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日経平均株価は続伸、一時23,000円まであと46円に迫る

LIMO / 2018年5月21日 7時20分

日経平均株価は続伸、一時23,000円まであと46円に迫る

日経平均株価は続伸、一時23,000円まであと46円に迫る

【東京株式市場】 2018年5月18日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、23,000円目前で上値が重い展開

2018年5月18日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 22,930円(+91円、+0.4%) 続伸

TOPIX 1,815.2(+6.8、+0.4%) 続伸

東証マザーズ総合指数 1,154.4(+2.0、+0.2%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,161、値下がり銘柄数:824、変わらず:98

値上がり業種数:26、値下がり業種数:7

年初来高値更新銘柄数:100、年初来安値更新銘柄数:21

東証1部の出来高は13億310万株、売買代金は2兆2,800億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。引き続き目立った材料に乏しい中、各社の決算発表もピークを過ぎたことで、様子見スタンスが目立つ展開となりました。

投資家のリスクオンモードにも若干陰りが見られ、売買代金は2兆円を超えたものの、連日で2兆5,000億円を下回っています。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。前場の半ばには一時+115円高まで上昇し、23,000円台回復まであと46円に迫りましたが、その後は上値が重くなっています。

それでも、終値で22,900円台を回復する続伸となって引けました。

なお、TOPIXも同じような値動きで終わりました。

東証マザーズ総合指数は続伸、売買代金は4日ぶりに1,000億円をわずかに下回る

東証マザーズの出来高は4,519万株、売買代金は999億円となり、いずれも前日より減少しました。商いは減ったものの、個人投資家の物色意欲の回復は感じられ、売買代金は4日ぶりに1,000億円割れながら、ほぼ1,000億円という状況でした。

やはり、先日発表されたメルカリ(4385)の上場承認決定が明るい材料となった可能性もあります。なお、メルカリの上場予定日は6月19日です。

また、総合指数も小幅上昇となって続伸で引けました。まだ安心はできませんが、当面の1,100ポイント割れは脱した印象です。

エーザイが連日の高値更新、東京エレクトロンとアドバンテストは大幅安

個別銘柄では、薬品株が総じて買われ、エーザイ(4523)が連日の大幅高となり、テルモ(4543)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)、電通(4324)などとともに年初来高値を更新しました。

また、ハイテク株では、シャープ(6753)やTDK(6762)などが大きく値を上げています。

その他では、スズキ(7269)やホンダ(7267)など自動車株の一角が大幅上昇となり、伊藤忠商事(8001)も大幅高となったのが目を引きしましたが、全体的に特筆すべき上昇銘柄は少なかったと言えましょう。

一方、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)が大幅安となり、任天堂(7974)も下落しました。

また、三菱地所(8802)など不動産株が冴えない値動きとなり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)も小安く引けています。

新興市場では、臨床実験結果データを公表したブライトパス・バイオ(4594)が▲21%超安の暴落となるストップ安で引け、そーせいグループ(4565)など他の医療バイオ関連株も安く終わりました。一方、アトラエ(6194)が急反発し、ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)は急騰となっています。

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