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加熱式たばこ競争激化!プルーム・テックは累計200万台超

LIMO / 2018年6月16日 18時35分

加熱式たばこ競争激化!プルーム・テックは累計200万台超

加熱式たばこ競争激化!プルーム・テックは累計200万台超

2018年5月紙巻タバコ2ケタ減

喫煙者の皆さんは加熱式たばこをもうお使いでしょうか。今回はJTの開示データをもとにプルーム・テックの販売台数と5月の紙巻たばこの販売数量、そして5月に入って加速した加熱式たばこの価格競争の経緯、またアイコス、グロー、プルーム・テックの3社製品の特徴比較についてみてみましょう。

5月の紙巻きたばこの販売数量

2018年6月15日にJTが開示した5月の国内紙巻たばこの販売数量は、2018年5月単月の対前年同月比は▲13%減となりました。販売数量は71億本です。また、国内紙巻たばこの売上収益は428億円で同12%減という着地となりました。

また、2018年1月から5月までの累計では、紙巻たばこの販売数量は334億本で対前年同期比で▲14%減、国内紙巻たばこ売上収益は1994億円で同14%減となっています。

5月単月及び5か月累計で対前年同期比で販売本数及び売上収益がそれぞれ2桁減少、減収となっています。

紙巻たばこは市場が縮小しつつありますが、加熱式たばこはどうなのでしょうか。ここからは加熱式たばこの主要3社の動向を見ていくことにしましょう。

2018年5月から加熱式たばこ価格競争が過熱

プルーム・テックのスターターキットはリニューアルで値下げ

JTは2018年5月17日に、たばこ用デバイス「プルーム・テック(Ploom TECH)」スターターキットをリニューアルし、これまで同梱物であったキャリーケースを別売りとし、税込希望小売価格が4000円であったものを3000円と変更し2018年6月4日から順次、全国の一部たばこ販売店などで販売開始(別売りとなるキャリーケースは税込希望小売価格1000円で販売)と発表(https://www.jti.co.jp/news/20180517/index.html)しました。

もともとスターターキットの価格(4,000円)にも定評がありましたが、今回はキャリーケースなしとはいえ価格が3000円にまで下がりました。よりユーザーにとっては手が届きやすい価格帯になったといえるでしょう。

2018年4月でプルーム・テックのデバイスの販売開始後累計販売台数は200万台を超えた(https://www.jti.co.jp/investors/library/presentation/pdf/20180501_03.pdf)と開示されています。

グローは5月よりキャンペーンがスタート

一方、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のグロー(glo)は2016年11月の開示時点では希望小売価格は8000円からスタート(http://www.batj.com/group/sites/bat_7ybmf2.nsf/vwPagesWebLive/DO7YEGN6/%24FILE/medMDAFKAUP.pdf?openelement)しました。現在はキャンペーン期間(2018年5月1日0時0分から12月20日23時59分まで)ということもありますが、購入し製品登録をすると実質価格2980円ということで、こちらもこれまで以上に求めやすい価格となりました。

5月1日にはJTはプルーム・テックがスターターキット及び専用たばこカプセル「メビウス・フォー・プルーム・テック」5銘柄の販売エリアを拡大し、6月4日より順次、全国の一部たばこ販売店で販売開始と発表(https://www.jti.co.jp/investors/library/press_releases/2018/0501_01.html)。また全国のコンビニ等でも7月2日より同スターターキット及び専用たばこカプセルを販売開始することを発表していました。

しかし、先ほども見たようにその後2週間ほど経過した5月17日にはスターターキットをリニューアルし、その価格を3000円にすると発表しています。

アイコスも6月より値下げへ

フィリップモリス(PMI)も5月18日に6月1日よりアイコス(ICOS) 2.4 Plusキットの税込メーカー希望小売価格を7980円に改定すると発表(https://www.pmi.com/markets/japan/ja/news/details/20180525_5millionusers)しました。同時にアイコスの愛用者が500万人を突破と開示されています。JTがスターターキットリニューアルを発表した翌日となります。

こうした一連のキャンペーンやプレスリリースのタイミングからは、BATのグローの5月からのキャンペーンを皮切りに、JTのプルーム・テックの6月の値下げ、PMIのアイコスの6月の値下げへと波及していったようにも見えます。

加熱式たばこ3社製品の特徴比較

以下はアイコス、グロー、プルームテックの特徴比較の図表となります。お得な製品はどれなのか、ご参考にしていただければと思います。

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