカーとして使うだけでなく、アウトドアアクティビリティを楽しむ人など、多種多様なユーザーに支持されるようになりました。

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

数あるミニバンの中でも、ホンダを代表するミニバン「ステップワゴン」は、日本のミニバンの中でも歴史に残るモデルとして知られています。今回はこのステップワゴンについて解説していきます。

1. ステップワゴンの歴史とは?ライバルにも影響を与える人気車に

1996年に登場した初代ステップワゴンは、他社が商用車の車体をベースにしてミニバンを製造していたのに対し、乗用車の車体をベースにする事で、床の低さやシンプルで四角いスタイルなどを採用する事で一躍大ヒット。

ステップワゴンの登場でトヨタ、日産などの他社は、ホンダと同じく乗用車をベースにしたミニバンを登場させるほど、様々な会社が影響を受けました。

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

そして、2022年5月には現行型となる4代目ステップワゴンが発売。

「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトとし、オーナーのライフスタイルを素敵に引き立てる存在となることを目指したエクステリアは、通常グレードの「AIR」、重厚なカスタムグレードの「SPADA」共に、すっきりとしたクリーンなエクステリアを採用。

また、ボクシーなフロントフェイスや縦型テールライトは初代ステップワゴンを思い出す人も多いでしょう。

2. ステップワゴンの室内空間は国内ホンダ史上最大

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

ミニバンを選ぶ時、注目する部分の1つと言えばインテリアでしょう。

ミニバンは運転席だけでなく、後席の質感や使い勝手が重要で、さらにステップワゴンやそのライバルであるトヨタノア・ヴォクシー、日産 セレナは、日本国内でベストセラー車のため、インテリアに力を入れています。

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

6代目ステップワゴンは、国内Honda史上最大の室内空間を売りにしていますが、乗用車として使われるステップワゴンには、他にも様々な特徴があります。

内装は、「触れて心地よく汚れにも安心なリビング感覚のインテリア」が特徴で、ソフトな感触のパッドをダッシュボードからドアまで連続して配置する事で、乗る人をやさしく包み込む空間をイメージしています。

シートは、ソファーのような厚みのあるで形状にしただけでなく、メイン材をサイドまで張り込むことでシートの厚みを強調。他社の同クラスのミニバンと比較してリビング感を演出しました。

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

また、内装につかわれている表皮も注目です。

ステップワゴンには一部グレードに撥水・撥油加工を採用したファブテクトを採用。

これは、水を弾くだけでなく、食べ物や飲み物の油も弾いて拭き取りやすくする、ホンダ独自開発のシート素材。

ファミリーカーやアウトドアアクティビリティで楽しむ人にも有り難い機能と言えるでしょう。

FABTECTは、AIRグレードの場合、インストルメントパネル、ドアパネル、3列目サイドパネルのソフトパッドに採用。また、上級グレードのSPADAにはシートメイン材に採用しています。

防水シートを採用したミニバンと言えば日産セレナのメーカーオプションで、ネオソフィール・パートナーがあります。

セレナが本革に近い質感がある合成皮革となっているのに対して、ファブテクトは、シート表皮にフッ素樹脂を加工する事で、ファブリックの質感と撥水効果を兼ね備えている点が特徴です。

3. ステップワゴンの変幻自在なシートアレンジ

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

ミニバンのインテリアで注目したいシートアレンジでしょう。新型ステップワゴンには、2列目に前後・左右のスライド機構を採用しています。

2列目は左右の座席を独立させたキャプテンシートで、左右それぞれのシートを離して、自分だけの世界を集中することができるだけでなく、左右の座席をぴったり寄せてベンチシート代わりにすることができます。

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

そして2列目座席の前後方向スライド機能は、先代モデルを上回るロングスライドを実現しました。

2列目シートを一番後ろに下げて、休憩で使うだけでなく、2列目シートを一番前にすれば運転席からでも手が届くため、休憩時などに子どもを世話することも可能です。

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)」

画像出典:本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/)

ミニバンの特徴である3列目シートもステップワゴンは他社の同クラスとは違う独自機構を採用。ライバルであるトヨタノア・ヴォクシーや、日産 セレナの3列目シートは、左右跳ね上げ式を採用しているのに対して、ステップワゴンは6:4分割格納式を採用しました。

他社の跳ね上げ式収納と比較した場合、分割格納式は座席が床下へすっきりと納まるため、左右後方の視認性を高くすることができます。

また2列目シートをスライドする場合、収納した3列目が邪魔にならないので座席のスライド量を長くすることができると言う特徴があります。

4. ステップワゴンは販売計画5倍超の受注に!

豪華で迫力あるミニバンが多い中、あえて迫力を抑えてクリーンなデザインを採用したステップワゴン。5月27日の発売から約1カ月後の6月27日の発表では、月間販売計画5000台の5倍以上となる2万7000台以上の受注を得たと発表しました。

ライバルとは違うエクステリア、インテリアや、独自のハイブリッドシステム「e:HEV」などを用意することで、差別化を図ったステップワゴンは現時点では成功していると言えるでしょう。

参考資料

本田技研工業株式会社「ステップワゴン」(https://www.honda.co.jp/STEPWGN/)

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