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寝床はコンクリートや砂利だった野良猫 2カ月後…激変した表情と生活に目頭が熱くなる

LIMO / 2023年11月10日 19時3分

寝床はコンクリートや砂利だった野良猫 2カ月後…激変した表情と生活に目頭が熱くなる

寝床はコンクリートや砂利だった野良猫 2カ月後…激変した表情と生活に目頭が熱くなる

猫の飼育費用についてもご紹介

2カ月前まで野良猫だった男の子のビフォーアフター写真がX(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、X(旧Twitter)ユーザーの「@Neko2Obasan」さん。

当ポストには2023年11月3日時点で4100件を超えるいいねが集まり「安心からのふっくら顔……!!」「こんな幸せな日が来るなんて」といったコメントが寄せられるなど話題となっています。

また後半では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真4枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

以前はコンクリートの上で寝ていた「きなこ」くん

出所:@Neko2Obasan(https://twitter.com/Neko2Obasan/status/1720656565051773079)

「きなこ通信 2カ月前までコンクリートや砂利だらけの汚いところで寝てたけど、今はフカフカお布団がお気に入りの場所」

そんなエピソードとともに投稿されたのは2枚の写真でした。

Xで話題になっているのは、元保護猫の「きなこ」くん。1枚目には、屋外のコンクリート上で寝そべる「ほっそり」としたきなこくんの姿があります。

野良猫時代、きなこくんは毎日先住猫の「つくし」ちゃんに会いに来ていました。寂しそうな表情で、窓越しにおうちへ視線を送っていたそうです。

きなこくんを心配した投稿主さんは保護に踏み切りました。現在きなこくんはお家での暮らしを満喫しています。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

「顔が穏やかに」現在の様子から伝わる、愛に満ちた生活

出所:@Neko2Obasan(https://twitter.com/Neko2Obasan/status/1720656565051773079)

2枚目に写っているのは、ふかふかの写真でウットリするきなこくんの姿。うしろには、大好きな先住猫の「つくし」くんもいますね。

きなこくんの表情は非常におだやかで、お顔の形もふっくらしましたね。その佇まいからは、きなこくんが日々たくさんの愛を受けながら、幸せに暮らしていることがうかがえます。

温かい投稿に心を動かされた人は多いようで「目つきをみるとわかりますね、安心の印」「こんな幸せな日が来るなんて……」「もはや別猫」など、感涙した人やホッコリした人からのコメントが多く寄せられました。

優しく穏やかな性格をしている、きなこくん

投稿主さんにお話をうかがいました。

出所:@Neko2Obasan(https://twitter.com/Neko2Obasan/status/1720656565051773079)

――出会いのエピソードを教えてください。

通行人に空き缶を投げられているのを目撃したのが最初の出会いで、数カ月後に家のベランダに先住猫を見に遊びに来るようになりました。

――普段はどのような子ですか?

色味と口の周りにきなこがまぶされてるみたいなので名付けました。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

おっとり穏やかな性格で、威嚇したり爪を出したりすることは一度もありません。野良猫時代から先住猫のつくしに会いに来ていて、大好きみたいでいつもくっつきたがります。

――自慢のポイントは何ですか?

おっとり、穏やかで優しい性格なところです。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

猫の飼育費用事情:キャットフード価格は上昇傾向

ANURAK PONGPATIMET/shutterstock.com

それではここから、「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。

※数値は毎月の支出額平均

獣医にかかる医療費

2017年:2528円

2018年:2412円

2019年:3016円

2020年:2918円

2021年:3367円

2022年:2392円

猫の保険

2017年:2096円

2018年:1729円

2019年:2349円

2020年:1758円

2021年:2731円

2022年:2069円

市販の猫主食用キャットフード

2017年:2293円

2018年:2599円

2019年:2745円

2020年:2673円

2021年:2978円

2022年:2877円

市販の猫おやつ用キャットフード

2017年:1095円

2018年:1092円

2019年:1303円

2020年:1241円

2021年:1346円

2022年:1356円

上記データを見ると、2017年から2022年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」がそろって約25%増加したことがわかります。

アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

1位・29.7%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから

2位・21.1%:世話をするのにお金がかかるから

3位・20.7%:別れがつらいから

4位・20.2%:旅行など長期の外出がしづらくなるから

5位・18.9%:死ぬとかわいそうだから

上記のように、1位は居住環境の事情、2位は経済的事情と、現実的な理由が続きます。

猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

1位・47.6%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから

2位・28.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから

3位・15.7%:生活を充実させたいから

4位・14.4%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから

5位・13.3%:周りの人が飼っているのを見て羨ましいと思ったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.6%と、圧倒的な回答比率となっています。

前述したように、様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に猫の癒しを感じられる写真や動画は「かゆいところに手が届くコンテンツ」として、注目を集めやすいのではないでしょうか。

参考資料

@Neko2Obasan(https://twitter.com/Neko2Obasan/status/1720656565051773079)

一般社団法人ペットフード協会「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」(https://petfood.or.jp/data/chart2022/index.html)

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