4月に上場した「将棋ウォーズ」のHEROZ、AIサービスの今後は?
LIMO / 2018年6月25日 10時15分
4月に上場した「将棋ウォーズ」のHEROZ、AIサービスの今後は?
2018年4月に東証マザーズに上場したHEROZ(4382)は、日本初のAI専業銘柄として公募価格の10倍以上の初値が付いたことで知られています。
同社の事業は、BtoCサービスでは将棋アプリ「将棋ウォーズ」その他コンテンツの提供、BtoBでは自社開発AIサービス「HEROZ Kishin」の提供という二本柱で構成されています。
BtoCコンテンツには「将棋ウォーズ」の他に、「どうぶつしょうぎウォーズ」、「囲碁ウォーズ」、「CHESS HEROZ」、「BackgammonAce」、「ポケモンコマスター」があります。ちなみに、2017年にプロ棋士を破った将棋AIソフト「Ponanza」も同社が開発したものです。
しかしながら、開示資料ではセグメント別の経営成績は開示されていません。ちなみに、2017年4月期の売上計上先は、ゲームアプリ関連のApple、Google、ポケモン、DeNAの4社で約8割となっています。
今後は、BtoBサービスをどこまで伸ばすことができるのかが同社の成長と株価上昇の鍵を握ると思われます。BtoBサービスの売上・利益が具体化し、将棋アプリの会社から本当の意味でのAIサービス提供企業として脱皮できるのかという点に注目したいところです。
本稿は「個人投資家のための金融経済メディアLongine(ロンジン)」記事のダイジェスト版です。全文は以下からどうぞ(有料記事)。
>>HEROZ(4382)はAI技術を利用したBtoBサービスの立ち上げに注目(https://www.longine.jp/abstract?id=3932)
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