【8月の家庭菜園】暑い夏はプランター栽培がオススメ!収穫が楽しみになる野菜4選
LIMO / 2022年7月28日 16時45分
【8月の家庭菜園】暑い夏はプランター栽培がオススメ!収穫が楽しみになる野菜4選
8月は秋野菜の植え付けをおこなう時期。とはいえ、猛暑での屋外作業は熱中症の危険性があるのでなるべく避けたいと考える人も多いのではないでしょうか。
そんな人にオススメなのはプランター栽培。プランターならコンパクトに育てることが可能で手間もかかりません。
今回は8月に苗の植え付けや種まきができる野菜を紹介します。
8月に種まき・植え付けができる野菜
ホーム玉ねぎ
収穫までの期間が短く、家庭菜園初心者でも育てやすいホーム玉ねぎ。
一般的な玉ねぎは苗の植え付けから収穫まで約10カ月かかりますが、ホーム玉ねぎは2センチほどの小さな玉ねぎ(種球)から育てるため約3カ月で収穫が可能です。
植え付け期は7月下旬~9月上旬で、収穫期は11月~12月。乾燥に弱いので水やりに注意しながら育てましょう。※参考価格:700円(種球30個入り)
ホーム玉ねぎの育て方
1. 深さ30センチ以上の大きめのプランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石、培養土を入れる。
2. 乾燥防止として土の上にマルチシートを敷き、10~15センチ間隔で直径5センチほどの穴を開ける。(最初から穴が開けてある「玉ねぎ専用シート」などもあります。)
3. 1つの穴に対し種球を1個、先端部が1/3見える程度に植える。
4. たっぷりと水を与え、日当たりがよい場所で管理する。
5. 本葉が3~4枚になったら速効性化成肥料を与える。約1カ月後に追肥する。
6. 葉が枯れ始めたら収穫する。
茎ブロッコリー
通常のブロッコリーよりも細長く、茎と花蕾の両方が食べられる茎ブロッコリー。セニョールスティックとも呼ばれています。
植え付け期は8月~9月上旬、収穫期は9月下旬~10月中旬。種からでも育てられますが、苗から育てた方が成功率は高めです。
多湿を嫌うので水のやり過ぎには気を付けましょう。※参考価格:150円(3号ポット苗)
茎ブロッコリーの育て方
1. 大きめのプランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石、培養土を入れる。
2.深さ10センチほどの穴を掘り苗を植える。株元が土の表面よりもやや高くなるように植え付け、株元を軽く押しつけておく。複数本植えるときは、株間隔は約20センチで。
3. たっぷりの水を与え、日当たりがよい場所で管理する。
4. 本葉が7~8枚になったら液肥を与える。以後、週1回のペースで追肥する。
5. 花蕾の大きさが15センチほどになったら収穫。
ジャガイモ
ジャガイモにはたくさんの種類がありますが、いまの時期は秋植えに適した品種を選びましょう。
人気の品種に「普賢丸」「デジマ」「アンデスレッド」などがあります。植え付け期は8月下旬~9月上旬、収穫期は11~12月です。
ジャガイモは袋栽培でも生育が可能。水を通し深めの丈夫な袋であれば、ジャガイモ栽培に適しています。手軽にチャレンジできるのでオススメです。※参考価格:1キロ1200円(種イモ)
ジャガイモの育て方
事前準備として、発芽していない種イモは、2週間ほど日光に当てて発芽させておきましょう。
1. 深さ40cm以上のプランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石、培養土を入れる。
2. 深さ10センチの穴を掘り、発芽部が上になるように埋める。2本目以降の株間は25~30センチほど。
3. たっぷりの水を与え、日当たりがよい場所で管理する。
4. 草丈約10センチになったら元気がいい芽を1~2本残して間引き(芽かき)する。同時に培養土を5センチほど足す。
5. 芽が伸びて蕾がつきはじめたら、再度5センチほど土を足す。
6. 11月以降、花が咲き終わり葉・茎が枯れはじめたら収穫する。
※秋植えの種イモは切らずにそのまま植え付けます。切ると腐敗することがあるので気を付けましょう。
水菜
生食でも火を通してもシャキシャキとした歯ごたえが楽しめる水菜。「日光と水があれば育つ」と言われるほど生育旺盛で、家庭菜園でも育てやすい野菜です。
種まき期は4月~11月、収穫期は種まきから約1カ月後。本格的に寒くなる前なら、いつでも種まきができます。
種をまいてから収穫までが早いのも嬉しいところです。秋から冬にかけて食卓でも活躍するでしょう。※参考価格:400円(種)
水菜の育て方
1. プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石をやや厚めに入れる。次に土を入れる。
2. 深さ1センチ程度の穴に5~6粒の種を撒き、軽く土をかける。株間は7~8センチほど空ける。
3. 目の細かいジョウロか霧吹きで全体的に水をかけ、日当たりがよい場所で管理する。
4. 発芽したら、生育が悪いものを間引く。
5. 草丈が20センチ以上になったら収穫。
※肥料は与えなくても育ちますが、葉を大きくしたい場合は化成肥料を与えてください。肥料が多いとえぐみが出ますので、ラベルの指示に従い適量を守りましょう。
まとめにかえて
プランター栽培は日当たり・水やり・間引きが成功を左右します。特に夏場は水枯れしやすいので、こまめにチェックしましょう。秋以降の収穫を楽しみにしながら、大事に育ててあげてくださいね。
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