日産やホンダが年初来安値更新! 日経平均株価は大幅反落
LIMO / 2018年7月3日 7時20分
日産やホンダが年初来安値更新! 日経平均株価は大幅反落
【東京株式市場】 2018年7月2日
株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅反落、終値で22,000円を大きく割り込む
2018年7月2日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 21,811円(▲492円、▲2.2%) 大幅反落
TOPIX 1,695.2(▲35.6、▲2.1%) 大幅反落
東証マザーズ総合指数 1,055.9(▲34.3、▲3.2%) 大幅反落
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:131、値下がり銘柄数:1,935、変わらず:28
値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
年初来高値更新銘柄数:30、年初来安値更新銘柄数:217
東証1部の出来高は13億7,285万株、売買代金は2兆2,992億円(概算)となりました。出来高は先週末より増加しましたが、売買代金はほぼ横ばいとなっています。
特段目新しいニュースはなかったものの、引き続き米国トランプ政権による貿易摩擦懸念が残る中、節目の22,000円を割り込んだことで投げ売りが加速的に増えたようです。また、中国株式市場の大幅下落も、さらなる投げ売りを呼ぶ形となりました。
そのような中、日経平均株価は後場に急落した結果、終値で▲2%超安となる大幅反落となりました。前場は一時プラス圏に浮上する場面もありましたが、後場に入ってから一気に値を崩し、大引け直前には一時▲520円安まで下落しています。最後はやや戻したものの、焼け石に水だったようです。
ちなみに、終値で22,000円割れは4月17日以来の約2カ月半ぶりでした。また、終値で▲2%以上の下落は3月23日(終値▲4.5%)となる3カ月強ぶりのことです。
なお、TOPIXも同じような値動きとなって大幅下落で引けました。
東証マザーズ総合指数は大幅反落、売買代金は3日ぶり1,000億円を上回る
東証マザーズの出来高は4,933万株、売買代金は1,031億円となりました。出来高は先週末より減少しましたが、売買代金は増加しています。
メルカリ(4385)やZUU(4387)などの売買代金が全体を牽引する傾向は終わりましたが、大型株式市場同様に利益確定売りや投げ売りが多く出たと見られます。売買代金は3日ぶりに1,000億円を上回りました。
また、総合指数も▲3%超安の大幅反落となりました。1,100ポイント回復が遠のくだけでなく、1,000ポイント割れも懸念される状況と言えましょう。
日産自動車やホンダなど自動車株が大幅下落、ソフトバンクGは小幅上昇の逆行高
個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)やファナック(6954)など主力値嵩株が総じて大幅安となり、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も▲4%超安の大幅下落でした。
また、資生堂(4911)とキッコーマン(2801)がいずれも▲6%超安の急落となり、花王(4452)や塩野義製薬(4507)など内需関連やディフェンシブ銘柄も軒並み大幅安で引けています。
その他では、貿易摩擦問題の懸念が大きい自動車関連銘柄が総じて売られ、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)、SUBARU(7270)、ブリヂストン(5108)などが年初来安値を更新したのが目を引きました。
一方、全面安に近い主力値嵩株の中でソフトバンクグループ(9984)が唯一の逆行高となりました。また、安川電機(6506)もわずかに上昇し、ソニー(6758)は取引時間中に年初来高値を更新しています(終値は大幅安)。
その他では、全面安に近いハイテク株で富士通(6702)や村田製作所(6981)が値を上げたのが注目を集めました。
新興市場では、大幅下落となる銘柄が相次ぐ中で、ZUU(4387)が急騰し高値更新となり、メルカリ(4385)も小幅反発となりました。一方、そーせいグループ(4565)が急落して年初来安値を更新し、手間いらず(2477)やユナイテッド(2497)も安値を付けています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日経平均は反落、422.06円安の38,220.85円で取引終了…堅調な米景気がもたらす「ハイテク株安」のリスク【11月18日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月18日 18時0分
-
日経平均は反落、主力株が軟調 トランプ・トレード一巡後の利益確定売りも
ロイター / 2024年11月18日 16時2分
-
日経平均は3日ぶり反落、トランプ警戒が継続 半導体弱い
ロイター / 2024年11月12日 16時12分
-
日経平均は大幅続伸、1,005.77円高の「39,480.67円」で取引終了…米大統領選はトランプ氏優勢で「トランプトレード」が加速か【11月6日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月6日 17時45分
-
日経平均、691.61円高の「38,605.53円」で取引終了…〈与党過半数割れ〉で下落スタートも“大幅高”のワケ【10月28日の国内株式市場概況】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月28日 17時15分
ランキング
-
1日経平均株価が再度上昇するのはいつになるのか すでに「日柄調整という悪材料」は織り込んだ
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 9時30分
-
2関西財界訪中団、邦人の安全確保に懸念 短期ビザ免除再開に期待も 投資意欲は持続
産経ニュース / 2024年11月25日 18時19分
-
3さようなら「サトーココノカドー」52年の歴史に幕 クレしん“聖地”まだまだ激変か? 街の人からは惜しむ声
乗りものニュース / 2024年11月25日 17時12分
-
4スエズ運河の船舶通過激減 パナマも、供給網負担重く
共同通信 / 2024年11月25日 16時29分
-
5災害に備えて家に食料を蓄えていますが、出先の対策が全くできていません…。普段から何を持ち歩けばよいでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月24日 3時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください