任天堂が再び年初来安値を更新! 日経平均株価は反落
LIMO / 2018年6月19日 7時20分
任天堂が再び年初来安値を更新! 日経平均株価は反落
【東京株式市場】 2018年6月18日
株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、一時▲250円安も底堅さ見せる
2018年6月18日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 22,680円(▲171円、▲0.8%) 反落
TOPIX 1,771.4(▲17.6、▲1.0%) 反落
東証マザーズ総合指数 1,136.2(▲15.5、▲1.4%) 反落
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:507、値下がり銘柄数:1,518、変わらず:64
値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
年初来高値更新銘柄数:83、年初来安値更新銘柄数:183
東証1部の出来高は13億5,288万株、売買代金は2兆2,568億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。米国トランプ政権が中国製品へ500億ドルの追加関税を課すことが発表され、米中貿易摩擦の激化懸念が高まったことで、模様眺めムードが強まりました。
下値を拾う動きも限定的だったため、売買代金は先週末の3兆円強から大幅減少となっています。
そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、後場の開始直後に一時▲250円安まで下落したものの、その後は徐々に下げ幅を縮小していきました。
結局は反落で引けましたが、相応の底堅さを見せたと言えましょう。
なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、下落率は日経平均株価より大きくなりました。これは、小型株を含めて広く利益確定売りが出た結果と見られます。
東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は12日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は6,710万株、売買代金は898億円となり、いずれも先週末より増加しました。ただ、増加したものの、新興市場では相変わらず低調な商いが続いており、売買代金は12日連続で1,000億円を下回りました。
6月19日のメルカリ上場までは模様眺めの様子が強まりつつあるようです。なお、そのメルカリの公開価格は1株3,000円で決定済みです。
また、総合指数も大幅下落となる反落でした。やはり1,100ポイント割れの危機はまだ残っているようです。
ファナックや信越化学工業が年初来安値を更新、村田製作所は連日の高値更新
個別銘柄では、ファナック(6954)と信越化学工業(4063)が大幅安となって年初来安値を更新し、東京エレクトロン(8035)も大幅下落となりました。
また、日立建機(6305)が5日連続の安値更新となり、コマツ(6301)や安川電機(6506)も安値更新となっています。
その他では、金融株が軒並み大幅下落となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)が年初来安値更新となったのが目を引きました。さらに、任天堂(7974)が再び年初来安値を更新し、新日鐵住金(5401)など鉄鋼株も軒並み大幅下落となっています。
一方、ハイテク株が総じて売られる中で、村田製作所(6981)が大幅続伸となって連日の年初来高値更新となりました。
また、小売株の一角が買われ、ファーストリテイリング(9983)やニトリホールディングス(9843)が高値更新となっています。その他では、花王(4452)が高値更新となり、資生堂(4911)も再び大幅高で引けました。
新興市場では、ブランジスタ(6176)、モルフォ(3653)、ミクシィ(2121)などが年初来安値を更新し、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(6575)も急落しました。
一方、中村超硬(6166)が反発し、ビリングシステム(3623)も急騰して引けています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日経平均は小幅反落。62.09円安の38,352.34円で取引終了…米エヌビディア決算を前に動意欠く【11月20日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月20日 17時45分
-
日経平均は反落、422.06円安の38,220.85円で取引終了…堅調な米景気がもたらす「ハイテク株安」のリスク【11月18日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月18日 18時0分
-
日経平均は118.96円高の「39,500.37円」で取引を終了…指数は底堅い値動きを見せるなか、“年初来安値”を更新した「国内自動車メーカー」も【11月8日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月8日 17時45分
-
日経平均、373.71円高の「39,277.39円」で取引終了…東証P市場の売買代金が前日比2.2倍に「急増」したワケ【10月30日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月30日 17時15分
-
日経平均、691.61円高の「38,605.53円」で取引終了…〈与党過半数割れ〉で下落スタートも“大幅高”のワケ【10月28日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月28日 17時15分
ランキング
-
1自然界最強「ミノムシの糸」を製品化、スポーツ用品や自動車に活用へ…興和「化学繊維に代わる存在に」
読売新聞 / 2024年11月25日 10時50分
-
2「京急」「京成」に照準定めた旧村上ファンドの思惑 2006年の「阪急・阪神合併」の再現を想起
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 7時50分
-
3"退職代行"を使われた上司「信用ダウン」の悲劇 多いのは営業、職場に与える「3つの影響」とは
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 8時30分
-
4日経平均株価が再度上昇するのはいつになるのか すでに「日柄調整という悪材料」は織り込んだ
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 9時30分
-
5「寿命半分」を掲げた電車、登場30年超で〝再就職〟できる秘訣は? JR東日本209系、置き換え用車両も判明 【鉄道なにコレ!?】第68回
47NEWS / 2024年11月25日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください