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女性の転職、面接時の服装の悩みって?

LIMO / 2018年7月10日 17時25分

女性の転職、面接時の服装の悩みって?

女性の転職、面接時の服装の悩みって?

オフィスに広がるカジュアルウェア、服装自由のトレンド

変わりつつある職場の「服装規定」

このところ、オフィスでの服装に関する話題を目にすることが多くなりました。たとえば、伊藤忠や丸紅などの大手総合商社では服装規定の見直しが広がっています。また今年5月には、兵庫県西宮市の職員採用面接が「服装自由」になったというニュースもありました。

しかし、西宮市の場合は、昨年「スーツ不可、普段着で」という条件を出したものの、「普段着の定義があいまい」「かえって面倒」などの声があり、今年はスーツを含む「服装自由」になったと報じられています。

このように、オフィスの「服装自由」はトレンドになりつつありますが、一方でどの程度なら許されるのかよくわからず、かえって不安になることもあるでしょう。新卒採用の場合はリクルートスーツでいいですが、転職の場合、服装の選択肢が多い女性にとっては特に悩みどころかもしれません。

では、女性が転職活動をする際、面接は「服装自由で」と言われたら、どんなポイントに配慮すればいいのでしょうか。

なぜ採用する側は「服装自由」とするのか?

そもそも、あえて「服装自由」と指定する企業側にはどんな意図があるのでしょうか。まず考えられるのは、以下の2点です。

ラフな格好で仕事をする職種なので気を遣わないでもOK

どういう服装を選ぶかでファッションセンスを見たい

面接先がどちらの意図であるかは、職種によってある程度推測することができるでしょう。

たとえば、IT企業の開発職など社内での作業が多い職種は、ジーンズを含むカジュアル度の高いスタイルで仕事をするケースが多いようです。こうした職種の場合、企業側の意図は「服装で合否は判断しません」ということである可能性が高いと言えます。

このような場合はスーツもありですが、スーツ以外の服装で臨もうと考えるなら、求人情報や企業サイトに掲載されている、その企業に勤務する女性社員の服装をチェックし、それよりもやや堅いテイストのオフィスカジュアルを選択すれば失礼にはならないでしょう。

一方、アパレルや建築関連などのデザイナー、営業といった職種になると、服装から仕事に必要なセンスの有無を判断されるという可能性もあります。

こうした場合は、その企業に勤務する女性社員の服装だけでなく、アパレル関連であればショップスタッフのファッションや商品が掲載されているカタログなどを参考にして似たテイストの服装を選択すると、面接でよりよい印象を与えることが期待できるでしょう。

面接で服装自由と言われたときに役立つのは?

とはいえ、受ける面接ごとに服を用意するのは経済的とは言えませんよね。そういうときは、一般的な職種に応募することを前提に選んだ「スーツ」と「オフィスカジュアル」の2パターンを用意しておき、面接を受ける企業によってどちらかを選択するのも一つの手です。

まず、女性が転職活動のためにスーツを新調する場合は、堅すぎないデザインで、通勤や普段の仕事にも使えるものを選ぶとよいでしょう。たとえ面接で着る機会がなかったとしても、転職後の職場で着用することもあるはずです。

一方のオフィスカジュアルの基本は、「オフィスにいても違和感がない」「お客様の前に出ても失礼にならない」服装です。一般的には、ベーシックな色のトップスに、ジャケットかカーディガンを合わせ、シンプルなデザインのスカートかパンツとパンプスを着用、といったところでしょうか。

また、スーツとオフィスカジュアルのどちらを着用したらよいか迷うこともあると思います。大まかには、一般企業や制服があるような職場においてはスーツ、ラフなファッションで仕事をすることが多いIT系の開発職などではオフィスカジュアルがよさそうです。

靴や鞄もチェックされている?

女性の転職活動では、服装だけではなく靴や鞄にも配慮することが必要です。普段履いている靴や、持っているバッグではラフすぎて良くないのでは…と悩む人もいるでしょう。

靴はダークな色のパンプスが最も無難。スーツなら濃いめの色、オフィスカジュアルならベーシックな色と、落ち着いた色味の服装を選択することが多いですから、それらに合うパンプスを一つ用意しておくとよいでしょう。

また、面接では清潔感のある印象を与えることも大切です。靴が汚いと全体が台無しになるので、出かける前に靴に汚れがないかをきちんと確認しておきたいものです。

そして意外と見落としがちなのがバッグ。女性のバッグのデザインは実に多種多様です。どういうものを面接に持っていけばいいのか迷うところですが、基本としては「色味はダーク系」「A4サイズが収納できる」「派手すぎない形」がポイントになるでしょう。

ブランド物やアクセントが目立つ鞄は、「自己主張が激しいのではないか?」という印象を相手に与えかねないので、転職活動においては避けたほうが無難と言えます。

まとめ

いかがでしたか。女性の場合はファッションの選択肢が広いぶん、転職の面接に何を着ていくか悩むことが多いと思いますが、やはり「ビジネスの場にふさわしいか」「相手に失礼にならないか」ということが大きなポイントとなります。また、清潔感を心がけることも忘れずにいたいですね。

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