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【帰省シーズン】あおり運転にどう対処する?被害者にならないための事前対策も紹介

LIMO / 2022年8月15日 5時5分

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【帰省シーズン】あおり運転にどう対処する?被害者にならないための事前対策も紹介

昨今、あおり運転によるトラブルが注目され、罰則も強化されています。しかし、残念なことに罰則が強化されても、あおり運転をする方がいなくなるわけではありません。

夏の行楽・帰省シーズンまっただなか。家族揃って車で移動をされる方も多い時期です。安全運転を心掛けていても、あおり運転の被害に遭う可能性があります。

そこで今回は、あおり運転の被害に遭遇した際の対策と、事前対策についてご紹介します。

あおり運転とは

あおり運転とは、故意に他の車両の運転を妨害する危険な行為のことです。

車間距離を詰めた接近や車両の幅寄せ、走行中の車両を故意に停車させる行為などが挙げられます。また、不必要に鳴らし続けるクラクションや、ハイビームを使用した運転妨害もあおり運転です。

また意図せず、あおり運転の加害者になるケースも考えられます。例えば、無理な割り込みや車間距離の詰めすぎなどが、結果的にあおり運転につながってしまう可能性があります。

出典:警察庁「令和2年改正道路交通法リーフレットB」(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/img/aori/R2doukouhoukaisei_leafletB.pdf)

あおり運転の被害者や加害者にならないためにも、事前対策のポイントをしっかり押さえておきましょう。

【事前対策】あおり運転の被害者にならないために、できること

あおり運転の被害に遭う確率を少なくするためには、事前対策が重要です。本章では、事前対策と運転中に心がけておく4つのポイントをご紹介します。

ドライブレコーダーの設置

あおり運転の予防対策として有効なのが、ドライブレコーダーの設置です。万が一、あおり運転の被害に遭っても、映像が記録されていれば物的証拠として残せるからです。

また、自車の前後方向に「ドライブレコーダー録画中」を知らせるステッカーを貼ることで、あおり運転の抑止力にもなります。特に後方は、視認性の高いステッカーを貼り付けるのがおすすめ。後方にドライブレコーダーを設置しても、相手から認識されづらいからです。

事故やトラブル、あおり運転の状況証拠となるため、ドライブレコーダーは必ず搭載しておきましょう。

急発進、急減速は避ける

急発進や急減速は、走行している周りの車両に危険が及びます。特に急ブレーキは、危険回避のやむを得ない場合を除き「急ブレーキ禁止違反」となります。

他の車両に危険を与えないように、集中して時間に余裕を持った運転を心掛けましょう。

車間距離を確保する

車間距離は、危険回避をするうえでとても重要です。車間距離を確保することで、先行車の急な割り込みや、急ブレーキに安全に対処が行えるからです。また、前方を走行している車両に不快感を与えないため、あおり運転の加害者になることもありません。

「少し車間距離を取りすぎている」と、思う程度の車間距離を確保して運転しましょう。

無理な車線変更はしない

無理な車線変更や強引な追い越しは大変危険です。重大な事故やトラブルの原因にもなるからです。また、無理な車線変更や強引な追い越しは、意図せずあおり運転の加害者になる可能性があります。

十分なスペースと安全を確認したうえで、車線変更や追い抜きを行いましょう。

【対処法】あおり運転を受けてしまったら、どうすべきか

実際にあおり運転の被害に遭遇してしまった際の適切な対処法をご紹介します。

窓やドアは絶対に開けない

あおり運転の被害に遭遇してしまい、相手が車両に近寄ってきたとしても、窓やドアを絶対に開けてはいけません。たとえ、罵声を浴びさせられたり、車体を攻撃されたりしても、応じない姿勢を貫きましょう。

自身や家族の安全を最優先に守ることが重要です。決して相手の挑発に乗ってはいけません。相手がその場を去るまで待つか、警察の到着を待ちましょう。

警察に通報する

身に危険を感じたらすぐに警察に通報をしましょう。また、車両を停車する際も周りの安全を確認して、なるべく人目のつく場所に駐車することをおすすめします。

ドライブレコーダーの映像を記録に残す

ドライブレコーダーの映像記録は、物的証拠として大変重要です。万が一、あおり運転の被害に遭遇しても、相手の違法行為を映像として記録しておくと、適正に処罰してもらうことが期待できます。

また、ドライブレコーダーの映像記録が残っていても、加害者や車両のナンバーなどが確認できないと証拠として不十分な場合があります。可能であれば、スマートフォンの撮影で物的証拠も残しておきましょう。

心にゆとりを持って、相手を思いやる運転を

今回はあおり運転の対策と、被害に遭わないための事前対策をご紹介しました。

あおり運転は誰でも被害者になる可能性があり、意図せず加害者に転じる危険性もあります。

車両同士は顔が見えないため、反感を持たれやすいです。そのため、交通ルールを守り、思いやりのある運転を心掛けて、夏休みを満喫しましょう。

参考資料

警察庁「危険!「あおり運転」はやめましょう」令和2年改正道路交通法リーフレットB(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/img/aori/R2doukouhoukaisei_leafletB.pdf)

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