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職務経歴書を見た瞬間、人事部や面接官が「ガッカリする」書き方の特徴5選

LIMO / 2022年9月10日 11時30分

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職務経歴書を見た瞬間、人事部や面接官が「ガッカリする」書き方の特徴5選

転職はもはや当たり前の時代になりました。高校や大学卒業後に就職した会社に定年まで勤めあげるという人も少なくなっているというのは多くの人が感じていることかと思います。

最近では「人生100年時代」ともいわれ、60歳や65歳といった年齢に定年退職をし、その後も仕事を探すという方も多いかと思います。

仕事探しの中で、採用面接やその面接に至るまでに必要となってくる資料は「履歴書」や「職務経歴書」です。

ただ、転職活動はしていても履歴書や職務経歴書は書き慣れているという人も多くはないかと思います。

そこで今回は、様々な職種の採用面接をする中で、ガッカリする「職務経歴書」の特徴を5つに整理してみました。

履歴書ではない職務経歴書とは何か

採用活動の中で企業側が応募者に求めるものは、たとえば中途採用であれば、以下のようなポイントではないでしょうか。

「既存事業において即戦力の人材かどうか」
「過去の経歴が募集ポジションにあっているかどうか」
「新規事業で挑戦できるようなポテンシャルを持っているかどうか」

履歴書はアルバイトに応募する際などにも提出を求められたという経験もあるという人も多いかと思います。応募者の生年月日や住所、学歴などを記載するのが一般的なあり方です。

一方、職務経歴書では、履歴書からだけではわからない、応募者の過去の仕事内容であったりスキルを確認するものとなっています。

したがって、採用活動では、履歴書よりも職務経歴書を熟読する面接担当の方が多いのではないでしょうか。

応募者によって個人差が大きく出る職務経歴書

ここまで見てきたように、職務経歴書は採用活動においては、採用側だけではなく、応募者も自分をアピールするために重要となってきます。

しかし、その職務経歴書の内容において、個人差がかなり大きいのが実際です。

そして、その内容は採用活動に大きな影響を与えます。

職務経歴書については、応募者の方が自分の職務内容ついて詳細に記載してくれており、多くの情報を提供してくれていることがほとんどです。有難い限りです。

中には、職務経歴書の記載が箇条書きのみで情報量が極端に少ないこともありますが、そうしたケースはごく稀です。

もっとも、超優秀な人材が極端に情報量の少ない職務経歴書を提出してくることもありますが、それは言わずともわかるのでよしとしておきましょう。

採用側がガッカリする職務経歴書の5つの特徴

さて、職務経歴書の多くの場合の問題点は「応募者のイメージがわいてこない」書き方をされているものが多いということです。

以下、そうした職務経歴書を目にすることが多い人事部や面接官がガッカリする職務経歴書のパターンをご紹介していきます。

その1:何が応募者の強みなのかが見えてこない

人事部や面接官は面接をする前に事前に応募者がどのような人物かを見出そうと準備をします。

その際に、応募者の強みは何か、どんな実績があるのかをサマリーしてくれる項目が冒頭にあるだけでも、採用プロセスを効率化してくれるために印象が全く変わってきます。

もっと言うと、サマリーがしっかりしているだけで「この人物はデキル」という印象すら与えます。

余談になりますが、私が外資系企業で勤務していた時は上司はレポートのサマリーで仕事の優先度を決めていました。

話を戻しましょう。

職務経歴書の冒頭には、箇条書きでもよいので、強みや職歴での応募者の特徴をまとめられている状況であれば、その後の展開がぐっと読みやすくなります。

また、応募者からすれば、「私の職務経歴書はこう読むんだよ」とガイドすることが可能です。そうすることで自分を有利に売り込むことができます。

その2:情報の羅列ばかりで話にストーリー性と抑揚がない

職務経歴書に多いのが、職務や作業内容の羅列ばかりで、読んでいて「面白い!」と思うものが少ないです。

必ずしも素晴らしい話ばかりだけでなくてよくて、苦労話などもあればその人物を知るにあたって手触り感がぐっとますます。

各職務内容にストーリー展開と抑揚がつけられれば「二重丸」です。

その3:企業内用語を多用し外部が職務内容を理解できない

その企業でしか使われていない社内用語の使用、業界用語の多用は様々なバックグラウンドの人が見るという前提に立つとNGです。

より一般的な用語を使えるようにしたいところです。

無理な業界人自慢は不要です。

その4:自分で成し遂げたこととチームで成し遂げたことの区別がない

職務経歴書に過去の実績は必須ですが、その結果は自分だけで達成したのか、チームで達成したのかの記載は必須です。
意外なトラブルのもとにもありうるので、区別をしましょう。

その5:無理に「盛った」内容を展開している

盛った内容は、面接時に話を聞いて期待値を下回ると、採用プロセスの中で後々尾を引くことがあります。

自分にとっても第三者から見てもフェアな記載が安心・安全です。

まとめにかえて

以上、ここに記載したケースはNGパターンです。

職務経歴書を準備されている方は、上記のような内容を避けながら、準備されると印象に残る職務経歴書が準備できると思います。

また、職務経歴書は一度書いて終わりではなく、毎回アップデートしながら改善していく前提で取り組むと負荷が小さいかもしれません。

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