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仕事を精神論で乗り切ろうとせず論理的に考えるべきケース3つ

LIMO / 2018年2月27日 20時20分

仕事を精神論で乗り切ろうとせず論理的に考えるべきケース3つ

仕事を精神論で乗り切ろうとせず論理的に考えるべきケース3つ

気合いや根性といった精神論で仕事を乗り切ろうとしていませんか。仕事をする上で精神論が大切な部分もある一方で、根本的な問題を見誤ってしまうこともあるのです。仕事に苦しさを感じたら、一度立ち止まって考えてみましょう。次の3つのような場合では、精神論よりも論理的に考えたほうが良いといえます。

頑張ってもうまくできない

精神論では「できないのは気合いが足りないせい」と主張します。実際に気合いを出せばできることもありますが、その場合はすぐにできるようになります。一方で適性がない、苦手分野である、やり方が間違っているなど他に原因がある場合、気合いだけではいつまで経っても望ましい結果が出せません。

たとえば、本当はコミュニケーションが苦手なのに営業職をしていたり、細かなことが苦手なのに事務職についたり。他に原因があるのに「気合いが足りないせい」と間違った原因を追及したり、「自分はダメ人間だ」と人間性そのものを否定しまうところが精神論にはあります。

頑張ってもうまくできないと思ったら、論理的思考にシフトを。一歩引いて自分や周りを見て、状況を冷静に分析しましょう。やり方は間違っていないのか、自分に適性はあるのか、具体的に考える必要があります。

周りと同じようにできない

精神論は「誰にでも通用する」と主張します。誰にでも同じ量だけ気合いや根性があり、できないのは気合いを出していないだけというのです。「俺ができたんだからお前もできるだろう」といった、根拠のない押し付けを受けることもあるでしょう。

たしかに誰でも気合や根性は持ち合わせていますが、全員が同じわけではありません。気合いの量も、何に気合いが出るかも違うでしょう。他にも性格、体力、資質、経験など、人間はそれぞれ違うもの。外的な環境もその時々で変わるものです。

全員同じことができたり、他の人にできたから自分もできるなんてことはありません。個々人の適性や特徴、その時々の環境などを細かく観察する必要があります。

焦りや嫉妬…マイナス感情が湧き上がる

精神論を重視すると、日常的にも理性より感情優位になります。論理的に考えたり分析するというよりは、感情に重きを置きがちに。プラスの感情なら良い結果を出すこともできますが、焦りや嫉妬、対抗心、恐怖心などマイナス感情も出てきやすくなります。

マイナスの感情は様々な妄想を生みます。「自分はダメな人間なのかもしれない」「自分の人生はこのままでいいのか」といったところまで考えが及ぶことも。仕事をするという本来の目的から外れ、何をするにも時間がかかります。

もちろん仕事をする上で、感情を重視したり、人生を考えることも必要です。ただ時と場合がありますので、マイナスの感情に支配されたら一旦感情をストップさせ、「今やるべき仕事」にとりかかりましょう。

精神論との上手い付き合い方

精神論がマイナスばかりかというと、そうでもありません。仕事も感情ありきのもの。人生を楽しく生きるためにも、日々のモチベーションを保つためにも、よりよい仕事をするためにも感情は大切です。

また、精神論のおかげで持っている以上の力を出せたり、奇跡を起こせる場合もあります。論理的に考えて無理だけど、やらなければならないという仕事もありますよね。そういった場面で乗り越える力を持っているのは精神論だったりもします。

大切なのは「精神論」と「論理的思考」の使い分けです。片方でうまくいかなかったら、片方を試してみること。周囲の精神論の言葉を鵜呑みにせず、論理的思考で考えてみるクセもつけてみましょう。

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