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実際に日本は暑くなっているのか?データで見る「熱帯夜」編

LIMO / 2022年8月26日 19時55分

実際に日本は暑くなっているのか?データで見る「熱帯夜」編

実際に日本は暑くなっているのか?データで見る「熱帯夜」編

一年で最も暑い月である8月も終わりに近づいていますが、まだまだ蒸し暑い日が続く印象です。

こうも連日のように暑い日が続くと「今年は特に暑い年だ」と言いたくなってしまいますが、気象庁はその年がどれだけ暑かったかをデータ的に比較するために、各日の最高気温や最低気温で「真夏日」「猛暑日」「熱帯夜」といった分類を定めています。

今回は最低気温が25℃以上の日である「熱帯夜」について、気象庁のデータを見てみましょう。

1. 【気象庁】記録でわかる!日本はどれだけ暑くなっているのか【熱帯夜編】

気象庁は最低気温25℃以上の日を熱帯夜と定め、「熱帯夜の日数」を毎年記録しています。

熱帯夜は1910~1939年では約9日しかありませんでしたが、1992~2021年では約23日とおよそ2.7倍となっています。

出所:気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」

年々暑くなっているという印象を抱いている人も多いかもしれませんが、その印象を裏付けるような結果になっていますね。

また、2022年には暑さへの注意を喚起するため、日本気象協会が夜間の最低気温が30℃以上の夜を「超熱帯夜(ちょうねったいや)」と呼ぶ、という取り組みを始めています。

出所:日本気象協会「日本気象協会が選ぶ 暑さに関する新しい言葉」

 

2. 【気象庁】今後の気温の見通しは?

8月24日10時に気象庁が発表した週間天気予報解説資料によると、気象庁の週間天気予報によると、期間のはじめは西日本を中心に気温の高い日が続くものの、8月27日以降は北⽇本と東⽇本を中心に雨が多くなる見込みです。

出所:気象庁「週間天気予報解説資料 2022年8⽉22⽇10時00分発表」

2022年8月23日は二十四節気における「処暑(しょしょ)」という、暑さが峠を越えて後退し始める日でした。

9月に入ると東日本を中心に、朝晩は肌寒く感じられる日も出始めると報じられています。

3. まとめにかえて

総務省の家計調査報告によると、一般的な家庭の支出において電気代の占める割合はおよそ9%程度。

出所:総務省「家計調査(二人以上の世帯)2022年(令和4年)6月分 (2022年8月5日公表)」

それほど大きい割合ではありませんが、やっぱり気になるところですよね。

これからの季節は次第に涼しくなるため、エアコンを使う機会は減っていくと思われますが、暑さ対策を怠らないようにしましょう。

参考資料

気象庁「気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」(https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html)

気象庁「令和4年8月 15 日~8月 21 日までの全国の暑さ指数(WBGT)の観測状況 及び熱中症による救急搬送人員数と暑さ指数(WBGT)の関係について (令和4年度第 16 報)」(https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/R04_heatillness_report_16.pdf)

気象庁「週間天気予報解説資料 2022年8⽉24⽇10時00分発表」(https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/jishin/kaisetsu_shukan_latest.pdf)

総務省「家計調査(二人以上の世帯)2022年(令和4年)6月分 (2022年8月5日公表)」(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf)
 

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