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【キャンプ・車中泊】誰にでも起こり得る「怖いこと」。アウトドアの安心は小さな対策が大切

LIMO / 2022年8月21日 5時5分

【キャンプ・車中泊】誰にでも起こり得る「怖いこと」。アウトドアの安心は小さな対策が大切

【キャンプ・車中泊】誰にでも起こり得る「怖いこと」。アウトドアの安心は小さな対策が大切

キャンピングカーで日本全国を旅した夫婦が、実際に遭った「恐怖体験」も

夏の行楽シーズンまっただなか。自然を満喫できるキャンプで「非日常を楽しもう!」という方も多いはず。

そこで今回は、キャンプを安全に楽しむために、誰にでも起こりえる恐怖体験をご紹介します。キャンプやアウトドアを楽しむ方は参考にしてください。

キャンプで怖いのは「人・動物・火・自然災害」

キャンプの恐怖体験は主に、人・火・動物・自然災害の4つです。本章ではキャンプで起こりえる恐怖体験と対策をご紹介します。

「盗難被害」キャンプブームで急増!

近年のキャンプブームに乗じて、盗難被害が上昇傾向にあります。実際に、朝起きたら「キャンプ道具がなくなっていた...」と被害を受けている方も数多くいます。

テントから離れる時や就寝前には、キャンプ道具を車やテントに収納するのがおすすめです。盗難被害に合わないためにも、防犯対策をしっかりしておきましょう。

「子どもの迷子」一瞬目を離したすきに…。

Kyryl Gorlov/istockphoto.com

キャンプで意外と見落としがちなのが、子どもの迷子。特に小さな子どもは、大人の想像をはるかに超えた行動を取ります。目を離した一瞬のすきに子どもが迷子になってしまった。そんな経験がある方も多いはずです。

迷子対策として、子どもに目立つ色の洋服を着せたり、鈴を持たせたりするのが有効です。

自然の場所を訪れる際は、子どもが迷子にならないように迷子対策を事前に考えておきましょう。

虫や動物の被害

自然豊かな場所でキャンプを楽しむ以上、普段とは異なる生物との遭遇は避けられません。

虫で気をつけなければならないのは、蜂・ブヨ・ムカデ・ヒルです。特に、蜂による被害は毎年数千件にものぼり、毎年死者も出ています。そのため、肌の露出はできるだけ控え、線香や虫除けスプレーを活用して、虫対策をしっかり行いましょう。

また、地域によって異なりますが、キャンプで遭遇する動物は主に、タヌキ・キツネ・クマなどが挙げられます。特にクマは危険です。残飯を求めキャンプ中の人をクマが襲う事例もあるほど。

食料のゴミは放置せず、動物が簡単に近づけないように対策をしておくことが重要です。万が一、野生動物に遭遇してしまったら、安全第一を優先にやり過ごすことを考えましょう。多くの場合、こちらが刺激しなければ攻撃してくることは少ないです。

MPH Photos/shutterstock.com

焚き火による火事

キャンプで行う焚き火は楽しい反面、危険と隣合わせです。ひとつ間違えると大きなケガや火災につながります。実際に焚き火が原因で、テントに燃え移ってしまった事故も発生しています。

周辺に燃えやすいものがないか、近隣のサイトと焚き火を行う場所が近すぎないかなどを確認してから焚き火を行うようにしましょう。また、強風のときは焚き火を諦めることもマナーのひとつです。

自然災害

Rami ALsayed/istockphoto.com

特に怖いのが天候による自然災害です。大雨や強風、大雪、雷などと、さまざまな被害が予想されます。

近年、特に多いのが大雨。雨でキャンプを行う場合は、河川が近いキャンプ場や崖などの急斜面の近い場所でのキャンプは避けるべきです。河川の氾濫や土砂崩れが起こる可能性が高まるからです。

実際に川沿いのキャンプ場では、大雨や台風の影響で川が氾濫して、キャンプ場ごと失われたところもあるほど。

また、林間サイトや急斜面がある場所でキャンプを行う場合は、雨による倒木や崖崩れの可能性も考えられます。 

国土交通省が公表している「令和3年の土砂災害」によると、2021年は崖崩れだけで全国で約735件も発生しています。頻繁にキャンプを楽しむ方にとって決して楽観できないデータです。

キャンプに行く際は、事前に天候を必ず確認してから行きましょう。

【キャンプ・車中泊】実際にあった恐怖体験

キャンプ・車中泊経験豊富な筆者が実際に体験した「怖い場面」の話をします。ぞれは、雪中車中泊キャンプに行ったときのこと。

標高が高いキャンプ場だったため、山道を登る必要がありました。しかし、積雪している路面は凍結していたため、坂道の途中でタイヤがスタックしてしまい、前に進めなくなってしまったのです。

道路から外れると急斜面に落ちてしまう危険と隣り合わせの中、キャンピングカーで後退しなければならなかったので、大変怖い思いをしました。

JaysonPhotography/istockphoto.com

【キャンプ・車中泊】アウトドアの楽しさは、常に危険と隣り合わせ

誰もが気軽に自然を楽しめるのがアウトドア・アクティビティの魅力です。しかし、誤った知識で行動すると、時としてキャンプが恐怖体験に変わることも。

自然を満喫するために、最低限の知識と備えで安全にキャンプを楽しんでくださいね。

※編集部より:2022年8月21日 記事中の誤字を修正しております。

国土交通省「令和3年の土砂災害」(https://www.mlit.go.jp/river/sabo/jirei/r3dosha/r3doshasaigai.pdf)

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