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iDeCoを始めている人が実際に感じているメリットとデメリットとは?

LIMO / 2018年3月3日 20時15分

iDeCoを始めている人が実際に感じているメリットとデメリットとは?

iDeCoを始めている人が実際に感じているメリットとデメリットとは?

あなたの周りに「iDeCoを実際に始めた」という人はいますか? 名前こそ聞くようになったものの、実際に運用している人に出会う機会はあまりないかもしれませんね。今回は実際にiDeCoを始めた人の本音をご紹介します。

やっぱり節税効果は大きい!

やはりiDeCoの最大のメリット「節税効果」をおトクに感じる人は多いようです。転職を機にiDeCoへ加入したAさんは「始めたばかりなのでまだ実感はありませんが、iDeCoを始める決め手となったのは節税効果です」と言います。

確かに、年末調整や確定申告の時期になって実際に手元にお金が戻ってくるまで実感することは少ないかもしれませんが、節税できるというのは大きなメリットですよね。

ちょっと投資に興味が出て勉強もすすむ

意外だったのが、iDeCoをきっかけに投資や経済のことに興味を持てたのをメリットという人が多かったことです。Aさんも「それまでは投資に縁遠い感じがしていましたが、自分のお金となると本気度が違いますね。結構熱心に投資信託のことを調べて色々とわかったので、このまま投資の勉強も続けてみようかなと思っています」と言います。

会社の同僚からiDeCoを勧められて始めたというBさんも「日経新聞を読むようになりました。自分のお金だと思うと放っておけなくて」とのこと。やはり自分のお金だと思うと必死に勉強もできるということなのでしょう。

手続きの煩雑さはやはりデメリットに

節税効果に喜ぶAさんがデメリットと感じたのは手続きだと言います。「iDeCoの手続きは複雑で、素人目にはよくわからない。会社に提出して書類を書いてもらわなければならず、上司や総務の人にバレるのが嫌でした」とAさん。

確かに、iDeCoの手続き書類には会社に書いてもらわなければならない欄があり、そこがおっくうだと感じる人も多いようです。手続きが面倒なうえに、周囲の人にiDeCoを始めたことがバレてしまうのが嫌で手続きをやめてしまったという人も実際にいました。

運用商品を選ぶのが大変

Bさんは投資に興味が出たことをメリットだとしたうえで、やはり運用商品を選ぶのは大変だったと言います。「確かに興味はわいて、自分なりに勉強もしたのですがやはり最後まで迷いました。自分はなんとか調べて頑張ってみましたが、挫折する人も多いと思います」とBさん。

運用商品の多さに戸惑い、どれを選んでいいかわからないという人も多いようです。定期預金といった元本確保型の商品もありますが、値上がりを期待したいという気持ちもあって、投資信託とのバランスに悩んでしまうという人も。悩みすぎて運用がなかなか進まないという人や、せっかく決めたのに後で同僚から「それを買ったの?」と言われてまた悩んでしまった、という人もいました。

まとめ

いかがでしたか。実際に使ってみると、想像以上に面倒だと感じることもあれば、おトクに感じることもあります。節税のメリットを享受できるのは大きいですし、経済のことに興味がわくのもいいですよね。手続きには時間がかかりますから、それを逆手にとって投資のことを勉強してみるのもいいかもしれません。悩んでいる人もまずは第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

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