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火鉢が昭和レトロブームで人気! 店の什器にも使われるため買取需要増加

LIMO / 2023年12月27日 20時35分

火鉢が昭和レトロブームで人気! 店の什器にも使われるため買取需要増加

火鉢が昭和レトロブームで人気! 店の什器にも使われるため買取需要増加

電気代高騰の中で火鉢が意外に有効!? 高く売れやすい火鉢の特徴

江戸時代から明治時代にかけて庶民の間で普及した火鉢は、昭和半ばまで使用されていた暖房器具です。

現在普及している暖房器具といえば、エアコンや石油ストーブ、電気ファンヒーターなどですが、昭和レトロブームにより再び注目されるようになりました。

なかなか処分に困る火鉢ですが、人気があるものであれば譲ったり買取を依頼したりしやすいといえます。どんなものが人気か見ていきましょう。

昭和レトロブーム・電気代高騰の中、火鉢に注目も?

出所:筆者作成

近年、さまざまな要因により電気代が高騰しています。そんな中、昭和レトロブームと相まって電気を使用しない火鉢が注目を集めています。

やはり「エアコンなどよりも寒い」という声はありますが、灰の上で炭を燃やして暖をとる火鉢は、遠赤外線効果で身体の芯がポカポカし、思った以上に暖まるようです。

一酸化炭素の問題があるため、気密性の高い住宅での使用は難しいですが、近年では昭和レトロだけでなく古民家ブームなどもあり、火鉢を取り入れている家庭も増えています。

火鉢としての用途ではなく、インテリアとしてお店の什器になることもあります。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

高く売れやすい! 人気がある火鉢の特徴

出所:筆者作成

実は、火鉢といっても種類が豊富。素材も見た目もまったく異なる魅力があります。そのぶん、買取価格もさまざまです。そこで人気がある火鉢の特徴を紹介します。

美しい装飾の火鉢

火鉢というと素朴なイメージがあるかもしれません。しかし中には、美術的な価値のある美しい装飾が施された火鉢も存在します。

例えば、螺鈿細工が施されたものや蒔絵火鉢などは、大変美しく目を惹きます。こうした火鉢は、暖房器具として実用的に使用される以上にコレクションやインテリアとして人気です。

名工の手掛けた火鉢

大量生産品ではなく、職人の手掛けた火鉢も需要が高い物のひとつ。特に名工が手掛けた製品は、価格も高く人気があります。

名工の手掛けた火鉢は、細部まで手がこんでおり、芸術・美術品としての価値もあります。人気のある作家物の火鉢としては「濱田庄司」「徳田八十吉」「金谷五郎三郎」「田邊竹雲斎」などがあげられます。

コンパクトサイズの火鉢

火鉢は意外にもサイズが豊富。自宅で使用するなら、あまり大きすぎるものよりもコンパクトサイズが人気です。

コンパクトサイズなら、狭い部屋や場所でも邪魔になりません。

希少な素材の火鉢

出所:筆者作成

火鉢の素材は木製から磁器、金属とさまざまです。その中には、希少な素材が使用されているものも。例えば黒柿を素材とした火鉢は、現在では非常に手に入りにくいものです。希少価値が高い素材でできた火鉢は、コレクターの間で非常に人気があります。

引き出し付きの四角い火鉢

引き出しが付いた四角い形の火鉢が、今カフェなどのお店で流行しています。

火鉢と同じサイズのガラスを乗せて、アンティークな雰囲気を醸すテーブルして使用されています。リメイクしやすい分、昭和レトロな雰囲気のお店や古民家カフェなどで需要が高いです。

火鉢は処分方法に注意が必要なため注意

出所:筆者作成

買取・譲渡が難しそうな火鉢を処分する場合、自治体によって対応が異なるほか、素材やサイズによって方法は異なります。不燃ゴミ、燃えるゴミ、粗大ゴミとして処分することになるでしょう。

陶器の火鉢を処分する場合

陶器の火鉢の場合、サイズが大きい物でもハンマーで小さくすると不燃ゴミとして捨てられることが多いです。

直接叩くと破片が飛び散り危険なので、布や紙でくるみ、袋に入れて砕きましょう。集積所に出す際も新聞紙などに包み、割れ物の注意書きをしておきましょう。

木製の火鉢を処分する場合

木製の火鉢はノコギリなどで解体すると燃えるゴミとして処分可能ですが、なかなかに大変なため、粗大ゴミとして出すのがおすすめです。

粗大ごみとして処分する場合

粗大ゴミとして処分するなら、自治体のルールに従ってください。サイズ規定や費用感等は自治体で異なります。

火鉢に灰が残っている場合

また、火鉢に灰が残っている場合は、一般的に木灰は燃えるゴミ、セラミック灰は不燃ゴミとして処分します。

火鉢の処分は思ったよりも大変なため、これから購入する方も、ぜひ処分方法を押さえてみてくださいね。

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