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【アメリカ留学】アメリカ人が雑って本当? カスタマーサービスはひどい? 行ってみて見えてきた現実

LIMO / 2024年1月11日 19時50分

【アメリカ留学】アメリカ人が雑って本当? カスタマーサービスはひどい? 行ってみて見えてきた現実

【アメリカ留学】アメリカ人が雑って本当? カスタマーサービスはひどい? 行ってみて見えてきた現実

「アメリカ人は雑」というステレオタイプ… その一端はチップにあるのかも?

皆さんは、アメリカ人に対してどんな印象をお持ちですか?

テレビなどの影響で、明るく陽気、けどちょっと大雑把な国民性というイメージが多いと思います。私も、アメリカに留学をする前は雑な人が多いイメージがありました。

実際に留学を始めてみると、イメージ通りだなと思う部分と、そうではないといった部分がありました。今回は、筆者のアメリカ人に対するイメージの変遷をエピソードを交えつつ紹介していこうと思います。

留学前のイメージは悪かった…

Lia Koltyrina/shutterstock.com

留学を始める前はアメリカ人に対して正直いいイメージがありませんでした。なぜなら、日本で関わりを持ったアメリカ人に困らされたことが多々あったからです。

ルームメイトのマナーが悪い

日本の大学の寮で、アメリカ人とルームシェアをしていたことがあります。

syaxt深夜3時にスピーカーで音楽を流し始めるなど、一緒に過ごしていくためのルールとして日付が変わってからは静かにしようというものを簡単に破ってくる人でした。

口頭で、静かにしてほしいとお願いをして、「OK!」といってくれても、やめてくれませんでした。そのため、「もうアメリカ人と住むのはこりごりだ!」と思っていました。

生活で困る雑さ

laksena/shutterstock.com

ほかにも、賞味期限の切れた食べ物を冷蔵庫に放置したり、洗面所を水浸しにしたままだったり、雑だな~と思うことがたくさんありました。

授業でも仕事をしないか雑

また、授業では、グループワークで一緒になったアメリカ人が、まったく仕事をしてくれなかった経験があります。仕事をしてくれても雑にこなすため、ほかの国の留学生と比べていく中でアメリカ人への印象が悪くなっていきました。

一方で、アメリカ人の教授は優しい人が多かったので、アメリカ全体よりも、同世代のアメリカ人に対してのみあまりよくない印象がありました。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

留学中に出会ったアメリカ人によって視野の狭さに気づく

Wpadington/shutterstock.com

いざ留学が始まってみると、自分のインプットの少なさから、「アメリカ人」というくくりで悪いイメージを勝手に持っていたことに気が付きました。

細かな気遣いをしてくれるアメリカ人に出会う

空港の時点で、迎えに来てくれたアメリカ人のルームメイトが、なにもわからない日本人の私に優しくバスの場所を丁寧に教えてくれました。

また、トイレに行っている間に大きな荷物を見てもらえるかお願いをしても快く受け入れてくれて、「他人に対して壁のない、いい人たちだな」と感じました。

生活も丁寧

大学でアメリカ人とルームシェアを始めてみると、食べ物の賞味期限を気にしたり、掃除をこまめにおこなったり、雑ではなく丁寧な生活をしています。

私がはじめてひとりで買い物に行ったときに時間がかかっていれば、「大丈夫?車で迎えにいこうか?」とメッセージしてくれるなど、知り合って間もない人に対しても優しくしてくれます。

そんな人たちに出会い、次第にアメリカ人に対していいイメージを持てるようになりました。

アメリカ人って本当に雑? カスタマーサービスが雑? 

lunopark/shutterstock.com

アメリカ人の仕事している様子を見ていると、国民性が現れているなと思いました。

例えば、飲食店などではウェイターさんが何を食べるかを一緒に考えてくれたり、細やかなサービスを受けることができます。

一方で、郵便局などでは特に笑顔もなく、タスクをこなされているだけだなと感じる場面が多いです。

これらの違いが出るのは、チップをもらっているかどうかで決まると思っています。

飲食店のように、基本給にプラスしてチップをもらうことでお金を稼ぐ仕事では、より多くのチップをもらえるようにお客さんに対して尽くしてくれます。

郵便局ではチップを払う文化がない故に「雑だな」と思う対応をされるのかもしれません。

もちろん、優しく接してくれる郵便局の方もいらっしゃるので、一概に「郵便局などでは対応が雑」とは言えません。しかし、チップがカスタマーサービスの良し悪しを決める大きな要因になっていることは確かでしょう。

木を見て森を見ずだったと気づかされた留学

U__Photo/shutterstock.com

留学はまだ始まったばかりですが、日本で関わったごく一部の人の印象をもとにすべてのアメリカ人に対して悪いイメージを持ってしまったことに申し訳ないなと感じた3カ月でした。

同時に、実際に関わってみないと世の中はわからないことだらけなのだなと実感し、一部をみて判断せず、全体像をとらえることの大切さも学びました。

残りの留学生活も、ネットなどの情報をうのみにせず、まずは自分の目で確かめてみるということを意識していきたいです!

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