親カワウソに運ばれる「赤ちゃんカワウソ」 されるがままの姿と虚無の表情に注目集まる

「運ばれる赤ちゃんカワウソ」がツイッター上で話題になっています。

投稿したのは、高知県桂浜にある「桂浜水族館」のツイッターアカウント（@katurahama_aq）。

当ツイートは2023年4月17日時点で2万4000件を超えるいいねを集めており、「表情が良き」「なにこれかわいい」と多くの反響が寄せられています。

※ツイート写真は【写真4枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

何度も何度も運ばれるカワウソの赤ちゃん

出所：桂浜水族館（https://twitter.com/katurahama_aq/status/1646339070526885890）

「運ばれる子ウソ、実に良い」というコメントとともに投稿されたのは、4枚の写真でした。

そこに収められていたのは、首根っこを甘噛みされて運ばれる赤ちゃんカワウソの姿。まだ体の小さな赤ちゃんカワウソはされるがままに運ばれ、なんともいえない表情を浮かべています。

出所：桂浜水族館（https://twitter.com/katurahama_aq/status/1646339070526885890）

写真はさまざまな角度から撮られており、どうやらこの「運搬」は1度きりのことではない様子。親が子どもをこうやって何度も運ぶのは、カワウソの習性なのでしょうか？

出所：桂浜水族館（https://twitter.com/katurahama_aq/status/1646339070526885890）

赤ちゃんカワウソが運ばれている理由

桂浜水族館のスタッフに赤ちゃんカワウソが何度も運ばれていた理由を聞いてみると、「わかりません(笑)」とのこと。飼育員の目から見ても、不思議な行動だったのですね。

桂浜水族館には赤ちゃんカワウソが3頭いて、この日はお父さんとお兄ちゃんカワウソ2頭がしきりに赤ちゃんの首根っこを咥えて日向へ運び出していたそうです。

ところが、お父さんとお兄ちゃんが赤ちゃんを日向へ連れ出すと、お母さんが運び出された赤ちゃんをさっと取り戻して物陰に連れ戻す、といった攻防が繰り広げられていたとのこと。

運んでいた理由としては、「赤ちゃんを日に当ててあげたかった」「ご飯を食べさせようとしていた」「すぐ近くに水を張ったプールがあるので泳がせようとしていた」などが考えられるそうです。

出所：桂浜水族館（https://twitter.com/katurahama_aq/status/1646405433371029504）

それぞれが赤ちゃんカワウソを思ってとった行動なのでしょうが、何度も運ばれた赤ちゃんカワウソはうんざりした表情を浮かべているようにも見えます（笑）。

よく運ばれている時間帯は

大きな話題を呼んだ「運ばれる赤ちゃんカワウソ」の写真。

桂浜水族館のスタッフによると、赤ちゃんカワウソが運ばれるのはわりとよくある光景だそうです。

運ばれている時間帯についても聞いてみると、「9時半頃、13時頃、15時頃のご飯の時間に活発なので、ご飯中かその直後くらいが、赤ちゃんカワウソが運ばれる様子を見られるチャンスだと思います」と教えてくれました。

約220種、4000点のいきものが暮らす

いかがだったでしょうか。今回は、ツイッター上で話題になっている「運ばれる赤ちゃんカワウソ」を紹介しました。

カワウソ親子が暮らす「桂浜水族館」では、約220種、4000点のいきものが飼育されています。

公式のツイッターアカウントには、カワウソのほかにも愛嬌たっぷりのいきものたちの様子がたくさん投稿されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

桂浜水族館ツイッターアカウント（https://twitter.com/katurahama_aq/status/1646339070526885890）

桂浜水族館（https://katurahama-aq.jp/）