1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

他人の不思議な行動は、リスクの捉え方が違うから!?

LIMO / 2018年3月10日 21時15分

他人の不思議な行動は、リスクの捉え方が違うから!?

他人の不思議な行動は、リスクの捉え方が違うから!?

あなたのリスク想定は小さい派? それとも大きい派?

バレるリスクを越えて、我が子のLINEを覗き見る

「40年以上も姉妹やってるのに、わからないことってあるわね」とつぶやいたのは、B子です。B子には2歳ちがいの姉A子がいて、最近、姉妹でこんなやりとりがあったそうです。

A子は、中学3年生の長男C男のLINEをこっそり見ています。そこには、同級生らしき女子との甘いやりとりがあったのだと、B子に告げました。

「また、見たの!? バレたら、C男ちゃん、怒るわよ。難しい年頃なんだから、そんなことしちゃダメよ」

「そりゃそうだけど、見ずにはいられないのよ。机の上に置いてあるんだからさぁ」

中学校ではケータイの類は持参禁止のところが多く、C男も学校に行くときは家にケータイを置いています。その隙に、A子が覗き見たようです。

リスク満載で好かれるA子、リスク回避でつきあい下手なB子

A子は、新婚まもなく、夫の日記帳をこっそり読んだことがあるそうです。それがバレ、離婚騒動にまでなっています。結局は離婚せずに現在まで添い遂げ、相変わらず、夫の日記をこっそり読み続けています。

A子は生来、物事にこだわらない性格です。いるだけで周囲を明るくするところがあり、男女の別なくよく好かれています。

対してB子は、融通の利かないところがあり、人づきあいも上手なほうではありません。ただ「B子に話したことは絶対、他にはもれない」との定評があるなど信頼はされる人柄ではあるようです。

バレるというリスクをどう捉えるか

「バレたら怒られることがわかっているのに、どうして見るの?」とB子が問えば、A子はさらりと返します。

「学校に行っている間だから、バレないわよ」

「絶対にバレないという保証があれば、私だって見るとは思うけど、思わぬところからバレたりするものよ」

「絶対にバレるとわかっていたら、私だって見ないわよ」

バレると、もめる。夫や子どもの秘密を知りたい。そこまでの認識は、A子とB子で共通しています。違うのは、バレるというリスクの捉え方ではないでしょうか。リスクを最小限に想定するA子に対して、B子は最大限に想定しているということになります。

表面からではわからない、不思議な「行動」の理由

リスクを最小限に想定して行動するA子は、いろんな人とつきあい、様々なことに躊躇なく飛び込んでいきます。逆にリスクを最大限まで想定して行動するB子は、対人関係やものごとに消極的になりがちだったというわけです。

人と人がコミュニケートするには、表面に現れた行動だけでは無理があるのかもしれません。姉妹でもわかり合えない部分があるのですから。これまでは「どこか不思議な存在だった姉A子の行動が、ようやく理解できた気がする」とB子は苦笑します。

ところで、あなたはA子派、それともB子派ですか?

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください