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【習い事は5年待ち!?】覆面座談会で明らかとなった「豊洲のリアル」とは?

LIMO / 2018年4月14日 11時35分

【習い事は5年待ち!?】覆面座談会で明らかとなった「豊洲のリアル」とは?

【習い事は5年待ち!?】覆面座談会で明らかとなった「豊洲のリアル」とは?

再開発が進み、どんどんと活気付いていく街、「豊洲」。この街での暮らしについて、実際に住んでいる人はどのように感じているのでしょうか。今回は、豊洲で暮らして10年ほど、共働きで保育園から小学校という形で子どもを育てているというYさん、Sさん、Tさんの3人のママからお話を伺いました。

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Yさん ご結婚後、ご主人の年齢が当時34歳でローンを組むならそろそろとなり、品川区・墨田区・江東区で物件を探し、生活・交通利便性と価格を総合して、スターコート豊洲(https://kawlu.com/library/8950)を新築で購入。

Sさん ご結婚を機に、落ち着いて生活するための住処を求め、物件探しをする頃、スタートコート豊洲の友人宅に遊びに行ったことで豊洲に魅了され、グランアルト豊洲(https://kawlu.com/library/8968)を中古で購入。

Tさん 通勤の利便性から豊洲に賃貸で住み始める。第二子のご出産で、広い部屋への引っ越しが必要となり、オーベルグランディオ・ベイフロント(https://kawlu.com/library/8967)を中古で購入。
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実際に住んでみた豊洲の印象は「便利」「教育熱心」

彼女たちは、いま住んでいる豊洲という街をどのように感じているのでしょうか。

まず利便性をあげたのはYさん。「電車に乗らずに生活できるほど、なんでも揃っています。ららぽーとに行けば買い物はできるし、映画も見られます。子供目線で言えば、キッザニアもあるし、公園も沢山あって遊ぶ場所には困りません」。これに対しSさんも「だいたいの用事はららぽーとで完結するし、イオン東雲店も近いので、商業施設は充実しています。有楽町から山手線へもアクセスできるし、羽田空港もバスで30分以内もあればいけますから、遠出もしやすいです」と話します。また、Tさんは、「埋立地だからこそ、災害対策も他のエリアよりしっかりしています」と安全性の面もポイントの高さとしてあげます。

一方で、3人がともに感じているのは「豊洲には教育熱心なママが多い」ということ。

Sさんは「あくまで肌感覚ですが、中学受験する家庭が50%を超えていると思いますよ。最近引っ越してようやく解決しましたが、大手塾がキャパオーバーで入塾できなかったほどです」といいます。Tさんも「習い事は大変ですよね。スイミングスクールは平日3年待ち、土日だと5年待ちって言われました」と驚きの実態を明かします。こうした状況についてYさんは「ららぽーと、ビバホームの誕生と同じ時期くらいから数年の間に豊洲に移住してきた世代の子供が今、小学生。よく冗談で『豊洲ベビーブーム世代』なんて言っていますけど(笑)少子化なんて嘘なんじゃないかというくらい子供で溢れている街ですね」と話します。

こうした流れからなのか、最近ではマンションの中にある保育所がなくなったりする一方で、民間学童は増えている印象だといいます。

気になるママ友づきあいは?

「世帯年収が高い“小金持ち”が多い」という人もいる豊洲。気になるママ友づきあいはどうなのでしょうか。

Yさんは「他のエリア以上に繋がりは強いのでは。というのも、『小金持ち』って会社員で比較的エリート層が多いので、基本帰りは遅い。祖父母が近くにいなくて助けてもらえない人が多いから、近所の繋がりが大事になるんです」と指摘。Sさんも、「小児科の予約がなかなか取れなかったり、豊洲で生活をする上では事前知識とか、生活する上での知恵が必要。ママ友ネットワークに支えられていることは多いです」と話します。一方で「だからと言って、過剰な付き合いがあるわけでもない」というのはTさん。「その辺りは豊洲だからという特色があるわけではなく、世間一般的なものとそんなに変わりはない」といいます。

しかし、たとえばハロウィンといったイベントの時には自分たちが住んでいるマンションのパーティースペース争奪戦が起こったりもするのだそう。一緒に遊ぶグループのママで各自が一斉に申し込みをし、予約が取れたところで開催するようにしている人が多いのだそうです。こうしたイベント時の動きは豊洲ならではといえるかもしれませんね。

小金持ちの行動にビックリすることも…

一方「さすが豊洲」と驚くこともあるといいます。Yさんは、「小金持ちだな」と感じる瞬間がよくあるそう。海外旅行は普通のことらしく、「ハワイでママ友にバッタリ会った」なんて話をよく聞くとSさんはいいます。またTさんも「ディズニーランドの年間パスポートを持っている家庭も多い」と話します。

さらに、「運動会」も豊洲ならではの動きがあるのだそう。Yさんは「自宅マンションのベランダから観戦なんて初めて聞きました。校庭の広さと子供の数の問題から豊洲ならでは。写真撮っても上からだから映るのは帽子ばっかり。低学年の50メートル走では、子供の列と親の列があってゴール地点で親が写真撮るための列に子供と対照的に並ぶのもビックリしたけど、面白かったですね」と驚愕のエピソードを披露します。

Sさんは「子供は教室でお弁当を食べるので親は祖父母を連れて近くのレストランへ行くので予約も一苦労。プログラムが遅れるとレストランの電話が遅れるという連絡で鳴り止まないそうです」と話してくれました。

でもやっぱり離れられない豊洲。その理由は?

運動会の話などを聞くと豊洲で生活するのは大変なのでは?と思ってしまう人もいるでしょう。もちろんマンションを買ってしまったからと言うのはあるとはいえ、豊洲から離れないのはなぜなのでしょうか?

「運動会も習い事も別に悪いことばかりではないと思います。特に運動会は、大きなお弁当もいらないし、親の負担はかなり減ります。習い事も、予算的な問題はもちろん出てきますが、学習意欲が上がりやすくていい環境だと思っています」とYさん。

Sさんも「大変な面は少なからずありますけど、それはどこも同じだと思います。やはり便利ですし、子育てをするにはいろいろと揃っていて、他と比べると豊洲が一番いい街だと思いますね。これが決め手ではないですが、キッザニアの割引チケットももらえて子供は年に複数回行けて楽しそうです。公園も多くて、遊ぶ場所には本当に困りません。ママ友といい関係を築けているので、お互いに力を合わせて子供を育てていく風土もありがたいです」と話します。

Tさんは「豊洲の独特のスピード感が嫌でお引越しをされるご家庭も確かにいますね。もっとゆっくり生活したい、子育てしたいってなると郊外の一軒家の方が向いているのは確かです。でも、それは人それぞれのライフスタイルによるものだとも思いますし、豊洲が悪いとかではなく相性でしかないのかなと。私は湾岸エリアの方が、都内ならいいなと思いますし、豊洲は子育てしやすい環境が整っていると思います」と話してくれました。

まとめにかえて

タワーマンション人気の象徴とも言える湾岸エリア。その中でも豊洲人気は高く、今なお値下がりをする様子はありません。家族4人が暮らす広さを豊洲で購入しようとすると中古マンションでも5,000万円程度のマンションが一般的で、これを家計が安心な範囲で購入するには世帯年収800万円以上は必要となり共働きのご家庭も多いでしょう。

豊洲ベビーブーム層とともに成長を続ける豊洲。これからも注目が集まりそうです。

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