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日本の人口約1億2322万で13年連続減少。「出生者数ー死亡者数」は▲62万9703人に

LIMO / 2022年8月10日 15時35分

日本の人口約1億2322万で13年連続減少。「出生者数ー死亡者数」は▲62万9703人に

日本の人口約1億2322万で13年連続減少。「出生者数ー死亡者数」は▲62万9703人に

日本の人口を総務省の最新データから見る

総務省が2022年8月9日に公表した資料によると、日本の人口は総計で1億2592万7902人となり、対前年で▲72万6342万(▲0.57%)の減少となりました。このうち、日本人住民の人口は、平成21年をピークに13年連続で減少となっています。

今回はこの調査結果をチェックしていきます。

日本の人口は13年連続で減少

今回の調査内容は下記のとおりです。

令和4年1月1日現在の住民基本台帳人口(住民票に記載されている者の数)及び世帯数
令和3年1月1日~同年12月31日の人口動態(住民票の記載及び消除の数)

まずは、全国の人口を見ていきましょう。

出典:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和4年1月1日現在)」

日本人口の合計:1億2592万7902人(▲72万6342万、▲0.57%)

内訳

日本人:1億2322万3561人(▲61万9140人、▲0.50%)

外国人:270万4341人(▲10万7202人、▲3.81%)

※カッコ内は、前年比

日本人の人口は現行の調査開始(昭和43年)以降、平成18年に初めて減少しました。その後、平成20年、21年と増加しましたが、平成22年から13年連続で減少しています。

一方、外国人の調査は平成25年に開始。平成26年に減少したが、平成27年から6年連続で増加。ただ、令和3年から2年連続で減少となりました。

「自然増減数」▲62万9307人。出生数は最小、死亡者数は最多に

同調査では日本人の出生者数から死亡者数を差し引いた「自然増減数」についても明らかになりました。

日本人の自然増減数は▲62万9307人。自然減少数は14年連続で拡大し、調査開始(昭和54年度)以降最大となりました。

内訳をみると、出生者数は、81万2036人。減少傾向にあり、調査開始(昭和54年度)以降最少です。
一方、死亡者数は、144万1739人となりました。増加傾向にあり、前年は減少になったが、令和3年は調査開始(昭和54年度)以降最多です。

つまり、出生者数は昭和54年度以降で過去最小になった一方、死亡者数は過去最多になりました。少子高齢化が進んでいることが、データに表れていると言えるかもしれません。

参考資料

総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和4年1月1日現在)」(https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei02_02000259.html)

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