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お悩み別! 老後が不安な人がやっておくべき4つのこと

LIMO / 2018年5月13日 12時20分

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お悩み別! 老後が不安な人がやっておくべき4つのこと

老後破綻という言葉をしばしば耳にするようになりましたが、将来のお金のことが心配だと感じる人も多いのではないでしょうか。将来の不安にはさまざまな理由があると思います。たとえば、貯金に対して苦手意識があったり、浪費家であったり、退職金のない会社に勤めていたり…。

安心して老後の生活を迎えるためには、そういった不安のタネをきちんと解決していくことが必要です。そこで今回は、お悩み別に将来の不安を解消するための方法をご紹介します。

貯金が苦手で老後資金が貯まらない人

まずは、貯金に対する苦手意識があり、計画的にお金が貯められていないという人。こういう人にやってほしいのが次のことです。

給料日には手取り月収の2割(実家暮らしなら4割)を別口座に移し、その口座のキャッシュカードは家に保管する

手帳に今日使った金額を書き入れる

1週間の予算を決めて、食費や被服費、交際費などの「好きに使えるお金」をその中でやりくりする

「貯金が苦手」だと思い込むのをやめる

こういう人に多いのが、「その日暮らし」という感覚で1日1日を過ごしていること。毎日すべてがリセットされてしまうために、中長期的な視点が持てず、将来のことを考えられない生活になってしまっていませんか。

たとえば、1週間という単位を強く意識して生活してみてください。たくさんお金を使いすぎてしまったなと思っても、「今日は使いすぎちゃったな」で終わってしまっているかもしれません。1週間単位の予算がないと、そういう感覚になってしまいがち。

「1週間で好きに使えるお金は1万円」と決めてしまえば、「一昨日2000円、昨日3000円使って、今週は残り5日だからあと5000円だ」という意識に変わります。たとえば、「今週土日に遊びに行くから平日は抑えよう」というように、1週間という単位の中で調整してみてください。

また、「貯金が苦手」と思い込むのは今日で終わりにしましょう。そう思っていると、本当に苦手になっていきます。自分の弱点を把握するのは必要なことではありますが、それを甘えの口実にしてはいけません。「貯金が苦手」と自認する人の多くは、「貯金するのが嫌い」な人です。我慢するのもいやで、好きなように生きていたいというタイプが多いのではないかと思います。

気持ちはわかりますが、好きに生きるか将来の不安に今から備えるかはあなた次第。「貯金が苦手」だと自認していようがいまいが、そんな事情は関係なく現実は冷酷です。「苦手か得意か」ではなく、「やっているかいないか」で結果が変わるということを忘れずに。

浪費グセがあって老後が不安な人

貯金ができないワケではないのに、浪費グセがあるという人。コツコツ貯めていた貯金を、何かの拍子にパーッと使いたくなってしまう人。臨時収入はすぐに使ってしまう人。クレジットカードでの買い物が好きな人。こういった特徴がある人は、浪費グセで将来困ることになる可能性が高い人です。

浪費グセの原因は人によると思いますが、孤独感であったりストレスであったり、劣等感であったりと、現状の生活に不満を抱いているケースが多いものです。そういう自分を「買い物」以外の方法で解放してあげる必要があります。まずは最優先で、ストレスや劣等感から解放される方法を探してください。そのうえで、次のようなポイントに気をつけてお金の使い方を変えていきましょう。

クレジットカードをやめてプリペイド式カードの中でやりくりする

スマホに入っている通販サイトのアプリを削除する

ショッピングセンターに足を踏み入れる回数を決める

退職金がなく老後資金が不安な人

制度上、退職金がない会社に勤めている人もいると思います。退職金がないと言われると、不安に感じる気持ち、とてもよくわかります。退職金がないという会社の多くは、その分毎月の給料に若干上乗せしていて、月収で言えば同世代よりも多めにもらっているという場合もあるでしょう。その場合は、上乗せ分を必ず貯金するようにしましょう。そこだけは死守してください。

退職金のない職場で働く人は、まず次のことをやっておくとよいでしょう。

将来の年金受給額を調べる

自分の理想の「老後生活」にかかる1か月あたりのコストを計算する

iDeCoや財形貯蓄制度を活用する

転職活動を視野に入れる

退職金がないということは、自分で老後資金をすべて用意しなければならないということです。退職金を受け取る頃には、働きたくても働けない場合も多いでしょう。もちろん、定年が延びている現代では、退職後に別の企業に再就職したり、雇用形態を変えて継続雇用してもらえたりするケースもありますが、いずれにせよそこから動き出しても遅いですよね。つまり、早めに行動しなければ手遅れになる可能性がほかの人よりも高いということです。

まずは冷静に、将来のプランを描いておきましょう。受け取れる年金額を調べて、自分が思い描く理想の生活とのギャップを知ること。それで自分がいくらくらいお金を用意しておけばいいか、めどが立ちます。また、iDeCoや財形貯蓄のように節税の恩恵を受けることができる制度をフル活用して効率よく老後資金をふやす必要もあります。

また、低金利の時代が続いていますし、貯金だけでは思うようにお金が貯まりません。投資が怖いと感じるのなら、怖いと思わなくなるまで勉強して貯金よりも効率よくお金をふやす方法を模索するのが賢明でしょう。

もし、あなたが若ければ、退職金がある会社に転職してもいいでしょう。ただ、退職金にも受け取れる勤続年数に条件があったりしますので、きちんと考えておかないとキャリアも将来のお金も中途半端になってしまうかもしれないという点には注意してください。

収入の上がる見込みがなく将来が不安な人

収入が上がる見込みがないために将来不安だと感じている人。今の日本では少なくないと思います。昇給のタイミングでも給料が上がらないことも珍しくはありません。こうした場合、他の人よりもお金の使い方、ふやし方に慎重になる必要がありますので、まずは次のようなことをやっておいてはどうでしょうか。

副業を検討する

転職・キャリアチェンジを視野に入れる

パートナーと協力してお金を貯める計画を立てる

家計・貯金額の見直しを行う

収入が足りないと思うのであれば、副業を検討するのも一つの手です。ただし、副業は自分が何をしたいかというのも大きくかかわってきます。自分のキライな仕事は長く続きません。副業が許可されていない会社では、会社にバレたら服務規程に反することになってしまいます。その場合は転職という手もありますし、勤めている業界自体の収入が低い傾向にあるのならキャリアチェンジを考えてもいいでしょう。

ただそれらの場合には若さが必要となるケースもありますし、管理職として採用されるためにはかなりのスキルと経験が求められてしまいます。それが難しければ、パートナーと協力して効率よく生活し、無駄を省くこと、お金を貯めることが必要となります。1人よりも2人のほうが生活するうえでは節約となります。パートナーと協力して、より効率よくお金を貯める方法を探しましょう。

まとめ

いかがでしたか。貯金が苦手だったり、退職金がなかったりと将来の不安にはさまざまな理由があります。ぼんやりとした不安を抱えたままでいると、取り返しのつかないことになるケースも多いですよね。そうなってから後悔しないように、できるだけ早めに手を打ちましょう。

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