アメリカでもチップ文化は賛否「本当に必要なの?」「不要な場面もある」
LIMO / 2024年1月7日 12時5分
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アメリカでもチップ文化は賛否「本当に必要なの?」「不要な場面もある」
旅行に行った際に知りたいチップの文化 嫌な思いをしても払うべき?
誰しも一度は聞いたことがあるであろうチップ文化。しかし、実際にどれくらい払えばいいのかわからないひとも多いのではないでしょうか。
アメリカ留学をしていて、実はアメリカでも賛否両論があることや、チップを払わない職種もあるなど、新たに知ることがたくさんありました。
そこで今回は、アメリカでも賛否が分かれ始めたチップ文化について紹介していこうと思います。
チップいくら払うべき?
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/-/img_dee87d4ef7a889cc7b251f48c810e8ab31646.jpg)
出所:U23編集部作成
アメリカでは、チップの相場は合計金額の15~20%程度だといわれています。
例えば、5ドルのコーヒーを購入した場合、75セントから1ドルのチップを払うということになります。
最近では、カードでの支払いがメインのため、カフェなどではカードの決済端末でチップを何パーセント払うのか選択できるようになっており、自ら計算しなくてもチップを相当額払えるようになっているところもあります。
ちなみに、端末に表示されているチップの割合は15%、18%、20%、 30%のことが多いです。
30%というと5ドルのコーヒーを購入した場合、1.5ドルのチップを払い、最終的に6.5ドルの支払いになります。日本円にして1000円ほどの買い物になります。
円安の状況で留学をしている筆者にとって、チップは苦しい出費です。
レストランなど一部のお店では、自分でチップの金額を記入する必要があります。友人が経験した話ですが、チップの金額を少なめに書いたところ、チップを訂正するよう求められたことがあるそうです。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
アメリカ人の中でも賛否両論
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/9/5/-/img_9558b95bbf8651a97588fed7170559ca27070.jpg)
出所:U23編集部作成
日本にいるとチップ文化はなじみがないため、正直払いたくないなと思う人は決して少なくないでしょう。
実は、アメリカ人の中でも「本当にチップが必要なの?」と考えている人は多いようです。
アメリカでできた友だちも、「働く側になればチップは、いいサービスをすればするほどお金がもらえるからいいけれど、払うのをためらうこともある」と言っています。
日本にチップ制度がないことを伝えると、「それでみんながきちんと働いているんだったらいいよね。アメリカの場合、今からチップ制度をなくしたらみんなまともに仕事しなくなるんじゃないかな」とも言っていました。
最近ではスターバックスなどチェーン店でもチップを要求するところが増えてきています。
「レストランのウェイターにチップを払うのは理解ができる。こちらの要望を聞いてサービスをしてくれるからね。でも、スターバックスなんてただ注文を受けてコーヒーを出しているだけじゃないか!」と、アメリカ人ですら最近のチップ事情には納得がいっていない場面もあるようです。
チップを払わなくてもいい場面とは!?
![](https://limo.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/-/img_e1f6438052f2804d0b1343d879df3ea735609.jpg)
出所:U23編集部作成
先ほども触れたように、カード決済端末でチップをいくら払うのか決めることができ、その中にはNo Tip、つまりチップを払わないという選択肢もあります。
ルームメイト曰く、カフェなどで食べ物のみを注文し、お皿に乗せただけ、温めただけというような場合にはチップを払わなくてもいいという認識があるそうです。
他にも、差別的な態度を取られたり、気分を害されるような接客があったりした場合に、チップは払わなくてもいいという風にルームメイトは言っています。
あくまでもチップは気持ちの問題であり、義務ではないというのがルームメイトの意見です。
一方で、郵便局などカスタマーサービスが求められなかったりチップが支払われなかったりする職業の人たちはすごく雑だなと感じる場面もあります。
チップは自分が気持ちよくサービスを受けるためでもある
日本にはない文化のため、払いたくない、よくわからないというひとが多いかもしれません。しかし、チップを払う、もらうという行為はアメリカの大切な文化のひと一つです。
日本に来た外国人観光客に、日本のルールを守ってほしいと思うように、日本人もアメリカの文化を尊重したいところ。
アメリカでも賛否はあるようですが、雑な対応をされない意味でもチップは重要です。アメリカを訪れ、いいサービスを受けた際にはチップを相場程度は払うようにしたいものです。
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