【秋の家庭菜園】楽ちん・カンタン「初心者でも育てやすい野菜7選」

自宅の庭で野菜を育ててみたいけれど、世話が大変そうでなかなか始められない…という方も多いのではないでしょうか。

じつは野菜の中にはカンタンに育てられる品種がたくさんあり、初心者には気候が安定する秋からスタートするのがオススメです。

今回は初心者にも育てやすく、手入れが楽ちんな秋植え野菜を紹介します。

秋の家庭菜園「手入れが楽ちんなのは、なぜ？」

涼しくて作業しやすい

夏と比べると秋は気温も下がり、日差しも和らぎます。屋外で作業していても、夏場のような熱中症や日焼けの心配も少なくなるでしょう。

人と同様に植物にとっても涼しい環境は快適です。強い日差しにさらされることもなくなり、ほどよい光を浴びながら野菜がスクスクと育ちます。

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夏に比べて病害虫が少ない

夏は虫が発生しやすく、植物を浸食する害虫だけでなく、蚊や蜂も飛び回ります。虫がどうも苦手……という方にとっては、夏より秋の方が安心して庭仕事に集中できるのもうれしいところ。

雨が続く梅雨時期や気温が高い真夏は、高温多湿で病気にもかかりやすくなります。家庭菜園初心者は夏に比べて病害虫の被害が少なくなる秋からスタートするとよいでしょう。

秋植え野菜の魅力

甘くておいしい

秋は朝夕の気温がグッと下がります。低い気温に当たると野菜は蓄えている水分を糖分に変えて、凍結を防ぐ自己防衛をおこないます。この働きにより野菜の甘みが増し、よりおいしくなるのです。

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収穫時期が長い

秋植え野菜は植え付けから短いもので1ヵ月ほどすると収穫できます。またほとんどの野菜は秋から冬にかけて、さらに長いものでは春までと、長期間にわたって生長します。

その間繰り返し収穫できるものもあれば、ゆっくり育ち冬や翌年の春にようやく収穫できるものなどさまざま。植え付けてから長い間収穫を楽しむことが可能です。

初心者でも育てやすいオススメ野菜7選

ホウレンソウ

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ホウレンソウは緑黄色野菜の代表格。栄養が豊富でさまざまな料理に使えることから高い人気を誇る野菜です。種まきから1～2カ月で収穫でき、比較的寒さに強いので真冬でも栽培可能。

種まきの時期を少しずつずらすことで、長い期間の収穫が期待できます。※参考価格：300円前後（種1袋）

カブ

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根だけでなく葉もまるごと料理に使えるカブ。サラダや炒め物、煮物などに利用できます。白くてコロンとした丸型が一般的ですが、楕円形や黄・紫・淡緑などカラフルな色合いも。

種まきから1カ月半ほどで収穫できるのも魅力のポイントです。※参考価格：300円前後（種1袋）

お鍋にも欠かせない存在「ハクサイ」

ハクサイ

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ハクサイは鍋の具材として欠かせない冬の定番野菜。種まきからでも育てられますが、初心者は苗を購入すると手間がかかりません。

大きく生長するので、株間は30～40センチほどに。うまく結球させるために、水はけのよい土で育てましょう。※参考価格：100円前後（3号ポット苗）

ブロッコリー

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ビタミンAやCが豊富な緑黄色野菜のブロッコリー。モコモコとした樹木のようなフォルムがユニークです。ゆでると緑色が鮮やかになり、料理に華やかな彩りを添えてくれます。

種まきをしてから2～3ヵ月後が収穫時期。風通しのよいところで育てましょう。※参考価格：300円前後（種1袋）

ほろ苦さと独特な香りの「シュンギク」

シュンギク

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シュンギクはほろ苦さと独特の香りが特徴。比較的害虫の被害が少ないので安心です。秋に種まきすると翌年1月頃まで旺盛に生長します。

大きくなった葉だけを収穫して株を残しておくと、繰り返して収穫できて便利です。※参考価格：300円前後（種1袋）

ラディッシュ

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ハツカダイコンといわれるように、種まきから収穫までの期間が短いラディッシュ。移植を嫌うので種まきから育てるのが一般的。20～30日で収穫できる育てやすい野菜です。

小さな赤い実がかわいらしく、サラダの彩りとして重宝します。※参考価格：300円前後（種1袋）

ハーブでも、おひたしでも美味しい「ルッコラ」

ルッコラ

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ルッコラはゴマに似た香りとピリッとした辛味が特徴。ハーブの一種で料理の付け合わせのほか、おひたしや炒め物にも利用できます。

生育期間が短く育て方もカンタンなので、家庭菜園初心者にもオススメです。※参考価格：300円前後（種1袋）

まとめにかえて

秋植え野菜は一般的に低温に強いですが、真冬になり霜が降りるようになると生育が遅くなります。収穫までの期間を考慮して、種まきのタイミングを逃さないようにすることが大切。

また台風が多い季節なので、天気予報もよくチェックしておきましょう。自分で育てた野菜のおいしさは格別です。カンタンに育てられる野菜を選んで、秋から家庭菜園をスタートしてみませんか。