トルコ・イスタンブールで撮影された「書店でくつろぐ猫」 現地では当たり前の光景だった

トルコ・イスタンブールの書店で撮影された「本の上でくつろぐ猫」がツイッター上で話題になっています。

投稿したのは、「アジアねこ散歩ch」というYou Tubeチャンネルを運営している@nekosanpochさん。

当ツイートは、2023年4月19日時点で6000件を超えるいいねを集めており、「猫好きには微笑ましい、良い風景です」「これはたまらんです…」といった具合に、ハートを射止められたという人からのコメントが続出しております。

※ツイート写真は【写真5枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

【トルコ】本の上でくつろぐ猫

出所：@nekosanpoch（https://twitter.com/nekosanpoch/status/1648173604071424003）

「グランドバザールでの買い物はイスタンブール観光の目玉の一つ。しかし猫好きさんが訪れるべきは、その片隅にある書店街。売り物の本の上で寝るネコ、なかなか絵になりますよね」というコメントとともに投稿されたのは、13秒の動画でした。

出所：@nekosanpoch（https://twitter.com/nekosanpoch/status/1648173604071424003）

そこに収められているのは、本の上で気持ちよさそうに眠る猫の姿。ウトウトする姿がなんともかわいい。

自分の家のように過ごしています。驚きなのはトルコ・イスタンブールでは、当たり前の光景なんだとか…。

「猫の都」として知られるイスタンブール

トルコの大都市イスタンブールは「猫の都」として知られており、街中にたくさんの猫がいることで有名です。動物保護に関する法整備が進んでいて、保護猫活動にとても力を入れています。

トルコ人がこれほど猫を大切にする理由については、しばしば「イスラムと猫」の関係性を根拠に説明されます。

トルコ国民のほとんどはイスラム教徒。イスラム教の預言者ムハンマドが猫を愛していたことから、イスラム教徒は猫を大切にするといいます。

しかし、トルコは他のイスラム教圏の国と比べて特に保護猫活動が活発で、猫だけでなく犬も同様に保護しています。小さな子供まで猫を慈しむ市民性の根っこには、宗教だけでは語れない何かがあるのかもしれません。

投稿者に詳しい話を聞いてみると

出所：@nekosanpoch（https://twitter.com/nekosanpoch/status/1648194156051984385）

大きな話題を呼んだ「書店でくつろぐ猫」。

動画の光景について詳しく聞いてみると、「よく見られる光景です。イスタンブールならどんなお店にも猫がいて当たり前なので、当然本屋さんにもいます。商品の上だからといって邪魔する店主もあまりいません」と@nekosanpochさんは説明してくれました。

しかし、最初にこの光景を見た時は驚いたそうです。

「猫が上で眠れば売り物が汚れてしまいますし、爪で傷つけてしまうかもしれません。それでもとくに気にすることなく、当たり前のように猫が存在する光景に心が動きました」とのこと。

カフェでもくつろぐ猫

いかがだったでしょうか。今回は書店でくつろぐ猫について紹介しました。

出所：@nekosanpoch（https://twitter.com/nekosanpoch/status/1635858179501305856）

イスタンブールでは、書店だけでなくカフェの予約席でも猫がくつろいでいたりします。本当に猫好きにはたまらない街ですね。

出所：@nekosanpoch（https://twitter.com/nekosanpoch/status/1635858179501305856）

@nekosanpochさんが運営するYouTubeチャンネル「アジアねこ散歩ch」では、猫やトルコ、イスタンブールに関する動画が多数投稿されています。

ツイッターアカウントにも頻繁にトルコの猫の画像や動画が投稿されているので、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

参考資料

@nekosanpoch（https://twitter.com/nekosanpoch/status/1648173604071424003）

YouTubeチャンネル『アジアねこ散歩ch』（https://www.youtube.com/@nekosanpoch/videos）