突然訪れたトキメキ…。主婦の恋心は罪になる?
LIMO / 2018年5月25日 10時25分

突然訪れたトキメキ…。主婦の恋心は罪になる?
特に夫に不満もない、毎日家事に育児に充実している。そんな幸せな毎日を送っているはずのあなたの心の隙間にそっと芽生えた恋心。さて、あなたはその芽を素早く摘んでしまいますか? それとも、誰にも内緒で水をやり、育てていきますか? 今回は、「主婦の恋心」について考えてみたいと思います。はたして、夫以外に心をときめかせることは、決してしてはいけないことなのでしょうか?
恋はするものでなく、落ちるもの
たとえ夫と円満だったとしても、今の生活に不自由はなくても、他の男性に心が奪われてしまうことがあります。恋の定義は辞書によると「特定の人に、強く惹かれること。また、せつないまでに深く思いを寄せること」なのだとか。
かつては、あなたも今のご主人とドキドキするような恋に落ち、その延長線上として「結婚」の道を選んだのではないでしょうか。そして時は過ぎ…今、ご主人のことを思ったときに、昔のように胸がちぎれそうな気持になったり、鼓動が速くなったりすることはないでしょう? その代わりにご主人の顔を思い浮かべると、思わず顔がほころんでしまうような、温かい気持ちになりませんか?
現在あなたがご主人に対して抱いている感情、それは恋ではなく、安らぎであったり、信頼であったり…、つまり深い「愛」なのではないでしょうか。月日は人々から恋心を奪い、代わりに愛情を植え付けるのかもしれません。
しかし、夫への恋心がなくなったからと言って、恋をする、という気持ちそのものが失われるわけではありません。ある日突然、家族への愛情とはまったく異なるときめきが心をかき乱す。そんなことが起こるかもしれません。そして、それこそが恋なのです。
職場の男性、かかりつけのお医者さん、宅配のお兄さん、そして、TVの向こうのアイドル、俳優…。こんな人に胸をときめかせた経験はありませんか?
割り切れるかどうかが大切
恋の対象が、芸能人や有名人なら問題ないですよね。せいぜい家族に白い目を向けられながら、画面の向こうの相手にキャーキャー言ったり、追っかけしたりする程度。成就するはずのない思いだと本人もわかっている、疑似恋愛にすぎません。いわゆる恋愛「ごっこ」ですね。
しかし、これが一般男性となると話は別。こちらの思いを口に出すと、何か間違いが起きてしまう可能性があります。決して口外できない恋。つまり、主婦の恋とは実ることはない、実らせてはいけない思いなのでしょう。
「なんて不毛な…。それなら恋なんてしない方がまし」と思う人もいるかもしれませんね。しかし、本当にそうでしょうか? 恋する相手と会える、話せる喜び、長らく忘れていた切なさ、胸のときめき。心でそっと思うだけ、と割り切って、「恋をする」という行為そのものを楽しむことができれば、その恋が生きがいとなり、毎日をぐっと楽しむことができるかもしれません。
時に恋はお守りであり、ご褒美である
思いもかけず誰かに恋をしてしまった…。そんな状態に陥っても、過度な罪悪感を覚える必要はないのではないでしょうか。夫や家庭に何の不満がなくとも、日々の生活の中でちょっとしたイライラやモヤモヤは感じてしまうもの。恋心は、そんな主婦の心に潤いを与えてくれるものかもしれません。
かつて好きな人に会えることを楽しみに学校に通っていたように、好きな人に会えるのを楽しみに職場に通う。少しでも相手にキレイに映るように身だしなみに気を使う。毎日が何となく楽しくて、ウキウキする。「家族のことが一番大切で、愛していることに変わりはないけれど、あの人がなんだか気になるな。あの人と話せたら嬉しいな」程度の恋心は、あなたを幸せにしてくれる、最高のお守りになるのではないでしょうか。
自分の感情を何が何でも押さえ込まなくてもいいのです。心は常に自由であるべきです。しかし、自由には責任が伴う、ということをお忘れなく。妻であり、母である自分の役割をしっかりと果たしてこそ、秘かな恋心の喜びを感じられるのです。「何を差し置いてもこの恋を叶えたい」、そういう欲が出てしまうと、とたんにドロドロとした苦しいだけの恋に変わってしまうので、お気をつけて。
恋する気持ちを楽しめるか
置き去りにした恋心がある日突然よみがえる...生きていれば誰にでも起こりうることです。自分だけの秘かな喜びとして、恋する気持ちを育むことは決して罪ではないのです。もし、あなたが誰かに恋してしまったら、その気持ちに無理やり蓋をするのではなく、割り切ってそのせつなさやトキメキを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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