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iDeCoの運用商品を選ぶときの3つのヒント

LIMO / 2018年2月4日 11時45分

iDeCoの運用商品を選ぶときの3つのヒント

iDeCoの運用商品を選ぶときの3つのヒント

将来のためにiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めようと金融機関に口座開設したけれど、どういう商品を選んで投資したらいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。iDeCoは「自分でつくる年金」という意味合いが強く、自分で運用する商品を選択しなければなりません。投資経験がない人や投資初心者にとってはここが難関ですよね。

そこで今回は、運用商品の選び方についてご紹介します。

大きく分けると運用商品は2種類

iDeCoで運用できる商品は、大きくわけて2種類です。1つは定期預金や保険などの「元本確保型」、もう1つは投資信託などの「元本変動型」となります。「元本確保型」商品は、原則としていわゆる元本を損なうことはない一方で、この低金利の時代において、お金が大きく殖えるということは期待できません。

「元本変動型」とは、ある程度の価格変動リスクを取って収益を期待するものです。そのため、もし運用がうまくいかなければ、元本を損なう可能性もあります。ただし、お金を殖やすということに重点を置きたいのであれば、こちらの商品がメインになります。

老後の資金づくりのためにiDeCoを始めたのだから、元本割れなんてとんでもないと思う人もいるでしょう。それなら無理に「元本変動型」を選択する必要はありません。また、逆にせっかく投資するんだからお金を殖やしたいと思う人もいると思います。それであれば「元本変動型」の比重を大きくすればいいのです。

「資産クラス」とは?

iDeCoの運用商品を選ぶとき、「資産クラス」という言葉を目にすることが多いかもしれません。これは、次のようなカテゴリーのことを言います。

国内株式

先進国株式

新興国株式

国内債券

先進国債券

新興国債券

国内REIT

海外REIT

その他(コモディティなど)

こうしたカテゴリーをまたがって、リスクを分散させながら投資することが重要です。たとえば国内株式ばかりに投資するのではなく、海外の株式や債券、REITにも投資するというようにリスクを分散させるのです。

「元本確保型」と「元本変動型」の2種類だけで考えるのではなく、こうした資産クラスの分散も必要になってきます。

コストも重視したいポイントのひとつ

iDeCoはその制度の性質上、長く付き合っていくものです。だからこそ、コストはできるだけ抑えたいですよね。投資信託を購入するときには信託報酬がかかります。この信託報酬というのは、投資信託を保有している期間中にかかる手数料のようなもので、投資信託の運用に対する対価として信託財産から差し引かれていく費用になります。

一般的には、インデックスファンドと呼ばれる特定の指数との連動を目指す投資信託のほうがアクティブファンドと呼ばれる特定の指数を上回る成績を目指す投資信託よりも、信託報酬が安い傾向にあります。年率0.1%の差でも、信託財産が500万円あれば5000円の差になります。運用する商品の信託報酬は確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。iDeCoを始めるとき、一番の難関がこの「運用商品を選ぶこと」だと思います。しかし、iDeCoを取り扱っている金融機関もしくは投信会社の多くが運用商品の解説ページを用意しています。ぜひ一度中身を読んでみて、自分の将来の資産形成のために少し勉強してみてくださいね。

 

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