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SUBARU XV ハイブリッドは燃費が良い!中古車の狙い目と注意点とは

LIMO / 2022年9月18日 19時35分

SUBARU XV ハイブリッドは燃費が良い!中古車の狙い目と注意点とは

SUBARU XV ハイブリッドは燃費が良い!中古車の狙い目と注意点とは

2022年9月7日に経済産業省が公表した9月5日時点のレギュラーガソリンの小売価格は169.6円と依然高い水準を推移してきます。

車の購入を検討している人にとってネックとなるのが“燃費”ではないでしょうか。

人気のSUVが欲しいけれど燃費が気になるという方にお勧めしたいのがSUBARU XV ハイブリッド。水平対向エンジンを搭載し走行性能も高いこの車の概要と中古車購入する際の狙い目について、今記事で紹介していきます。

1. SUBARU XV ハイブリッドってどんな車?

出所:メーカー公式サイト

SUBARU XVは2010年にインプレッサのクロスオーバーモデルとして誕生しました。

初代モデルは約2年間販売され、2012年にフルモデルチェンジ。2012年10月に2台目がデビューしてから約8ヶ月後にSUBARUとして初のハイブリッドモデルが発売されました。

SUBARU XV ハイブリッドに搭載されているエンジンはSUBARU車の代名詞とも言える水平対向エンジン。

これをハイブリッド用にカスタマイズし、ガソリン車と同様のフルタイムAWDシステムを採用しています。

低速領域でエンジンを切り離したEV走行時においてもAWDにより4輪全てにトルクを伝えることが可能となりました。その後順調に販売台数を増やし、2017年にフルモデルチェンジ。現行モデルにバトンタッチしたのです。

ちなみにXVの社名の由来は“Crossover(=X-over)Vehicle”の頭文字をとっています。

2. SUBARU XV ハイブリッドのグレード構成と走行性能

出所:メーカー公式サイト

それでは現行モデルのSUBARU XV ハイブリッドのグレード体系を確認してみましょう。

XVには1.6Lガソリンエンジンと2.0L e-BOXER(ハイブリッド)の2つのエンジンから選択可能です。本稿では主にe-BOXERを中心に紹介します。

XVのハイブリッドモデルは、ベースモデルの「2.0e-Lアイサイト」、「2.0e-L アイサイト Smart Edition」、ミドルレンジの「2.0e-S アイサイト」、最上位グレード「Advance」の4グレード構成となっており、車両本体格は265万1000円〜295万9000円です。

燃費はWTLCモードで15km/Lで全グレード共通です。

SUVですから走行性能も気になるかと思いますが、XVハイブリッドに搭載されている水平対向エンジンの低重心+車両後方に設置されたモーターの安定感に加え、専用の制御が相まって軽快な加速感と低重心による高い走行性能を誇ります。

3. SUBARU XV ハイブリッドの中古車相場と狙い目の年式は?

出所:メーカー公式サイト

XVハイブリッドはデビューから約9年が経過しているので、中古車の選択肢が多岐に渡ります。中古車情報サイトのカーセンサーによると、2代目(インプレッサXVハイブリッド)と現行XVハイブリッドは全国で250台ほど在庫があり、約54万円から購入することができます。

最も多い価格帯は100万円〜160万円なので、状態を見極めればいい買い物ができるのではないでしょうか。

価格を考慮に入れずに狙い目と言える年式は、2代目のいわゆるモデル末期の2015年10月〜2017年5月に登録されたモデルと、現行モデルの1つ前の2020年9月以前登録のモデルがお勧めです。

なお、XVは来年にモデルチェンジが控えていると噂されているため、今後は現行モデルの中古が市場に増えてくると予測されますが、昨今の半導体不足等による情勢によって不透明とも言えるでしょう。

4. SUBARU XV ハイブリッド、中古車購入の注意点は?

最後にXVハイブリッドに限らず、中古車を購入する際に気を付けておきたいポイントを確認していきます。

中古車はそれ以前のオーナーの使い方やメンテナンスで状態が左右されますから、第一優先したいのが点検整備記録簿に記載されている内容です。

定期的に点検整備されている車であれば故障リスクが少ない可能性が高いでしょう。

次に修復歴で、大きな事故をしてフレームまで大きな修正が加えられているかどうかを店頭で確認する必要があります。修復歴については肉眼で確認できない部分も多いので、同一年式同一グレードで極端に車両価格が安い車は候補に入れないことが最善策です。

最後に気にしておきたいのがハイブリッド車特有のバッテリーの摩耗状況です。

XVは少々特殊で、ハイブリッド用のリチウムイオンバッテリーに加えてエンジン始動用と再始動用に鉛バッテリーを2個搭載しています。

リチウムイオンの方は交換に40万円程度の費用がかかるということですので、過走行車の場合はその費用も考慮しなければなりません。購入費用と将来的にかかるメンテナンス費用も視野に入れて車探しをしましょう。

5. おわりに

SUBARU XV ハイブリッドのライバルは国産車だと数多くありますが、XVならではの水平対向エンジン+モーターの走りは目を見張るものがあります。気になる方は一度試乗をしてその魅力を確認してみましょう。

参考資料

株式会社SUBARU「SUBURU XV」(https://www.subaru.jp/xv/xv/)

経済産業省資源エネルギー庁「石油製品価格調査」(https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html)

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