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年収350万円でも年間100万円貯金! 年収別・貯まる人のお金の使い方

LIMO / 2018年1月6日 11時45分

年収350万円でも年間100万円貯金! 年収別・貯まる人のお金の使い方

年収350万円でも年間100万円貯金! 年収別・貯まる人のお金の使い方

給料が安い、だから自分の生活だけで精一杯。一人でも毎日の生活が大変なのに、結婚や子どもを持つなんて考えられない。貯金なんて夢のまた夢……そんなふうに思っている人もいるかもしれません。しかし、1年間で貯金がどれだけできるのかということは年収よりも、むしろ「お金の使い方」で決まるのです。ただ、お金の使い方と言われても、自分の年収なら何にどのくらいお金を使っていいかわからないという人も多いと思います。

そこで今回は、年収350万円で年間100万円貯める人の具体的なお金の使い方など、年収別に「貯まるお金の使い方」をご紹介します。

年収350万円の人の「貯まるお金の使い方」

年収350万円、月収は約22~23万円、手取りが19~20万円ほどの人の場合、ポイントとなるのは「固定費をいかに抑えられるか」というところです。

たとえば、次のような内訳で生活すると毎月5万円の貯金が可能です。

家賃・水道光熱費 6万円

貯蓄 5万円

食費 2万円

通信費 0.5万円

娯楽費・交際費 2万円

その他 3.5万円

ここでのポイントは家賃です。家賃は手取り収入の1/3以下に抑えるというのが基本。駅や徒歩距離を少し妥協して、家賃を安く抑える方法もあります。特に学生さんの多い街を選んだり、各駅停車の電車しか止まらない駅を選んだり、坂道の多い街を選んだりすることで思いのほか家賃が抑えられるケースがありますので、ぜひ一度探してみてください。

また、通信費についても、大手キャリアにこだわらず、格安SIMや格安スマホを活用してください。趣味のお金や交際費についても、ストレスのない範囲でやりくりできる金額になっていると思います。多少の我慢は必要になってきますが、その他として計上している余剰分を自分の好きなように使うことができるので、自分なりに支出をカスタマイズしてみてください。

毎月5万円を1年貯金して60万円、ボーナスを必要最低限だけ残して全額貯金に充てると100万円ほど貯まるはずです。もし、年俸制や月収がもう少し高くてボーナスが少ないような給料体系の場合は毎月の貯蓄額をもう少し増やして調整する必要があります。自分の会社の給料体系をよく確認して、貯金計画を立ててくださいね。

年収400万円の人の「貯まるお金の使い方」

年収400万円、月収は約24~26万円、手取りが22~23万円ほどの人の場合、ポイントとなるのは「毎月の変動費をできるだけ一定にする」ということです。

毎月の支出は大きく分けて2つ。家賃や通信費などの「固定費」と、食費や被服費などの「変動費」がありますよね。この中で、「変動費」のブレを小さくして、毎月の支出をある一定の水準に保つということが重要になってきます。

年収400万円ほどの人は、よっぽど都心に住んでいるなどの事情がなければ毎月の生活で精いっぱいということにはならないかと思います。しかし、ちょっと気が緩んで使いすぎてしまうと月の収支が赤字になることもあるかもしれませんね。そのため、変動費となる食費や娯楽費、交際費などをある一定の水準に保ち、気分やスケジュールによって赤字になるという状況を打破する必要があります。特にストレスで買い物をしすぎてしまったり、好きなものや趣味についお金をつぎ込んでしまったりする人は注意してくださいね。

さて、年収400万円ほどの人が次のような内訳で生活すると毎月6万円の貯金が可能です。

家賃・水道光熱費 6.5万円

貯蓄 6万円

食費 2万円

通信費 1万円

娯楽費・交際費 2万円

その他 4.5万円

ここでも、その他の金額として3.5万円は計上しています。4.5万円は好きに使えるので、自分にとって一番メリットの大きい使い方を模索してみてください。3.5万円でやりくりできるのなら、毎月の貯金額を7万円に増額することができます。そうすると、ボーナスを全額貯金しなくても100万円は余裕で達成できるはずです。

また、家賃と通信費が少しだけ上がりました。家賃については、5000円アップというと、安い土地を選びながら駅の徒歩距離を少しだけ近くできるか、もしくは1階か2階以上かで選択肢が少し増えるようなイメージですね。

自分が暮らしていきやすい生活環境を整えていくと同時に、将来を見据えた自分への投資を考えてもいいかもしれません。

年収450万円の人の「貯まるお金の使い方」

400万円台が日本の平均年収と言われる今の世の中では、ある程度余裕のある生活ができているのがこの年収450万円~の層ではないでしょうか。ただその分、社会保障費や住民税・所得税などの税負担も大きく感じるかもしれませんね。

年収450万円、月収は約30~32万円、手取りが28~30万円ほどの人の場合、ポイントとなるのは「コツコツできる節約を継続する」ということです。

さて、年収450万円ほどの人が次のような内訳で生活すると毎月8万円の貯金が可能です。

家賃・水道光熱費 7万円

貯蓄 8万円

食費 3万円

通信費 1万円

娯楽費・交際費 3万円

その他 6万円

この層の人は、普段から少し余裕をもって生活できているかもしれません。しかし、毎日コツコツ積み重ねていくような小さな節約で、毎月自由に使えるお金が変わってくる可能性も大いに秘めています。

毎日お弁当を作ってみるとか、職場にはマイボトルを持参するとか、そういった日々の細かいところで工夫して出費を減らすともっと自由にお金が使えるようになるはずです。時間を取るか、お金を取るか、その2択を迫られる瞬間もあるかもしれませんね。楽をしてタクシーを使うか、それとも電車に2駅乗るか。夕食を外で済ませてしまうか、家で自炊するか。こういった細かいところでひと踏ん張りしてみると、もっと自由に使えるお金が増えるはずですよ。

年収よりもお金の使い方を見直して

年収が高ければ高いほどお金が貯まるというのは安直で、年収がどんなに高くても節操なくお金を使えば当然お金はなくなっていきます。逆に、年収が少ないと思ってもお金の使い方次第で貯金額を増やすことができるのです。いま一度、自分の生活を見直してみませんか。

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