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内々定を複数獲得した就活生が普段から見せていた3つの好感ポイント

LIMO / 2018年4月9日 20時20分

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内々定を複数獲得した就活生が普段から見せていた3つの好感ポイント

昨年6月1日に内々定を複数獲得できたのはどんな学生だったのか

2019年春に卒業を予定している大学生などの就職活動(就活)が本格的にスタートして早1カ月がたちました。経団連のホームページに掲載されている「採用選考に関する指針(http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/030.html)」によると、採用選考活動の開始時期については、広報活動は「卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降」、選考活動は「卒業・修了年度の6月1日以降」と示されています。一方で、昨年は6月1日に企業から内々定が出たケースも多数あったようです。

この是非はともかくとして、昨年早々に複数の内々定を手にした学生には一体どのような特徴があったのでしょうか。今回はそれを見ていきたいと思います。

レスポンスが速くて的確

コミュニケーション力が問われる、とはよく聞かれる言葉ですが、これは単に面接でのやりとりだけに留まりません。

たとえば、電話やメールでのやりとり、連絡後のフォローアップが速い、といったことも大きな要素だと言えるでしょう。実際にアルバイトの大学生とのやりとりを担当した経験があるというビジネスパーソンは「複数の学生と接してみると、きちんとレスポンスがある学生とそうでない学生の差はかなり大きかった。昨年すぐに内々定をもらっていた学生の印象はやはりかなりよかった」と話します。

これは、社会人になっても同じで、たとえ緊急ではない内容にしても、レスポンスがないと連絡した人は心配してしまうものです。こうした心配をさせることで、その後のコミュニケーションに影を落とすこともあります。採用のプロセスでは「将来一緒に仕事をしたい人物かどうか」という点も重要な判断材料になります。ちょっとしたことと思われるかもしれませんが、こうしたことで差がついている可能性もありえます。

一方、いくらレスポンスがよくても、内容が的外れでは本末転倒です。的確に返答する、と口で言うのは簡単ですが、実は意外に難しいもの。「デキる」と言われるビジネスパーソンでも完璧にこなせていると自信をもって断言できる人は多くないかもしれません。

別の見方をすれば、面接官とのやり取りの中で質問に対して的を射た回答ができるだけで評価は必然的に高くなるともいえます。学生はどうしても準備した内容を答えがちですが、予想外の質問が飛び出すこともあります。用意していた回答の組み合わせ次第で乗り切れることもあるかもしれませんが、それも臨機応変な対応ができてこそと言えます。

礼儀正しく、周囲への気配りができる

周囲への気配りを欠かさず礼儀正しい人は、就活生に限らず好感度が高いものです。実際のビジネスシーンでもしっかりあいさつができる人、相手の話を引き出してから自分の話を展開する人が好感を持たれることが多いと言えます。実際の行動に移すとなると付け焼き刃では対応できない難しさはありますが、相手の立場を想像してみることがその第一歩となるかもしれません。

また、礼儀作法もいきなり習得することができるものではありませんが、「自分の思いを伝える形」として相手にしっかり見せられているかどうかについてはもう一度確認してみるのも良いと思います。たとえばお辞儀の姿勢などは動画に撮ってみると、意外と雑で自分で見て驚いたりするもの。外から見た印象を整えるのに役立ちます。

そのほか「『自分が見えなくなるまで見送りをしてくれる方にも一度挨拶をする』『タクシーに乗車して挨拶をする際は窓ガラスを完全に開けて挨拶する』といった点が思いのほか記憶に残る」という人もいます。

まさに言うは易く行うは難し。一朝一夕とはいかないかもしれませんが、周囲に対する意識が薄くなっていないか、一度振り返ってみてもいいかもしれません。

服装がきちんとしている

「リクルートスーツの就活生は誰でも同じに見える」という人が時々いますが、実際のビジネスパーソンから見ればまったく違うのだそうです。

シャツにアイロンがしっかりかかっているか、ネクタイはきちんと締められているか、靴はきれいに磨かれているか、靴とベルト、靴下の色がちぐはぐではないかなど、見ていけばキリがありません。

学生時代からしっかり学び、就職活動にもきちんと企業研究をして臨み、実力はあるにもかかわらず、「就職活動の時点ですでにこうした点に注意を払えないのに、これから社会人になって改善するだろうか」と思われてしまっては損です。小さなポイントと思われるかもしれませんが、小さなポイントだからこそ、早めに直せるというものではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。採用面接は「近い将来一緒に働いてみたい人」を選ぶプロセスといっても過言ではありません。そうした意味で、昨年6月1日にいきなり内々定を複数獲得できた学生というのは、業界研究や企業研究といった基礎的な知識はもちろん、それ以外の定性的な「印象」という評価を含めて「面接官から一緒に働きたい、と思ってもらえた人々」と言うこともできそうです。

今後の選考活動にあたっては、今回お伝えした点も少し意識しながら活動してみてはいかがでしょうか。

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