新社会人がまず始めたい、お金を貯めるための5つの土台作り
LIMO / 2018年3月31日 12時20分
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新社会人がまず始めたい、お金を貯めるための5つの土台作り
春は出会いの季節ですね。新しい環境へ飛び込む人もたくさんいると思います。新社会人の皆さんも、その一人ですよね。新しい環境へ飛び込むことは勇気がいりますが、必ず道はひらけます。怖がらずにチャレンジしてみてくださいね。
と、そんな中で「社会人になったらいっぱいお金を貯めよう」と思っている人もいるのではないでしょうか。社会人になったらお金なんて使う時間がないから貯まっていくよ、という人もいますが、それは信ぴょう性に欠けますよね。しっかり計画的に貯めることが大切です。
そこで今回は、新社会人がまずやっておくべき「お金を貯めるための土台づくり」についてご紹介します。
1. 月の収入と支出のイメージを作ろう
まずは、自分が仕事を始めたときの具体的な生活イメージを掴むことが重要です。イメージがないと、自分のマネープランが立てられませんよね。
特に、新社会人になるにあたって、社宅や寮などで一人暮らしをする人は大変です。一人暮らしの経験がある人なら、家賃、水道・光熱費、食費などがいくらくらいかかるかイメージできるかもしれません。しかし、一人暮らしの経験がないと見当もつかないと思います。もし、イメージが掴めないようであれば一人暮らしをしている友人にどのくらいの金額がかかるか聞いてみましょう。
社宅や寮の場合、食費や家賃、光熱費などが安く済むことも多いと思います。その場合は、一般的な一人暮らしにかかるお金との差額をきちんと貯金しておくことをオススメします。ほかの人は同じくらいの初任給で、一人暮らしをしながらお金を貯めています。せっかく寮や社宅で人よりも少ないコストで生活できているので、その優位性を活かさない手はありません。一人暮らしをせず、自宅から通勤する場合にも、余ったお金はしっかり貯金しておいてくださいね。
2. 口座をいくつか作っておこう
社会人になるこの機会に、銀行口座を複数用意しておくことをオススメします。具体的な内訳としては、給与受取用の口座、貯金用の口座、生活費用の口座です。家賃やカードの引き落としは給与受取用口座を設定しておくのが無難です。ただし、きちんと引き落とされる金額を把握しておいてください。先に多めのお金を貯金用口座へ移し、残高が足りずに引き落とせないということにならないように注意が必要です。
確かに先取り貯金は、確実にお金を貯めるという点で非常に有効な手立てではあります。しかし、引き落としができないと後々のトラブルに繋がり、督促の電話が来たり電気やガスが止まったりと大変な騒ぎになることも。
そうならないように、事前に計算しておいて十分に給与受取口座に残し、貯金用口座に移してくださいね。また、余裕があれば証券口座も一つ持っておいてもいいでしょう。すぐに投資をしなくてもいいのですが、投資をするなら若いうちのほうがメリットが多いものです。やってみようと思ったときにすぐに始められるように、今のうちに面倒な手続きは終わらせておきましょう。
3. アプリで管理できる環境を整えよう
銀行口座や証券口座を持ったときに大事なのが、「すぐに確認できること」です。具体的に言えば、自分の預金残高がその場で確認できること、さらに言えば「おかしいな」と思ったときには入出金履歴を確認できることです。今や何でもアプリで確認できる時代。ATMや銀行へ行って記帳しなくても、手元でサっと残高や入出金の履歴が確認できるのは大きなメリットです。
また、クレジットカードもアプリで支払い照会ができるようになっているものもありますし、電子マネーの利用などで貯まるポイントもアプリで確認できます。手元ですぐに確認できるような環境を整えるのも、忙しくなる前にやっておくといいですね。
4. 毎日財布をチェックして家計簿をつける癖をつけよう
いま、毎日財布をチェックする習慣はありますか。もし、そんな習慣はないという人がいれば、まずは財布チェックの習慣をつけることをオススメします。常に自分の財布にいくら入っているか把握しておくこと、そして自宅に帰ってきたときに財布の中から余計なレシートや控えを取り出して財布の中をキレイにしておくこと。この習慣がない人は、今すぐ身につけるようにしましょう。
また、もしすでに財布の中身が常に把握できている、という人は家計簿をつける習慣も身につけておくといいですね。家計簿は忙しくなるとついつい後回しになってしまうもの。今のうちに習慣化しておいて、わずかな時間でもきっちり家計簿をつけられる人になっておくと、後々すごくラクになりますよ。
5. 破綻しないためのマイルールを3つ決めよう
働き始めると、学生の頃とはかなり大きく生活が変わります。上司や先輩と飲みに行ったり、出張したりすることも増えますし、お昼ご飯も学食のように安くありません。帰宅時間も遅くなりますし、責任のある仕事を任されて疲れがたまることもあります。
しかし、もっと大きく変わるのが金銭感覚です。その理由は3点。1つは、学生でバイトをしていたときよりも「お金がある」という新しく生まれた余裕。2つ目は、大人になったんだからと自分で自分にハッパをかけてしまうこと。3つ目は、周りの金銭感覚が大きく変わることです。
学生の頃とは、飲みに行く居酒屋やランチで行くお店のランクも変わります。恋人や友人も、金銭感覚が変わって今までよりも高いものを手に入れるようになります。そんな中で、自分の収入に見合わない生活水準に慣れてしまうと苦しくなってしまいますよね。
なので、破綻しないためのマイルールを3つ作りましょう。「飲み会は月2回まで」とか「洋服は1万円まで」とか、お金に関するマイルールを定めましょう。なんでもいいのですが、自分に甘すぎるルールと、どんなに守っても生活が破綻してしまうようなルールはやめましょう。その3つのルールさえ守れば、家計は破綻しなくて済む、というルールを作ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか。新社会人になったら貯金したい、と思っていても、いろいろなことを同時並行で進めるのは結構大変です。ですから、比較的ゆとりのあるうちに「貯金の土台」を作りましょう。しっかり備えておけば、社会人として活躍しつつ十分なお金を貯めることができますよ。
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