その発想はなかった…! ピンチもチャンスに変える逆転発想の人々
LIMO / 2018年2月7日 20時25分

その発想はなかった…! ピンチもチャンスに変える逆転発想の人々
仕事をしていると、大きなピンチがやってくることがあります。時には、不本意な異動を受けざるを得なかったり、閉塞的でなかなか打開できない事業環境に身を置き続けなければならないこともあるでしょう。また、日常でも小さなトラブルはよくあるものです。
ところが、こうした厳しい事態に直面しても、そのことをむしろプラスに考える逆転発想の人がいるものです。どのようなシーンでどのような発想をしているのでしょうか。
閑職への異動に大喜び!?
役員の交代などによって、会社体制が変化したことにより、会社の「主要メンバー」に大きな変化が見られることがあります。たとえばそれまで第一線をひた走ってきた人が、全く違う路線の仕事に異動したり、転勤したりというのもよく聞く話です。息をつく間もなかったという人が突然暇を持て余すということも。
こうしたことで、すっかり仕事に対する情熱ややりがいをなくしてしまう人も多いものです。しかし、こんな局面でさえ前向きにとらえ、がっかりしたり腐ったりしない人がいるといいます。
むしろ閑職に追いやられ、時間の使い方がまったく変わってしまったことに対して「今までは忙しすぎてインプットをする時間がなかったけれど、この時間を勉強に充てられる! ラッキー!」と大喜びする人もいるのだとか。
こうして数年の間にまた驚くほどの知識とスキルを身につけ、時流に乗ってさらに飛躍するケースもあるといいます。
障壁が高いほどワクワクする
明らかに時代と合ってはいないけれどなかなか変わらない商慣習、閉塞的な事業といった中に身を置かざるを得ない状況が続くと、「やっぱりここで何か変えようとしてもダメなんだな」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、このような状況に逆に闘志をかき立てられ、楽しんでしまう人がいます。
その理由は「もし変えられれば、それが劇的な変化をもたらすから」だといいます。変化のふり幅が大きいことを見越し、それを実現することにありとあらゆるトライをするのです。
壁が高くても、もしこれを乗り越えることができたなら、それこそがまさに「イノベーション」。彼らが目指しているのは実はそうしたことなのかもしれません。
「今まで気づかなかった」ことを悔やむのではなく「気づいた自分がエライ」
大きな失敗ではないけれど、周囲の人はみんな認識していたことなのに自分一人だけが気づいていなかった、などというとき、指摘を受けると恥ずかしいですし、「なんで今まで気づかなかったんだろう」と悔やんでしまうという人もいるでしょう。
中には「今まで気づいていなかったことを皆はどう思っているのだろうか」「もし気づいていればこの時間にできたことがいっぱいあったのに」と引きずってしまい、なかなか気持ちが切り替えられないという人も。
しかし、ここでも逆転の発想をする人がいます。それは「気づいた自分ってエライ!」という考え方。「これからは軌道修正できる」「新しい展開につなげられる」と、無理なく捉え、しっかり軌道修正もできています。
いつまでも引きずってしまうという人なら、一度マネをしてみてもいいかもしれないですね。
ツッコミを受けるくらいなら「書かなきゃいいんです」
日常業務で細かい資料の直しや、容赦のない指摘などにうんざりしてしまう、という人もいるでしょう。中には「私は出来が悪いんだろうか」などと悩んでしまう人もいるかもしれません。一方で、そうした悩みなど吹き飛ばすような思いもよらない策を見出す人がいます。会社員のAさんがあるエピソードを話してくれました。
「役員への状況報告の資料に上司が指摘をしていたのですが、『この表現でこういう質問が出たときのコメントをもっと書き込むべきでは』とか、言われれればその通りだけどやたら細かいものばかり。そうしたらある同僚が『わかりました、それ、全部消しましょう』と一言。書いていないものはツッコミなんてできない、というんですよ。あっけにとられましたけど、上司の言葉に右往左往せずスパッと切ってしまったのは、ちょっと清々しかったですし、実際シンプルにまとまったんですよね…」
何でも上司の言う通りに進めれば間違いないとも限りません。本来とは違う方向に深掘りされてしまった議論において、皆の意識を切り替えるとともに、軌道修正につながった発想といえるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか? 「ちょっとポジティブすぎないか」「そんな簡単にはいかない」と否定的に見てしまう人もいるでしょう。実際のところ、あまりに楽天的すぎるとそれがトラブルのもとにもなりかねません。
とはいえ、物事の見方、捉え方次第で周囲の景色が違って見えることもまた事実です。少しネガティブな気持ちになった時、前向きな気持ちを取り戻すためにこうした考え方を取り入れてみてもいいのかもしれません。
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