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3人目の産後気付いた「上の子可愛くない症候群」との付き合い方

LIMO / 2018年3月3日 10時25分

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3人目の産後気付いた「上の子可愛くない症候群」との付き合い方

「上の子可愛くない症候群」はご存じですか。下の子を妊娠中、また産後に上の子が可愛く思えなくなってしまうというものです。あれだけ可愛かった上の子に、そんな感情を抱くのはママとしても辛いもの。罪悪感を抱いてしまう人も多いでしょう。また下の子が生まれたら「上の子優先」と言われますが、スムーズにできないママもいるのでは。

7歳(男)、2歳(男)、0歳(女)の3児を抱える筆者が、3人目の産後気付いた上の子可愛くない症候群との付き合い方をご紹介します。

3人目の産後、長男より次男に起きた「上の子可愛くない症候群」

「本能的に、産後生まれたての子を守るために上の子を嫌になってしまうことがある」という話を聞いたことがあります。子どもたちの中でも、母親は一番小さな子をお世話をする必要が物理的にありますよね。この本能の話を実感したのが、3人目の産後です。

2人目妊娠中は、長男が可愛過ぎたこともあり「次男を長男と同じように愛せるかな?」なんて心配もしました。とはいえ次男の産後、上の子可愛くない症候群が9カ月ほど続きました。

そして、3人目の産後。長男のことを、次男を産む前と同じようにまっさらな気持ちで愛しく思える自分に気付きました。一方で、今度は次男に対して可愛く思えない場面が出てきました。ここで気付いたのが、「上の子可愛くない症候群は生まれた子のすぐ上の子に起こるのではないか」ということです。

本来は、人間も動物。本能的に、一番小さい子を守るために上の子を可愛く思えないときもあるのでしょう。物理的に考えれば、それまで2人目をメインでお世話をしていたのが、これからは3人目をメインでお世話をしなければなりません。そのためすぐ上の子に起こりやすいのではないでしょうか。

上の子可愛くない症候群が起こる状況を見ても、物理的な要因(下の子が泣いているのに上の子が甘えるなど)から派生していることが多いもの。上の子可愛くない症候群の話をするママも多く、本能やホルモンの仕業と考えれば、罪悪感を抱くこともありません。この感覚も下の子の手が離れるにつれ、次第に落ち着いていくものです。

上の子可愛くない症候群も、赤ちゃん返りも「慣れ」

「下の子が生まれたら上の子優先」と言われますが、物理的にも、精神的にも難しいところがあります。2人目の産後は赤ちゃん返りに対応しつつも、「自分でできるなら自分でやってほしい」と心の中で葛藤がありました。とてもスムーズとは言えない対応でした。

3人目の産後、長男も次男も赤ちゃん返りをしました。着替えさせたり、食べさせてもらいたがったり、バブーと言ってみたり、抱っこ紐でおんぶしてほしがったり…それに対して、ノリノリで対応できる自分に驚きました。むしろ「寂しい思いをしてるからやってあげたい」と、すんなり思えるのです。

次男に対しての上の子可愛くない症候群も、あったとはいえ長男のときより感情の量が減りました。以前経験しているので「またこの感情だ」と一歩離れて捉えることができ、長男のときよりも早く落ち着きました。

育児に総じていえることですが、「慣れ」の部分もあります。1人目は初めての育児に、2人目は初めての複数児育児に悩むもの。今は子ども1人、2人が多いので自分を責めてしまう人もいると思いますが、ただそれは慣れていないだけなので、自分を責める必要はないのです。

慣れない間は葛藤もありますから、うまく対応できないこともあります。ママだって人間ですから、様々な複雑な感情を抱くものですし、育児初心者ですから間違いも起こります。いつでも優しく笑顔のママなんて、誰もがいられるわけではありません。「三歩進んで二歩下がる」と楽に捉え、少しずつ慣れていきましょう。

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